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敗戦の廃墟から、世界一の経済大国になり、あっというまにアジアの落ちこぼれに転落した日本国。ジェットコースター人生を絵に書いたような日本国。私達が年老いた時に野垂れ死にしなくてもいいように、どこがおかしいのかじっくりと診察してみましょう。

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2009/06/06

小泉改革とは何だったのか

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◆◆◆  ドクター国松の「日本の国はここがおかしい」  第84号  ◆◆◆
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                −テーマ−
         どうすれば日本は復活できるのか
           
    --本日のテーマ-- 小泉改革とは何だったのか
            
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◆一時、小泉チルドレンの代表のように扱われた杉村太蔵氏が衆議院への出馬
 を断念した。

◆郵政選挙を掲げ選挙に大勝した小泉自民党。しかし、小泉が引退を表明した
 後、自民党は小泉が国民に掲げた政策について、何の未練もないかのように、
 その方針を次々と変更している。

◆郵政改革や、財政再建、構造改革、それが正しいか否かはこの際おくとして、
 これらはすべて、小泉自民党が国民に約束し、その結果自民党は今の議席を
 獲得することに成功した。

◆しかし、小泉は自分の公約が何一つ完全に実現しないまに、政権の座からお
 りた。これは安倍や福田と同様の無責任な政権投げ出し以外の何でもない。

◆結局のところ、小泉にとって重要だったのは、息子に後を継がせることだけ
 であった。

◆小泉フィーバーは今から考えれば、追い詰められ未来が展望できない日本国
 民の一種のヒステリーであった。

◆郵政改革という、それほど緊急でもない政治課題の二者選択というマジック
 を見せ、不安にかられた国民に偽りの光明を抱かせたものである。

◆誰も本気で実現する気がなかったことは、現在同じ自民党政権によって、小
 泉の改革がことごとく否定され、これに対し小泉自身も何ら効果的な手をう
 たないことを見てもわかる。

◆それに踊らされた、杉村に代表される小泉チルドレンも犠牲者であるが、最
 大の犠牲者は国民である。

◆小泉改革に国民の期待した政治改革や官僚改革はすべて骨抜きにされ、残っ
 たのは、国民負担の増加だけである。

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