サンスクリット原典で、読んで、学んで、深めるヨーガ!創刊号
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
sarve bhavantu sukhinaH sarve santu niraamayaaH |
sarve bhadraaNi pazyantu maa kazcidduHkhabhaagbhavet ||
sarvaH taratu durgaaNi sarvo bhadraaNi pazyatu |
sarvaH kaamaan avaapnotu sarvaH sarvatra nandatu ||
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
サンスクリット原典で、読んで、学んで、深めるヨーガ!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 創刊号 ◇◆
目次
◎ ごあいさつ
◎ ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 名称解説
◎ 編集後記
=◎ ごあいさつ ==========================
こんにちは。
「サンスクリット原典で、読んで、学んで、深めるヨーガ!」
の発行者、誠と申します。
私は既に「サンスクリット原典で読み解く「ヨーガ・スートラ」!」
というメルマガを発行していまして、こちらはその姉妹マガジンとして
新たに発行させていただく運びとなりました。
このマガジンからお読みいただく方には、はじめまして、ですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
「ヨーガ・スートラ!」の読者さまにはお分かりいただけると思いますが、
元々はヨーガ・スートラ解説を2年間で終了して、それからハタヨーガの
原典解説に入る予定でした。
ところが、ハタヨーガの原典解説のご要望も多く、またラージャヨーガの
聖典であるヨーガスートラを補完するという実践的な観点も鑑みて
ヨーガスートラと並行してハタヨーガの解説もしたいと思うように
なり、ヨーガスートラ解説の終了を待たずにこちらと並行して
発行することにしました。
私自身、執筆の気分転換の意味も、もちろんあります(笑)。
今回もメルマガのネーミングには苦労しましたが、ちょっと
語呂合わせ的に調子を良くしてみました。前回同様、内容が地味なために、
少しでも目立つように、景気づけに最後に「!」をつけています(笑)。
◆ 執筆の立場
「ヨーガ・スートラ!」と同様、このマガジンでも、私の執筆の立場は、
原典の翻訳が目的ではなく、読者さまに直接原典に参入していただく
きっかけをお作りする役目に徹したいと考えています。
もちろん、便宜的な形での訳は挙げていきますので、さらりと訳に
目を通して原典の内容を把握したい方から、原典に直接あたってご自分で
内容を吟味したい方まで、幅広くご活用いただけるように工夫をしていく
所存です。
「ヨーガ・スートラ!」ではコラムや解説でかなり懇切丁寧な(?)
内容となっていますが、こちらはすでにある程度ヨーガを学ばれている方で、
ご自身でさらに実践を深めていきたい方を想定して、あまり詳しい解説など
をせずに、訳も直訳で、ご自身で原典に接していただく内容としたい
と思います。
例えば、通常ハタヨーガの情報では、アーサナの手順が事細かに
書いてあったり、また図版や写真が掲載してあるものがほとんどです。
ところが、その手順や完成ポーズに、その解説する方の主観や解釈が
入っていると考えてよいのですね。
ヨーガの実践では、体の使い方、意識の持ちようの、ほんのちょっとの
違いが、得られる結果の大きな違いになってくると思います。
原典の記述は簡潔なことが多いですので、どのようなプロセスで
完成ポーズに至るか、また完成ポーズの細かい部分を書いていないことが
多いのです。
そして、その手順や完成形を、言われるままに実行するだけでなく、
問題意識を持ちながら、細かく様々に自分の身心で試して吟味すること
そのものが、初心の段階を離れてヨーガの実践を深めていく過程でも
あると思います。
日本の芸事では「守・破・離」ということを言いますが、
ヨーガの実践でも、高い境地に至るには、まず先生の教えを頑なに守って
実践していく段階から、そこを超えて、自分自身の体と頭で考え、自分で
納得の行く体系を作り上げる段階を経る必要があると思います。
(この言葉には、現在ヨーガの世界では「守」の段階を経ずに、初めから
「破」の段階、はたまた「離」の段階さえ(笑)をも志向してしまう方が
