2009/09/15
【環境ビジネス】 スマートグリッドで日本風力開発と日立が業務提携
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【環境ビジネス メールマガジン】 2009/09/15 スマートグリッドで日本風力開発と日立が業務提携 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─────────────────────────────―─― 紀伊國屋書店 新宿南店にて【排出量取引フェア】開催中!(10/15まで) 2020年までに温室効果ガスの排出を1990年比25%削減するのは可能か? 月刊「環境ビジネス」2009年9月号 「排出量取引」特集号も好評発売中! ─────────────────────────────―─― ───────────────────────────────―― ●今週のトピック1 世界的に注目されるスマートグリッド関連技術 事業化に向けて、日本風力開発と日立が業務提携 ───────────────────────────────―― 日本風力開発は、9月7日、日立製作所と 風力発電事業を中心とした新エネルギーの取り組みについて 業務提携したと発表しました。 両社は、次世代送電網「スマートグリッド」のシステム開発で協力し、 効果的な事業化を推進していく方針です。 日本風力開発は、2009年5月より青森県六ヶ所村で、世界初となる 大容量蓄電池併設型風力発電所の実証運転を開始しています。 安定的な発電が難しい風力発電において、電力を蓄電し、効率よく送電する 蓄電制御技術は、スマートグリッド分野でも注目されています。 同社は、自社の蓄電制御技術を生かすとともに、 家庭の電力使用量を管理、制御するIT技術を持つベンチャー企業を買収し、 スマートグリッドのシステム開発にも着手しています。 一方、日立製作所は、今年5月に 再生可能エネルギーやスマートグリッド分野関連事業を 日立グループ全体で推進・拡大していくと発表。 NEDOが2010年度から日米共同で実施する ニューメキシコ州のスマートグリッドの実証研究プロジェクトに 東芝など国内十数社と共同で参画することが決まっています。 米オバマ政権がグリーンニューディール政策のコア事業として、 110億ドルを投じると発表し、一躍注目を集めたスマートグリッド。 すでに安定した送電網が整備されている日本ですが、 住宅用太陽光発電システムの大規模な導入目標の実現や、 マイクログリッドなどの系統安定化策として、 日本版スマートグリッドの導入が不可欠といわれています。 国内でも早めの対策が急務とされるなか、 グローバルな戦略も見据えながら、 企業連携や買収なども加速し、開発競争が本格化しそうです。 ▼関連情報 月刊「環境ビジネス」2009年10月号 日本版スマートグリッド → http://www.kankyo-business.jp/magazine2009/200910.html スマートグリッドとは? → http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html ――――――――――――――――――――――――――――――――― ●今週のトピック2 昭和シェル、日立プラズマの工場を買収し太陽電池の新工場を建設 太陽光発電事業強化への近道となるか? ───────────────────────────────―― 昭和シェルと子会社の昭和シェルソーラーは、 宮崎県にある日立プラズマディスプレイの宮崎工場を買収し CIS(化合物系)太陽電池の第3工場を建設すると発表しました。 投資額は約1,000億円で、工場の年産は900MW、2011年度の稼働を目指しています。 1工場の生産能力としては世界トップクラス。 拡大する太陽電池市場に対応するために、 第1、第2工場と合わせて、約1GWの年産体制を整備します。 同社は、中期経営ビジョン「EPOCH2010」で、新たなエネルギービジネスとして 太陽電池事業を強化する方針を示しています。 2014年度には、太陽電池事業を、 エコカーなどの台頭で縮小する石油事業に並ぶ事業に育成する考えです。 成長市場として注目される太陽光発電市場に、参入企業が相次いでいますが、 工場建設や技術開発、人員確保など、新規参入には莫大な投資が必要です。 そこで、昭和シェルが目を付けたのがプラズマパネル工場。 太陽電池とプラズマパネルは生産工程が似ていることから、 既にある製造設備や、従業員を引き継ぐことが可能です。 これにより、初期投資額を抑えるとともに、 技術を持つ人員を確保できるというメリットもあります。 一方の日立製作所も、収益改善に向けて、 プラズマディスプレイパネルの開発・生産を終了。 事業の見直しを行う中で、プラズマ工場の有効活用策として、 双方の思惑が一致したといえそうです。 ▼関連情報 月刊「環境ビジネス」2009年4月号 太陽光発電の価値 → http://www.kankyo-business.jp/magazine2009/200904.html 太陽光発電・太陽電池特集 → http://www.kankyo-business.jp/solar/index.html 太陽光発電・太陽電池ニュース → http://www.kankyo-business.jp/news/solar.html 太陽電池の種類 → http://www.kankyo-business.jp/solar/solar_type.html ────────── ●先週の更新情報 ────────── エコカー減税:適合車一覧 → http://www.kankyo-business.jp/topix/ecocar_topix_02.html リサイクル事業の補助金 → http://www.kankyo-business.jp/recycle/recycle_subsidy.html ----------------------------------------------------------- 来週のメールマガジン(9/22)については、 休業日につき、配信をお休みさせていただきます。 ----------------------------------------------------------- 今後も皆様に役立つ情報を提供いたします。 「こんな情報がほしい」、「こんな記事が読みたい」という ご要望がありましたら、下記のメールアドレスに送信下さい。 ----------------------------------------------------------- 月刊『環境ビジネス』 http://www.kankyo-business.jp/ 毎月26日、全国有力書店で発売 1200円(税込) 発行:株式会社 日本ビジネス出版 ◆ご意見・ご感想 support@kankyo-business.jp


