2008/11/14
【37匹目釣る】大きな魚を捕まえろ!「ストーリーから考える!」
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★マーケティング センスアップマガジン 発行:2008/11/14
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【37匹目釣る】「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」
―マーケティングは気づきからはじまる―
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◆今回のテーマ:「ストーリーから考える!」
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いつも「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」をご愛読頂き、
ありがとうございます。
このメールマガジンは、マーケティング活動を行う上で、
大事な視点、センスを高めていくためのメールマガジンです。
マーケティングに正解はありません。
それは、時代の変化に左右されるからです。それでは、何を元に
スキルを高めていけばいいのでしょうか。
そうです、物事を正しく捉える視点や感度といったものです。
このマガジンでは、目に見えないセンスを高めるお手伝いができれば
幸いです。センスアップのための様々な情報を提供します。
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◆◇37匹目を捕まえた!◆
★テーマ:「ストーリーから考える!」
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こんにちは、鈴木宣利です。
この間、あるニュースでこんな話題を聞きました。
それは、山口県の徳地町は、昔から
カワラケツメイの畑があるそうです。
カワラケツメイとは、中国、四国、九州地域に
分布する一年草なんだそうです。
この草の葉は、昔からお茶として利用
されているそうで、薬草茶をつくっている
地域は全国至る所にあります。
そこで、実は、このカワラケツメイの花に活かされて
いる黄色い蝶がいたのです。
それが、なんと絶滅寸前の蝶、ツマグロキチョウなのだ
そうです。
その飛んでいる姿が優雅で、まるで神様が舞い降りて
きたイメージがします。
そこでこの神の蝶が舞い降りた薬草茶とすることで、
そこに物語が生まれ、このお茶を飲んでいるだけで
健康になりそうなイメージがします。
だって、この蝶は、このカワラケツメイが育った地でしか
育たないそうなのですから。それに滅多に見れない幻の蝶に
なる可能性もあります。(絶滅危惧種)
このようなニュースを聞いて、なんてうまい伝達のしかた
なのかと感心しました。
ただの薬草茶なら、どの地方にもある話しなので、ニュースに
なりません。そこに幻の蝶が舞い降りたというトピックスが
はいることで、注目されるニュースに変わってしまったのです。
あなたの商品や製品でも、直接そのものを
宣伝するよりも、それに関連したストーリーを
考えることで、多くの方の心に響かせることができます。
そこで、ストーリーをつくる上でのポイントは、
下記になります。
○環境や歴史的背景を意識した物語を考えてみる。
○その地域や商品ならではの、独自性、固有な事象を入れてみる。
○自然に共感できるポイントを探る。
○口コミで広がるような面白さ、楽しさをつくる。
○不自然な感じをさせない展開にする。
さて、いかがでしょうか。
ストーリーがあることで、人々の心に響き、
また忘れないイメージとして、脳にインプットされます。
ぜひ、あなたの商品、サービスで、ストーリー化
できないか考えてみてください。
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◆◇宣利の気になるマイ本37冊目◆
★「 知的創造のヒント」
著者:外山滋比古
発行:筑摩書房
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書評をはじめさせていただく最初のテーマとして取り上げた
書籍が、外山先生の大ベストセラー「 思考の整理学」でした。
そこで、今回は、1977年に刊行され、多くの読者に
好評であった「 知的創造のヒント」の再販が10月にされた
ので、ここで紹介します。
日本の学校は、詰め込み型教育で、ほとんど考えることを
していないと言います。確かに、ある一定の期間に教科書を
覚え、忘れたころにテストするのだから、ほとんど記憶力
テストに近いかも知れないでしょう。
だから、良く私は一夜漬けで切り抜けたことが何度もあります。
つまり、学校は知識重視で、思考重視ではないようなのです。
そこで、先生は、デカルトが「 われ考う、ゆえにわれあり」
と言うように、めいめいがまず考えることを心がけなければ
ならないと問うています。
この中から創造のヒントになることを少しピックアップ
してみましょう。
○忘却のさまざまから
人間は記憶力第一主義になってしまったので、記憶することに
時間をかけすぎて、ムダなことに頭をつかっているそうです。
確かに、違う目標に向けられるべきで、まず忘却を受け入れて、
忘れても良いという状態になることが大切なようです。
忘れるということは、自然の摂理なので、それを無理に
押さえようというところに限界がありますよね。
○雑談の効用から
先生は、勉強の話をしようということで、三人会なるものを
はじめたそうです。専門以外のものの雑談は、たいへん効用が
あるようで、頭のかたい人間の創造を超えるものがあるといいます。
私も、ブログでワイガヤで気づく!というテーマを取り上げた
ことがありますが、まったくの同感です。
○メタ=メタ=ノートから
手帳のメモを第一次的なノートとすると、そこから整理して
取り上げられたものは、第二次のノートとなります。
これを先生は、研究ノートといっているようです。そこで、
何年かすると、中身が外界からの質的変化にさらされるので、
研究ノートが面白くなくなってしまうらしいのです。
そこで、さらにピックアップしたメタ=メタ=ノートが
必要ということです。
これなどは、確かにそのときリアルタイムな題材だと思って
いたのが、何年かすると面白くないものになっています。
そこで、それをさらにリ・デザインすれば、想像力の鍛錬に
なるだろうと感じます。
このように、ちょっとした身近なテーマで、創造力を
鍛えるためのヒントを提示してくれています。
まずは、創造力を鍛えなきゃ! と力を入れる前に、
気軽に読んで楽しめる、想像力のイントロダクション
です。ぜひ、まだ読んでない方は、お早めに読んで
くださいね。
それではまた、次回の「大きな魚を捕まえろ!」をお楽しみに。
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★宣利の気になるコト(編集後記)
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最近のパソコンは、とっても安くなったのですね。
でもどれを選んでも似たり寄ったりで、性能差は
ないんですよね。
このような業界だからこそ、携帯をカスタマイズ
するように、パソコンもアートが感じられる世界があっても
いいように感じます。
しばらくすしたら、オートクチュール仕様なんてでたら、
面白いと思いませんか。ひとり一台のパソコンだから、
もっと面白い企画があってもいいように感じる今日このごろです。
それでは、また。
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「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」 発行日:2008.11.14
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