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2008/04/17

【金融機関が顧客に読ませたくない資産運用のノウハウ vol.004】投資信託商品化の歴史とその流れを知る

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★ 金融機関が顧客に読ませたくない資産運用のノウハウ ★
                                                 第4号 2008/04/17
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 なぜ資産運用に投資信託が活用できるのか本気で考えたことはありますか?

 投資信託5つのメリットとは?

 http://fund.value-management.jp/





投資信託の設定の傾向は、戦後証券会社の集金システムの役割の

時代を経て1998年の橋本政権下の日本版金融ビッグバンの時代に

全体として本数を少なくして旗艦ファンドを作る時代に突入しました。

その代表例が野村證券が1兆円を集めた”野村戦略ファンド”でした。


投資信託がなぜ証券会社の集金システムになるかというと、

販売時の販売手数料、その資産を預かるだけで毎年得られる信託報酬が

得られるからです。



この野村戦略ファンドの場合、販売手数料は3%、信託報酬は1.9%ですから

下記のようになります。

販売時 1兆円×3%=300億円

信託報酬(毎年) 1兆円(ただし資産残高)×1.9%=190億円






 投資信託新規設定の動向(出所:モーニングスター)

 http://www.morningstar.co.jp/fund/anl_view/08_2q/0414.htm






しかし野村戦略ファンドは、結果としてグローバルソブリンファンドに負けました。

長く続いている低金利時代から脱却したいという日本人には、高金利通貨債券を

基本とした商品を好むという特性があったからです。



そして現在、あれほど毎月分配型を否定していた野村證券が、

毎月分配型投信の新規設定のトップランナーとなっています。



まさに時代の流れで、

投資信託はまた戦後の金融機関の集金システムに回帰したようです。




現在の投資信託の設定は大きく分けて3つの傾向があると思います。

1. ポストグロソブ(グローバルソブリン)の流れ

5兆円のグロソブを1%移動させただけで500億円のファンドが

出来上がります。高金利通貨や高配当株式やバランス型の

毎月分配ファンドがそれにあたります。


2. 新興国への投資

資本市場が未発達な地域でも、経済の高成長を先取りするというのは、

今日本でお金を持っている層が日本の高度経済成長時代を生きてきた

人達ですからリアルな実感があるのではないでしょうか。


3. 同じような投資信託を手を変え品を変え何度も設定する

金融機関の販売現場の素人化はひどく、やはり新商品が出ましたよ

というセールストークはそれなりに強力なのではないでしょうか。



メガバンクブループの投資信託部にいたからわかるのですが、

そもそも投資信託の新規設定といってもその半年前くらいから

企画をしないとなりません。



証券会社の人が売れる投資信託を思いついて、

半年後に設定される投資信託が大体において相場のピーク

ということは傾向としてよくあることです。


個人金融資産1500兆円の囲い込み運動というか争奪戦が

投資家のライフプランとは全く関係ないところで

繰り広げられているということです。


投資信託のそれぞれの銘柄が、どのような背景で生まれ設定されて

いるのか、これを理解しているだけであなたの資産運用は

間違いなく変革できるのです。




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