2009/10/06
【環境ビジネス】 改正土壌汚染対策法で有利になる「原位置浄化」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【環境ビジネス メールマガジン】 2009/10/06 改正土壌汚染対策法で有利になる「原位置浄化」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ───────────────────────────────―― ●今週のトピック 改正土壌汚染対策法で有利になる「原位置浄化」 各社が、浄化効率アップや新技術開発に動く! ───────────────────────────────―― 来年4月までに改正される土壌汚染対策法に向けて、 各社で新技術の開発と土壌汚染対策事業の強化が進められています。 9月に東京ビッグサイトで開催された 「2009土壌・地下水浄化技術展」には2万2748人が来場。 土壌浄化技術に対する関心が高まっており、 その中でも特に、「原位置浄化(オンサイト処理)」に注目が集まっています。 2003年2月に施行された現行の土壌汚染対策法では、 自主的調査による土壌汚染の確認件数が増加しているにも関わらず、 それに対する公表義務や対策の規定がないことや、 汚染状況や健康への影響を考慮せずに高コストの掘削除去を実施してきた点、 汚染土壌の不法投棄などが、問題となっていました。 そのため、改正土壌汚染対策法では、 調査対象や報告義務の拡大などが盛り込まれ、規制が厳しくなる見込みです。 これにより、有利になると考えられているのが「原位置浄化」。 原位置浄化は、掘削除去に比べて浄化に時間がかかるものの、 低コストで、汚染土壌を搬出せずその場で浄化できるというメリットがあり、 各社はこぞって技術開発に乗り出しています。 例えば、竹中工務店と子会社の竹中土木は、 洗浄剤を地中で循環させて汚染物質と一緒に汲み上げ、回収する 「原位置フラッシング工法」を開発。 洗浄剤に、従来の界面活性剤に加えて酸化剤を用い、分解効率を向上させました。 また、JFEミネラルが、従来品の2倍以上の分解速度を持つ VOC分解用鉄粉を開発・販売するなど、 原位置浄化の課題となっている 「浄化スピード」の向上に向けた開発が加速しています。 その他、ADEKA総合設備やパナソニック環境が、 従来は搬出が必要だった揮発性塩素系化合物による汚染土壌について、 微生物を活用した原位置浄化の確立を目指すなど、 新技術の開発にも今後ますます注目が集まりそうです。 ▼関連情報 土壌汚染対策の融資制度 → http://www.kankyo-business.jp/soil/soil_loan.html ────────── ●先週の更新情報 ────────── 太陽光発電の新たな買取制度 → http://www.kankyo-business.jp/solar/feedintariff.html 環境ランキング → http://www.kankyo-business.jp/ranking/index.html アスベスト対策の融資制度 → http://www.kankyo-business.jp/asbestos/asbestos_loan.html ----------------------------------------------------------- 今後も皆様に役立つ情報を提供いたします。 「こんな情報がほしい」、「こんな記事が読みたい」という ご要望がありましたら、下記のメールアドレスに送信下さい。 ----------------------------------------------------------- 月刊『環境ビジネス』 http://www.kankyo-business.jp/ 毎月26日、全国有力書店で発売 1200円(税込) 発行:株式会社 日本ビジネス出版 ◆ご意見・ご感想 support@kankyo-business.jp


