【コラムぷち】ソラリス
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【コラムぷち vol.118】〜ソラリス
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おはようございます♪
今日のメルマガです。
SFマガジン2006年4月号で発表された
SFオールタイムベストで見事1位に輝いたのは、
ポーランドの作家スタニスワフ・レムの
『ソラリス(ソラリスの陽のもとに)』でした。
ちなみに上位3位は以下の通り。
1.『ソラリス』(スタニスワフ・レム)
2.『幼年期の終わり』(アーサー・C・クラーク)
3.『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン)
惑星ソラリスに行くと、
心の中の傷として刻まれているような人が、
実体をもってあらわれる。
ソラリスに行った主人公のもとに
(実質)殺してしまった妻があらわれ困惑する様が
描かれた心理哲学小説になっています。
その中の一節です。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「正常な人間は・・・いったい、正常な人間とはなんだろう?
卑劣なことを一度もしたことのない人間のことだ。
しかし、たとえ実際に行動したことはないにしても、
そういう卑劣なことを考えたことすらない
というような人間が果たしているだろうか?
そういうことを考えたのがその人間自身ではなく、
その人間の内部の何かが不意に頭をもたげて
何か良くないことを考えたと仮定しても同じことだ。
(中略)
ところが、考えてもみるがいい、
突然思いがけなく、白昼、人びとの面前で、
それが血と肉をもつ人間の形をとって姿を現わし、
しつこくまつわりついて叩きつぶそうとしても、
どうにも消え去らないとしたら、どうだろう?
そのときはいったいどうなるだろう?」
「人間は誰しも、自分の頭の中だけにしまっておいて、
決して実行したり、実現したりしようと思わないような
事柄なり・・・状況なりを、
多かれ少なかれ思い描いているものだ・・・。
それが何かの瞬間、気が違ったせいか、
自己喪失にかかったせいかは知らないけれども、
頭の中だけにあったことが現実になる。
問題はそのことだ」
心の中の悪が形をもって現れたら。。。。
「それは楽しみだ」といえる人がいったいどれだけあるでしょう?
あなたは惑星ソラリスに行きたいですか??


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