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  • 最新号 2008/04/05
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2008/04/05

俺に任せろ。 絶対に入れてみせるから。

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どうもR10+です。
今期CLでのイタリア勢の敗退、至極残念です。
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才能は秘めているだけでは、光らない。
表現することによって、初めてそれは光る。
それには自信、絶対的な自分の能力への信頼が必要となる。


『俺に任せろ。 絶対に入れてみせるから。』


ジダン以前のフランスサッカー界の巨星、ミシェル・プラティニ。
この言葉は、彼の代表デビューの際に産み出された言葉だ。

ちなみに、これはFKを代表の大先輩に代わって蹴ろうという意味である。



まったく、恐れ入る。
フランスのような強豪国で、代表に選出されることはとても名誉なことだ。
それゆえ、出来るだけ恥をかくようなことは避けようとするだろう。

とくにFKのようなその選手の能力がまざまざと表わされる場なら尚更だ。
100%成功するのならともかく、ただでさえ決まらないFK。
それを、代表の初デビューでやろうというのは、気違い沙汰と言っていい。

決まらなければ、大恥をかくことは目に見えている。



しかし、それを敢えてやるのが天才と呼ばれる所以なのかもしれない。

プラティニはこの申し出をなんとキャプテンに対して言ったのだ。
それもこの試合で引退する大先輩に向かってだ。


キャプテン、アンリ・ミシェルは頷いた。
彼は、若干20歳の青年に何かを感じたのだろうか?

キャプテンはボールを少しずらし、それをプラティニは蹴った。
ボールは弧を描いて飛んでゆき、静かにゴールネットを揺らした。



彼の才能が、誰の目にも明らかになった瞬間だった。
誰もが、彼をフランスの一プレーヤーとは見なさなくなっていた。


この瞬間、彼は進みだしたのだ。


『俺に任せろ。 絶対に入れてみせるから。』


才能がある選手はたくさんいる。
だが、それを表現できず消えていく選手がごまんといる。



やはり、天才は、決めるところは決めてくる。

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