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2008/05/02

【建築の値】水盛遣方(丁張)

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購読ありがとうございます。

─────────────────────20080428──
今回の値は『水盛遣方(丁張)』です。
(以下のページに画像もあります。ご参照ください。)
   http://www.myopensystem.jp/log/20080428.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

着工した現場の最初の工事は、水盛遣方です。このあたりで
は丁張といいます。基礎を造りはじめる前の正確な位置出し
とレベルの確認作業です。これが間違っているとこれから続
く工事がすべて狂ってきます。

建物の外郭から1m程度外側に水杭を打っていくのですが、
ちょうど良い間隔になるように、あらかじめ水貫を下に並べ
て計って打ちます。

打ち終わった杭全てにレベルを使って水貫の高さを書き込ん
でいきます。水貫の高さは通常、基礎の天端から100mmほど
余裕を見て
設定します。

しるしに合わせて水貫を打っていって、丁張が出来上がりま
した。四隅には補強のため筋交を入れます。これで結構な力
で押してもぐらつかない水平面が確保できます。

次に壁芯を出していきます。トランシットを振って先ほど造
った水貫の上に釘を打ち直角を出していきます。大工さんた
ちは直角のことを”カネ”といわれます。カネが出たらおお
かたの作業は終了です。

壁芯に合わせて水糸を張って四角の図形をつくります。この
対角線が両方とも同じ長さで計算上の数字と合っていれば確
認終了です。
以前はこの作業がなかなか合いませんでしたが、トランシッ
トを使うようになってからはほぼ1mm以内の高精度で合うよう
になりました。

水杭 (1200×45×45)  160円×30 = 4,800 円
水貫 (2000×12×90)    80円×40 = 3,200 円
大工手間 2人×0.5日×16,000円 = 16,000 円
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計               24,000 円

朝から始めて昼過ぎには終わりました。短い工事ではありま
すが、この水盛遣方が基準になって家が建てられていきます。
やっぱり一番ドキドキする工事です。

―………―………―………―………―………―………―……
【建築の値】http://www.myopensystem.jp/index.html
では、実際の住宅設計現場の体験を通して、住宅に関わる有益
な値を紹介しています。是非一度ご参照ください。
…―………―………―………―………―………―………―……

<発行元>MOS製作所/土井 doi@myopensystem.jp
http://www.myopensystem.jp/index.html

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