情処プロマネ対策 午後I強化塾 Vol.1「試験制度を理解する」
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┏━┓ 情報処理試験プロマネ対策 発行日:2008/03/13
┃ ┣┓ 午後I試験 強化塾
┗┳┛┃
┗━┛ 〜事例問題への対応力を強化します〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.1
発行者:テレコムリサーチ 佐藤(http://pm.tlcm.jp/)
(注)本稿は等幅フォントでの参照を前提として記載しています。罫線
などがずれて表示される場合は、ブラウザ及びビューアのフォン
トを等幅フォントに変更されることをお勧めします。
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│●メールマガジンの趣旨
└──────────────────────────────────
情報処理技術者試験プロジェクトマネージャの、午後I試験(事例
問題)への対応力をつけるためのメルマガです。
過去問題の解説や、問題を解くための学習方法について掲載します。
また、プロマネの基礎知識や、筆者造作の模擬試験なども掲載しま
す。午後I試験の強化を重点テーマとして考えていますが、試験全
般に関する話題も取り上げていきます。
単なる受験対策ではなく、受験対策そのものを楽しんで行えるよう
にしたいと考えています。
2008年度 秋のプロマネ試験にむけて情報発信していきます。
┌──────────────────────────────────
│●今回の目次
└──────────────────────────────────
(1)プロマネ試験の特徴を把握する
第1回 試験制度を理解する
(2)プロマネ基礎知識講座
第1回 プロジェクトマネジメントとは?(その1)
(3)編集後記
┌──────────────────────────────────
│(1)プロマネ試験の特徴を把握する
└┬────┬────────────────────────────
│第 1回│試験制度を理解する
└────┴────────────────────────────
試験に合格するためには、試験制度や特徴を理解することが重要で
す。特徴や前提条件を理解することで、心構えもつくし、勉強方法
を工夫することもできるからです。
今回は、第1回目なので、プロマネ試験の基本的な試験制度につい
て解説します。
●試験の特徴
プロマネ試験の試験制度ですが、午前、午後I試験、午後II試験
の3つにわかれていて、それぞれ出題形式や、出題範囲が異ってい
ます。以下にその特徴を示します。
・試験の特徴
┌────┬─────────┬─────┬────┐
│種別 │出題形式 │出題数 │制限時間│
├────┼─────────┼─────┼────┤
│午前 │マークシートによる│55問 │100分│
│ │四肢択一方式 │全問必須 │ │
├────┼─────────┼─────┼────┤
│午後I │記述式 │4問中 │ 90分│
│ │(字数制限あり) │3問を選択│ │
├────┼─────────┼─────┼────┤
│午後II│論述式 │3問中 │120分│
│ │(小論文、最低記述 │1問を選択│ │
│ │ 字数の制約あり) │ │ │
└────┴─────────┴─────┴────┘
午前試験はマークシートによる四択問題ですが、午後I試験は、記
述式、午後II試験は、小論文の形式になっています。無論、記述
式や論述式のほうが、対応が難しくなります。
受験するためには、論文の勉強をする必要があり、これが受験のハ
ードルを高くしている要因でもあります。
●出題形式
次に、出題範囲を見てみます。出題範囲は、午前と午後でわかれて
います。
・出題範囲
┌──┬───────────────────────────┐
│種別│出題範囲 及び技術レベル(*1) │
├──┼───────────────────────────┤
│午前│・コンピュータシステム(技術レベル2) │
│ │・システムの開発と運用(技術レベル3) │
│ │・セキュリティと標準化(技術レベル2) │
│ │・情報化と経営(技術レベル3) │
├──┼───────────────────────────┤
│午後│・プロジェクトの計画立案に関すること │
│ │ プロジェクトの目標・制約条件と運営方針の策定、工程 │
│ │ 計画、品質計画、予算の策定と実行計画、資源・工数・ │
│ │ 要員などの計画、調達計画、リスク分析とリスク対応計 │
│ │ 画、提案依頼(RFP)、プロジェクトの意思決定手順、関 │
│ │ 連法規・標準 など │
│ │ │
│ │・プロジェクトの運営・管理に関すること │
│ │ プロジェクトの管理技術と適用技術、要件と見積り、各 │
│ │ 種管理、リーダーシップ、要員育成など人的側面 など │
│ │ │
│ │・プロジェクトの評価に関すること │
│ │ プロジェクト評価手法と適用技術、取得データの分析と │
│ │ 評価、プロジェクト実績評価・分析 など │
└──┴───────────────────────────┘
(*1)技術レベルとは、出題する難易度を示しており、レベル3が
最も高度で、レベル3はレベル2と1を、レベル2はレベル
1を包含します。
引用:独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験セン
ター,情報処理技術者試験 出題範囲,2008年1月(一部抜粋)
午前は、教科書的な問題が多いのに比べて、午後は非常に実践的な
問題が出題されます。出題形式も記述式、論述式ですので、難易度
は高くなります。
午後の出題内容はプロジェクトの開始から終結までのすべての分野
