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2008/06/28

知って得する自動車業界成功事例【危機感とは】

みなさま、こんにちは。
  
いつも「知って得する自動車業界成功事例」をご愛読いただきまして
誠にありがとうございます。
  
  
さて今回のお話は・・・
 
不況の時代、危機感を強く持たれている方は大勢いらっしゃると思います。
行き先が不透明な現代、サラリーマンはもとより
会社を経営されている方なら、ことさら強く感じてらっしゃるはずです。
 
「危機感」といってもそれが会社にとってプラスに働く「危機感」と
逆にマイナスに働く「危機感」とがあります。
 
今回は「危機感」についてお話したいと思います。
 
 
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              【危機感とは何か?】
 
自動車業界は典型的な成熟産業であると言われます。
今後の大きな成長発展は期待できない、保有台数も今後は減少する一方であると。
確かに統計データはそうなっています。
 
以前「強みは何ですか?」の中でもご紹介しましたが
今後も少子化問題やガゾリン高による維持費の高騰で車離れもますます
深刻化しそうな様相です。
 
皆さんはこの状況に対してどのようにお感じになりますか?
「業界が伸びないからこの業界はもう駄目だ!」
「今後は格差社会と言われて、勝者と敗者の差がドンドン広かって行くから
うちのような零細企業では生き残りは難しいかもしれない。」などと
感じておられるかもしれませんね。
 
 
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 しかし日本電産の永守社長いわく
「待ちに待った不況がやってきた!」だそうです。
 
「景気の良い時は風の強い日凧を揚げるようなものでどんな凧でも勝手に揚がる、
風がやんだときに経営者や社員が糸をどれだけ懸命に引っ張ることが出来るかどうか、
それが経営力の差だ!」
「会社全体で恐れる気持ちを振り払う気概がないといけない!」と言われます。
 
これは永守社長が常に好ましい危機感を持ち経営に当たっているかではないでしょうか?
 
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危機感には好ましい危機感と好ましくない危機感があります。
 
好ましい危機感とは、現状に決して満足することなく、常に改善、改革を目指して
次のステージを目指す。
好景気のときも、「これでいい」とは満足せず日々努力を怠らず前向きな姿勢です。
 
好ましくない危機感とは、徒に現状の不安をあおること。
ポジティブに事象を捉えることなく、ネガティブな面ばかり上げてしまうこと。
好景気にはその波に乗り、この状況が続くものだと思い努力をしなかった。
 
ここで重要なのは、好ましくない危機感を持っている人は、
それが原因で成功するはずの仕事も失敗し、悪循環に陥りがちであると言うことです。
 

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              【危機感の持ち方】
 
ある雑誌でねずみにかけるストレスを段階的にレベルを変えて行った実験結果が
公表されていました。
 
強いストレス:餌を最低限しか与えない。狭い環境で多くのねずみを置く
弱いストレス:広めの部屋に十分な餌を与える。
適度なストレス:餌の量を調節して変化をつける。
        加えて時々攻撃的なねずみを入れたり、除いたりする。
 
その結果、最も繁殖力が強く、且つ長生きをしたのは適度なストレスを
与えたグループだったそうです。
 
ストレスは強すぎても弱すぎても生物学的には好ましくないことが証明された実験結果でした。
 
 
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つまり人間も同じ事で、
 
強いストレス・・・たとえば毎日怒られてばかりで、上司の目ばかり気にし
         萎縮してしまっている環境
弱いストレス・・・管理する人もいなく、自分が思うようにできる環境
適度なストレス・・・叱られたり、ほめられたり、同僚と売り上げ台数を
          競ったりできる環境
 
叱られてばかりの強いストレスでは、また失敗したら叱られる・・・
と思い自分から行動を起こすことがなくなります。
弱いストレスも一見のびのびしていい様に思えますが競う相手も、管理する人も
いないようであれば、刺激もなく緊急時にも鈍感になり易い傾向があり
重大な危機も気がついたときには、時すでにおそし・・・ということも多々あります。
 
適度なストレスを維持する為には、
一人一人の心構えもとても大事ですが、
好ましい危機感を持ち現状の改善を常に考えることが重要です。
 
皆さんの会社では組織全体で好ましい危機感を持ち、
全員の方向性を合致させていますか?
 

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今回のお話はいかがでいたでしょうか?
「危機感を持つ」と言う事は、常日頃から鍛えられて、ピンチの時に
踏ん張れる力を温存する。と言うことではないでしょうか?
 
うまく物事が行っているときも、そういう時だからこそ「危機感」を忘れず、
対応していくことが骨太の会社つくりになるのでしょう。
 
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