2009/07/19
日本の大企業経営者の資質について
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年7月19日 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ ドクター国松の「日本の国はここがおかしい」 第93号 ◆◆◆
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-テーマ-
日本の国は何故だめなのか
--本日のテーマ-- 日本の大企業経営者の資質について
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◆今年に入り大企業による増資ラッシュが続いている。
三井住友、三菱UFJ、みずほ等の銀行、野村、大和等の証券会社等の金
融機関以外に、東芝やNEC、全日空といった大企業が増資により、数千
億円単位の資金調達を行った。トヨタやソニーも社債発行で同様の資金調
達をおこなっている。
◆いずれも、名目はともかくとして、今回の不況による業績悪化対策であるこ
とは否定できない。
◆1989年のバブル崩壊から、20年もたって、まだ同じ失敗をしている日本企業
の経営者に能力などというものがあるのか疑問に思わざるをえない。
今度こそ、日本企業の復活を期待できればいいのだが。
◆昔、日本は政治は三流だが、経済は一流といわれたが、それは幻想である。
◆経済もせいぜい二流がいいとこである。
◆日本の大企業は国内市場より、海外での市場を多く相手にしている。この意
味では、海外の企業と全く条件は同じである。
◆ところが、その結果は大敗北である。日本企業の世界的地位は、自動車産業
のような一部の例外を除き、大幅に低下してしまった。
◆これは、経営者や幹部の無能に帰すべきものであり、日立やNECの現状が
まさに日本の大企業の典型的症状である。
◆日本の企業は従業員は一流だが、経営者と幹部は三流というのが実態であり、
それで何とか二流を維持してきたのである。しかし、環境が急変する状況で
は経営に占める経営者の役割が大きくなり、結果無能な経営者の多い日本企
業の地位が低下した、というのが現実である。
◆なぜ、日本の大企業の経営者は無能な者が多いのか、(言い換えれば、何故
日本の経営者はサルまねでない、独自の経営ビジョンをうちだせないのか)
◆その理由は簡単である。日本の経営者や幹部のほとんどが、自分の属する今
の企業以外の経験をもたないからである。
◆こと経営責任者に限れば、その会社に入社し、その会社の中だけで出世して
きた者より、アメリカのように、いろんな企業を渡り歩き、豊富な経験を有
する者の方が有能である確率は高い。
◆せっかく集めた資金を有効に使い、出資者や社会に還元するためには、経営
者の登用システムを変更することが必要である。
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