多いことに対する揶揄も含んで いますことをお見逃しなく(笑)。
「ヨーガ・スートラ!」では、ヨーガスートラに説かれていること、
また反対に説かれていないことにも意識を向けることが、より深い
読み解きに重要なことと書きましたが、私の記述にもそのような意味を
持たせていますことを読み取っていただけましたらと思います。
こちらのマガジンは創刊号ですので、改めて書かずもがなのことを
書かせていただきました)
そしてその際に、単に自己満足の世界に陥ることを避けるために必要
なのは、一見「破」の精神とは矛盾するようですが、やはり「温故知新」、
つまり先人の言葉に耳を傾けつつ、それを消化しながら自身の言葉に
置き換えていく作業だと思うのです。
その点ではこのマガジンは、教室で学ぶヨーガ学習を「守」する段階から、
「破」する段階に至った方が、古典、また聖典が説くところに立ち返って、
さらに自身の実践を深め、広めるのにご活用いただくマガジンと言えます。
ですので、「ヨーガ・スートラ!」同様、人から与えられる情報、実践に
飽き足らなくなった方に、ご自身でご実践を深める足がかりとして
いただくべく、あちらのマガジンよりもさらに素っ気無い版(笑)に
したいと考えています。
◆ 解説する原典
解説する原典の予定としましては、まずハタヨーガの聖典
「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」から始まり、
「ゲーランダ・サンヒター」「シヴァ・サンヒター」などのハタヨーガ系の
聖典、さらに「シャット・チャクラ・ニルーパナ」など、いわゆる
タントラ文献に引き続けていきたいと考えています。
◆ 内容・体裁・発行頻度
内容としましては、「ヨーガ・スートラ!」と同様、部分の抜粋はせずに、
あくまで全文を漏らさず解説していくこととします。
これだと手間と時間もかかるのですが、やはりどの部分を抜粋するか、
という選択そのものに、抜粋する側の解釈が入ってしまうと言えます。
「ヨーガ・スートラ!」でも書きましたが、聖典というものは、あくまで
全体として考究していくこと、部分を読み解くのでも、常に全体との関わり
を読み解いていくことが肝要と考えていますので、面倒なようでも、
あまり意味のなさそうな部分でも(?)飛ばさずに、全文をご紹介していく
こととしたいと考えています。
発行の体裁につきましては、あくまで簡潔に(笑)したいと考えています。
例えば、時候の挨拶とか、編集後記をその都度書くとか、あまり体裁を気に
して発行が面倒くさくなってしまうよりは、簡潔に、長く続けていきたいと
考えています。
発行頻度は「適当」(笑)とさせていただこうと思います。
毎日一節か二節のペースですと、ひとつの聖典が一年以内に終わりますし、
一週間に一節の頻度なら、ひとつの聖典に七年かかります(笑)。
ファンレターなど多くいただけますと、発行頻度が上がります(笑)ので、
ご意見やご感想など、奮ってお便りをいただけますようお願いいたします。
◆ 特徴 − 音声付き
本文には、「ヨーガ・スートラ!」同様、リンク先のホームページで
音声も聴けるように構成していきます。
そちらに既に書きましたが、インドの聖典は耳で聴いて、または口で
唱えて調子が良いように、意味の面に加えて音の工夫もしてあります。
ですので、意味の面にプラスして、音の面からも聖典を吟味したい方にも
ご活用いただけるように、という親切心(笑)です。
ヨーガスートラの音声は、CDなどでも比較的容易に入手できますが、
ハタヨーガ文献を音声化したものは、おそらくインドをはじめ、世界でも
稀ではないかと思います。
その点では「ヨーガ・スートラ!」以上に貴重なメルマガがまたひとつ
わが国に増えることになります(笑)。
最後に、「ヨーガ・スートラ!」でも書きましたが、
「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」では、ハタヨーガはラージャヨーガの
実践を前提としている、という考え方をしています。
(ハタヨーガとラージャヨーガとの関係についてのバックナンバー
http://archive.mag2.com/0000235863/20070607085000000.html?start=60)
ですので、「ヨーガ・スートラ!」をまだお読みでない方は、ぜひ
そちらをお読みいただき(現在2章の途中まで解説しています)、
こちらと並行して読んでいただけましたらと思います。
=◎ ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 名称解説 ===========