に及んでいます。かなり広範囲なのですが、本メルマガの「プロマ
ネ基礎知識講座」では、体系立てて解説を行う予定です。また、範
囲が広いといっても、特定の出題傾向はあります。これについても、
本メルマガの「午後I試験対策講座」にて解説を行う予定です。
●合格基準、配点基準
最後に、合格基準について解説します。午前、午後I試験ともに、
スコアは200点〜800点で得点され、600点以上が合格となります。午
後II試験については、A〜Dの4段階で評価され、Aランクのみ
が合格となります。
・午後II試験の評価ランク
┌─────┬───────────────────┬───┐
│評価ランク│内容 │合否 │
├─────┼───────────────────┼───┤
│ A │合格水準にある │合格 │
├─────┼───────────────────┼───┤
│ B │合格水準にあと一歩である │不合格│
├─────┼───────────────────┼───┤
│ C │内容が不十分である │不合格│
├─────┼───────────────────┼───┤
│ D │出題の要求から著しく逸脱している │不合格│
└─────┴───────────────────┴───┘
配点については、午前試験はIRT方式で行われます。IRT方式
とは、問題の配点を変えて、難易度の高い問題は配点を高くし、難
易度の低い問題は配点を低くするような配点方式です。
午後I試験では、問題に均等に配点がなされており、その総合点で
評価されます。
午後II試験は、評価ランクに基づいて評価されるため、配点の割
合はありません。
このように、配点や採点基準が不明確であることも本試験の特徴で
す。午後I試験は、均等に配点がなされていますが、部分点などが
もらえるのか、またどの程度もらえるのかなど、採点基準が不明で
す。
このため受験勉強においては、午前、午後I試験は、問題の6割以
上を正解できることを1つの基準として考えます。より確実な合格
を狙うのであれば、7割程度の問題を正解できることを考えます。
今回は以上です。次回は、試験の合格率について解説します。
┌──────────────────────────────────
│(2)プロマネ基礎知識講座
└┬────┬────────────────────────────
│第 1回│プロジェクトマネジメントとは?(その1)
└────┴────────────────────────────
試験対策といっても、単に問題だけを解けばいいというものではあ
りません。プロマネ試験では、記述式、及び論述式で解答しなけれ
ばなりませんので、プロマネとしての態度や責任を十分に理解して
いることが必要です。
また、実際の業務にも勉強内容を生かすには、やはり、プロマネと
しての知識は必要になってきます。
本講座では、プロマネ試験範囲を網羅する形で、プロマネに必要と
される基本的知識を解説していきます。
基礎知識ですので、プロマネとは何か?というところから解説をし
たいと思います。ただし、基礎知識こそ最も大切なことであり、本
質的な理解につながるのです。上辺だけのツールや手法を理解して
も、プロマネのあるべき姿は身に付かないかもしれません。
今回から数回にわたって、「プロジェクトマネジメントとは?」と
いうテーマを取り扱います。プロジェクトマネジメントの正しい姿
を描けるようになるのが目的です。
●プロジェクトマネジメントの定義
プロジェクトマネジメントという言葉はよく耳にします。しかし、
「プロジェクトマネジメントとは何ですか?」と聞かれた場合に、
明確に答えられるでしょうか。
「プロジェクトを管理すること」、「プロジェクト関係者と調整を
行うこと」などのように答えるかもしれません。しかしそれではい
ささか抽象的な理解です。プロジェクトマネジメントを学ぶ者とし
ては、もう一歩踏み込んだ理解をしておきましょう。
以下に筆者独自の、プロジェクトマネジメントの定義を記載します。
┌────────────────────────────┐
│プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトのゴールを │
│ 達成するために、人と変化をマネジメントすることである。 │
└────────────────────────────┘
定義に登場する言葉を以下に分解してみます。
(1)プロジェクトのゴールを達成するため
(2)人と変化を
(3)マネジメントする
これらは、プロジェクトマネジメントを理解する上で重要な意味を
もっています。
次回でその解説を行います。
※「プロマネ基礎知識講座」は、メルマガ筆者の著作「システム開
発現場のプロジェクトマネジメント教科書(著:佐藤 創/テレ
コムリサーチ)」から引用及び参照して作成しています。
本書は、プロマネ試験範囲を網羅しながら、プロマネの知識を解
説しています。また、試験勉強方法についても詳しい解説をして
います。
本講座の続きを早く見たい方はもちろん、受験を検討している人
もぜひご検討ください。
書籍の詳細情報は以下から参照ください。
http://pm.tlcm.jp/
┌──────────────────────────────────
│(3)編集後記
└──────────────────────────────────
はじめてのメルマガで慣れない点もありますが、どうぞよろしくお
願いします。
今回は、具体的な午後I試験対策や過去問題解説はありませんでし
たが、今後はメインテーマになっていきますので、ご期待ください。
また、筆者の作った模擬試験も掲載していきたいと思っています。
では、最後までお読みくださいましてありがとうございました。
(メルマガ筆者:佐藤)
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