詩など、おひとつ RSSを登録する

颯爽と野を駆ける風のように自由に元気でいたいといつも思っています。

現在休刊中です    
解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/03/25

詩など、おひとつ 7号

■詩など、おひとつ  7号

一定の間隔で旅に出たくなる
できれば海岸線を鈍行電車に乗って
駅弁などほお張りながら

___________________________
12月22日午後の続き

すべてが凍っていた。
その上に50センチほど雪が積もり、氷の巨大な彫刻を
少しだけ優しくしている。私はスノーシューを外し、ア
イゼンに履き替え、両手にはピッケルとバイルを持った。
「還らず」は時が止まったかのように不気味に光ってい
る。バイルをその最下部にたたきつけた。クラッシュア
イスが飛び散る。

還らずのてっぺんまで登るわけではない。
わずか3メートルまででいいのだ。
そう、そこにあるホールまで登ればよかった。
幅1メートル高さ2メートルのまさに入り口だ。

アイゼンをさす。
ピッケルを伸ばす。さす。
反対の足のアイゼンをさす。
体がするりと浮き上がった。




■■■■■■■■■■■■■■■■■□■■■■■■■
■■■■◇■■■□□

現在休刊中です
解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る