2009/09/04
【平野貞夫の国づくり人づくり政治講座】第27号 2009年9月4日発行
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平野貞夫の国づくり人づくり政治講座 第27号 2009年9月4日発行
筆者 : 土佐南学会代表 平野貞夫
発行 : 一般財団法人 国づくり人づくり財団
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◇◆ 宇宙的地球時代 共尊共生の世紀へ ◇◆
◆◇ 第5回 夢・地球交響博 ~国づくり人づくりの祭典~ ◆◇
日時 2009年10月3日(土)10:30~21:00
場所 第1部 基町クレド 11F NTTクレドホール
第2部 リーガロイヤルホテル広島 3F ロイヤルホール
★過去開催分のプレビュービデオが公開されています。
⇒詳しくはこちら http://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/expo/
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《『政(まつりごと)の心』を求めて》 ― 日本の議会政治の反省(6) ―
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八月三十日に行われた第45回衆院総選挙は、大方のマスコミ世論調査のとおり、
与党自民党が再生不能と思われる惨敗となった。総選挙の結果は、民主党308
人、自民党119人、公明党21人、共産党9人、社民党7人、国民新党3人、
みんなの党5人、新党日本1人、無所属6人(八月三十一日朝日朝刊)というこ
とである。
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『 自民党が崩壊した理由 』
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自民党は政党として崩壊寸前といえる。何故、こうなったのか。それを証明する
資料が手元にある。八月三十日の投票日当日、各新聞に自民党が出した広告であ
る。その中には「景気を後退させ、日本経済を壊してはいけない」「バラマキ政
策で、子供たちにツケを残してはいけない」「偏った教育の日教組に、子供たち
の将来を任せてはいけない」「特定の労働組合の思想に従う“偏った政策を許し
てはいけない”」「信念なき安保政策で、国民の生命を危機にさらしてはいけな
い」というものがあった。
私は、昭和35年頃から平成4年頃まで33年間、衆院事務局に勤務していた。
自社五五年体制で自民党の政権が独占的に続いていた時期であり、実質的に自民
党の政治運営や政策立案の仕事、手伝いをやっていた。その後、自民党参院議員
となり、米ソ冷戦終結後の新しい資本主義社会に日本が適用して存立できるよう、
自民党を改革すべく政治活動を行ってきた。
しかし、自民党の守旧派の人々が既得権をもって自分たちだけの利権と権勢を続
けようとする為、平成5年に自民党を離れた経緯があり、自民党が何故崩壊した
かを知っている。
まず、「景気を後退させ、日本経済を壊したのは誰か」自民党の政治運営や政策
選択がこの十年間、壊し続けたことを説明する必要はなかろう。「バラマキ政策
で、子供たちにツケを残したのは誰か」間違いなくこれも自民党である。小泉政
権で構造改革と称して社会保障費を削ったが、増やした赤字国債は二百兆円を越
えている。「日教組を悪者」にし教育利権を漁り教育を劣化させたのは、自民党
の文教族だったことを忘れたのか。
「特定の労組の偏った政策を許してきた」のは、自民党だったことは誰も知って
いることだ。「信念なき安保政策」とは自民党の看板であった。
どうして投票日当日、こんな広告を巨額な資金を使って行ったのが、どう考えて
も理解できない。全て自民党の責任で、このような日本にしたことを反省もなく、
民主党のせいとばかりネガティブ・キャンペーンをやろうとする発想に、自民党
崩壊の原因がある。これに気がつかないところに問題がある。
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『 権力の行使には謙虚さが必要となる 』
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自民党という政党は、昭和三十年代から五十年代にかけて、金権体質や官僚体質
などさまざまな問題を抱えながら、それでも国民全体のことを考えた政治を行っ
ていた。私はこの時代に明治生まれの自民党の長老たちに指導を受けて育った。
いま思い出すのは、この長老たちの政治に対する考え方である。この人たちは昭
和五十年代にほとんど死去していくが、常に自分を超えて人々のこと全体にこと
を考えていた。
昭和四八年から五一年まで、衆院議長に就任した前尾繁三郎先生は、議長秘書の
私に池田勇人政権の自民党幹事長時代の話をしてくれた。「与党の幹事長と言う
立場は、国会全体、与野党全体の幹事長という考え方で仕事にあたらないと国は
治まらない。その気持ちがあると、野党は協力してくれる」というものだ。
国会での多数決には常に限界と条件がある。そのため多数決で決めた権力の行使
には謙虚さが必要となる。自民党の崩壊は、この謙虚さを失ったことに根本原因
がある。
さて、308人という歴史的勝利を得て政権交代を実現した民主党が、権力の行
使において、真の謙虚さを持つことができるか。これがこれからの課題である。
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◇【寄稿連載】国際問題アナリスト 藤井厳喜 第12回
『 民主党政権と無制限戦争の時代 』
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◇ 江戸に学ぶエコな智慧
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◇【人間づくりブログ】「心」の正体 その(2)
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