さて、前置きはこれぐらいにしまして、さっそく解説に入りたいと
思います。
今号は本文に入る前に、まず表題の
「haThayogapradiipikaa ハタヨーガプラディーピカー」という名前の解説
をしてみたいと思います。
「haTha ハタ」というのは、すでに「ヨーガ・スートラ!」で触れましたが、
「力、暴力、圧迫、強奪、頑固」などという意味です。
「yoga ヨーガ」は「ヨーガ・スートラ!」でも縷々解説していますので、
あえて「ヨーガ」としておきたいと思いますが、「ハタ・ヨーガ」という
名前そのもので現在流布していますので、全体で「ハタ・ヨーガ」と
そのまま表記したいと思います。
「pradiipikaa プラディーピカー」は、「小さな灯り」という意味と、
また「解説、注釈」などの意味があり、全体を直訳すると
「ハタ・ヨーガの灯り」と詩的に(?)捉えることもできますし、
また「ハタ・ヨーガ解説、ハタヨーガの注釈」と、素っ気無く(笑)
採ることもできます。
「ヨーガ・スートラ!」で触れましたように、サンスクリットはひとつの
単語が重層的な意味を持っており、このように色々な採り方ができるのが
サンスクリットの難しいところでもあり、また奥深く面白いところでも
あるのです。
ただ、本文の内容に関しましては、ヨーガスートラの記述が非常に簡潔で、
意味の採り方で解釈にずいぶんと幅が出てしまうのに対して、こちらは
記述に文法的な脈絡がしっかりとあるため、意味の把握は比較的楽、
と言い添えておきたいと思います。
しかし、文法的に読み解くことは楽ですが、記述が簡潔な分、その行間に
込められた実践的な意味には非常に奥の深いものがあるとも言え、
文法的に意味を読み取ったところを出発点として、そこに込められた
実践的な意味を読み込み、読み解き、自身の実践に反映していく作業が、
個々人の腕の見せどころ(?)とも言えます。
前置きが長くなりましたので、今号では名称の解説のみに留め、次号から
本文を見ていきたいと思います。
なお、このメルマガでは、どの聖典がいつごろ成立したのか、などの
考証はしないでおきたいと思います。元々インドの著作は、歴史的に
成立年代を問題にされることがほとんどなかったのですね。
これは聖典の内容は神々から伝わってきたもの、という考え方が主流な
ためです。ですので、このマガジンはあくまで実践目的ということで、
時代考証などの面倒くさいことは(笑)棚上げにしておきたいと思います。
=◎ 編集後記 ===========================
今までご要望の高かったハタヨーガ解説を、ヨーガスートラ解説の終了を
待たずに推し進めていく運びとなりました。
両方の読み進みが相俟って、ヨーガのご理解と実践に相乗効果を
生んでいただけることを願っています。また、私自身もこれを機に、
気持ちも新たに発行を続けてみたいと考えています。
次号からは本文の解説になります。今号では発行の趣旨を
書きましたために比較的長くなりましたが、
(これでも「ヨーガ・スートラ!」の平均の半分ぐらいなのですが(笑))
次号からは本文解説のみの、短い内容になるかと思います。
「サンスクリット原典で読み解く「ヨーガ・スートラ」!」をまだご存知で
いらっしゃらない方は、ぜひこの機会にバックナンバーをご覧いただき
またご登録をいただいて、こちらと併せてお読みいただけましたら
よりこちらのマガジンの理解も進むと思います。
また「ヨーガ・スートラ!」をご存知の方は、こちらもご登録いただき
お読みいただけましたら、「ヨーガ・スートラ!」の理解も進めて
いただけると思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(創刊号 完)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
サンスクリット原典で、読んで、学んで、深めるヨーガ!
発行者 誠 s-tadao@rio.odn.ne.jp
◎ メルマガ「サンスクリット原典で読み解く「ヨーガ・スートラ」!」
http://www.mag2.com/m/0000235863.html
◎ 発行者ホームページ 「実用サンスクリット学習講座!」
http://sanskrit.rakurakuhp.net/
◎ ホームページ連携音声ブログ「実用サンスクリット学習講座!音声編」
http://samskrita.seesaa.net/
◎ 発行システム『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)