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元広告代理店のプランナーでありITメーカーの販促プロデューサーであった鈴木宣利が企業のマーケティング力を高める実践メソッドやマーケティング・センスアップの方法を毎回配信。また、ビジネスに役立つ厳選したビジネス書を毎回ご紹介。大きな魚を捕まえてくださいね!

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2008/11/21

【38匹目釣る】大きな魚を捕まえろ!「ズラシて考えてみる!」

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★マーケティング センスアップマガジン    発行:2008/11/21
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  【38匹目釣る】「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」 
         ―マーケティングは気づきからはじまる―
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         ◆今回のテーマ:「ズラシて考えてみる!」
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いつも「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」をご愛読頂き、
ありがとうございます。

このメールマガジンは、マーケティング活動を行う上で、
大事な視点、センスを高めていくためのメールマガジンです。
マーケティングに正解はありません。

それは、時代の変化に左右されるからです。それでは、何を元に
スキルを高めていけばいいのでしょうか。
そうです、物事を正しく捉える視点や感度といったものです。
このマガジンでは、目に見えないセンスを高めるお手伝いができれば
幸いです。センスアップのための様々な情報を提供します。


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◆◇38匹目を捕まえた!◆
★テーマ: 「ズラシて考えてみる!」
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こんにちは、鈴木宣利です。

あなたは、来年の手帳をもう買いましたか?

私は、いつもシステム手帳を購入しています。
だから、いつも中身のフォーマットだけ、サラっと
取り替えて終わってしまうのですが、
そろそろシステム手帳も重くなってきて、携帯性が悪い
ので、違うものに買い替えようかと考えています。

そこで、いろいろ品定めしていたら、ちょっとびっくり。
面白い手帳があったので、ご紹介しますね。

○自衛隊手帳(自衛隊の人対象)
○バンカーズ手帳(銀行マンが対象)
○住宅ローンアドバイザー手帳(住宅購入予定者、
 もしくはローン実施者が対象)
○Dr.コパの風水手帳(一般が対象)
○ムーンダイアリー(一般が対象)
○マネー・コンサルティング(一般が対象)
○ファイナンシャル・プランナー手帳(FP対象)
○和田裕美の営業手帳(一般が対象)
○陰山手帳(一般が対象)
○ほぼ日手帳(一般が対象)

なんと、びっくり。これだけ面白い手帳があります。

でも、今回は面白いだけで紹介したわけではありません。

つまり、「手帳+○○○」を足してみるだけで
新たなものが出来てしまうということを知らせたかったのです。

たとえば、

Dr.コパの風水手帳は、「手帳+風水術」
陰山手帳は、「手帳+陰山メソッド」
バンカーズ手帳は、「手帳+銀行業界の知識」

となり、なんでも足してみるだけで、上記の手帳は、
出来上がっています。

たとえば、少し考えてみると?

SP手帳は、「手帳+販売促進技術」
SL手帳は、「手帳+SLマニアの知識」
料理手帳は、「手帳+料理のレシピ」

とまあ、売れる売れないは別として、何でもOK
という感じがしますよね。

ただ、対象となると消費者(ターゲット)が狭くなるので、
その点では、限られたニーズのある特定の人を対象にした
業界向きの手帳になりそうですね。

その業界のパイが大きければ、ヒットするかもしれません。
(たとえば、大企業でも何万人も社員のいる会社の手帳は
それだけで、ウン千万ですからね)

このようにあるものに足してり、引いたりして
差別化する方法を、「ズラス」と言います。

今あるものに、足したり、引いたり、大きくしたり、
小さくしたり、時間を延ばしたり、少しの工夫をすることで、
魅力的な商品に生まれ変わる可能性があります。

あなたの商品、サービスでも、今あるものを
「ズラ」して、何か新しいものを生み出せ
ないか、考えてみてください。


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◆◇宣利の気になるマイ本38冊目◆
★「自在力」  ー見えない道を歩くー              
著者  :有馬らい底
発行 :講談社
(注:らいは、漢字です。機種依存文字のためひらがな表記)
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本日は、最近感銘を受けた書籍をひとつご紹介します。

それは、臨済宗相国寺派七代管長の有馬らい底さんの「自在力」
ー見えない道を歩くーです。

「自在力」というタイトルを見て、あー変幻自在に生きるような
力がつけばいいなーと直感が沸き、読んでみました。

さすが著者である有馬住職(金閣寺、銀閣寺)の言葉は、
心に響くものがあります。軽く言っているようで、重いのです。

言葉に、人間力が宿るといいますが、まさにそのような文章
になっています。

なるほど腹に落ちた2点を取り上げてみましょう。

○「勝ち組」「負け組」は、人間には決められない。

人間は、お金の多寡で「勝ち組」「負け組」と決めているが、
そんなことを価値の基準に捉えているということは、
自分に真剣に問うていないと言います。

確かに、ある時代の寵児となった小室哲哉さんなどは、
一時期年俸20億とかいっていましたよね。

この時点を捉えると、完全に「勝ち組」です。
しかしながら、彼の時代が過ぎ去ってしまうと、同じやり方では
通用しないにもかかわらず、変われなかった。

もしくは、「勝ち負け」に捕われすぎて、動けなかったのかも
知れません。

自分をしっかりもってやっていれば、彼の音楽的センスは
天才的なものなので、また時代が彼を求める時がやって
きたと思います。

しかしながら、「勝ち負け」の力を手放せなかった。
ここに、彼の弱さ、スキマがあったのかも知れません。
いずれにしろ、また天才が戻ってくることを私は期待しています。
がんばれーてっちゃん。

○力を抜いて、心を落にする。

上記のたとえからも納得できますが、有馬住職は、
「力を抜く」ということは、決定的なコツであるといいます。

確かに私が小さい頃ピアノのお稽古をした時に、先生によく
言われていたことがあります。

「肩と肘の力を抜いて、あーまた手首が固い。自然に動かせばいいのよー」
なんども、なんども言われたことを思いだします。

そして、言われたら、またよけい意識するので、力が入ってしまう
のです。だから、「力を抜く」ということは、住職がいうには、
“雑念を取る”ということと同じことらしいのです。

“成功しよう” とか、“うまくやろう” とか、“自分だけ目立とう”
とか、そのような心を取っ払い、空の心になったとき、
本当に力を抜けるのだそうです。

捕われない心なら、自然に抜けているということです。

そういう状態になったとき、物事はすべてうまくいくと言います。
自然体が一番なのですね。

このように、今回は、2点だけ取り上げていますが、
気づかせていただく名言でいっぱいです。

わかっているようで、実はわかっていない日本人がいます。
(自分も含めてですが)
最近は、品格やセレブという言葉も多様されてますが、
本当の品格をもった住職の言葉は、感無量です。

たまには、ビジネス書を離れて、読んでみてくださいね。

それではまた、次回の「大きな魚を捕まえろ!」をお楽しみに。
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★宣利の気になるコト(編集後記)
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昔からオーディオ好きなので、AV機器やソフトなどが
部屋中に散らかっています。さらに、本を読むのが好き
なので、これもドッサリ書籍が部屋を圧迫しています。
そして、何気なく松浦弥太郎さん著書の「軽くなる生き方」
発行:サンマーク出版 という本を読んだとき、
あーこれではいけないと思い、年末までには整理整頓したい
と願う今日この頃です。
何も要らない生き方が本当は、すばらしいのですよね。
少しでも近づけるよう、松浦さんビームをもらいましょう。

それでは、また。
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「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」 発行日:2008.11.21
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