2009/11/23
「エレベータのすべてがわかる!」〔VOL0093〕
===================================2009.11.23 VOL.0093== みなさんお元気ですか? 「エレベータのすべてがわかる!」の第93号をお送りします。 エレベータワールド誌の11月号に、ミネソタ州の食料雑貨店 (1820~1840年に建設)でオーチス社製の 手動式(人力)エレベータが発見されたという記事がありました。 エレベータに蒸気機関が導入されたのが1835年ですが、 その前後に設置されたものです。 ヨーロッパでは、19世紀初頭には、水圧式エレベータも登場し、 工場などで使用されていたようです。 因みに、この頃、日本はまだ江戸時代(鎖国状態)で、 1837年(天保8年)に大塩平八郎の乱が起きています。 今回は、エレベータの歴史について、 特集「エレベータの歴史」で、ご紹介します。 ======================================================== ==I==N==D==E==X========================================= ○今週のニュース ○特集「エレベータの歴史」 ○連載「エレベータの交通計算法(TWINSシミュレータ)」 ○エレベータクイズ ○編集後記 ======================================================== ==○今週のニュース ==================================== 16日午後3時15分ごろ、北海道小樽市長橋5丁目、 水産加工会社「小樽かね丁鍛冶」の冷蔵倉庫で、 従業員細矢俊博さん(43)が荷物運搬用エレベータの床と 1階天井の間に頭を挟まれているのを、ほかの従業員が発見した。 細矢さんは頭を強く打っており、病院で死亡が確認された。 小樽署によると、 細矢さんは倉庫2階の冷凍食品を運ぶために乗り込み、 エレベータの外に体を乗り出していて、 1階天井との間に挟まれたとみられる。 エレベータは壁や扉のない床だけのリフト状で、 幅162センチ、奥行き153センチ。 従業員は近くのはしごを使うことになっていたという。 ======================================================== ==○特集「エレベータの歴史」============================ 紀元前236年、 滑車とロープを使って人力で荷物を上げ下げするエレベータを アルキメデス(紀元前287年頃~212年)が考案しました。 19世紀初頭には、 水圧を利用したエレベータがヨーロッパに登場し、 工場などで使用された。 1835年に蒸気機関を動力として利用したものが現れた。 ただし、水力や蒸気機関を用いたエレベータは、 非常に速度も遅く、安全性にも問題があった。 これに解決の糸口与えたのが、米国のエリシャ・オーチスである。 彼は、1853年のニューヨーク万国博覧会において、 逆転止め歯形による落下防止装置を取り付けた蒸気エレベータを発表した。 オーチスは、設置されたエレベータに自ら乗り込み、 集まった多くの来場者の面前で、吊り上げたエレベータの綱を切って見せ、 その安全性をアピールした。 1859年、ニューヨークのブロードウエイに建てられたホテルに、 オーチスのエレベータは初めて採用された。 1861年、オーチスは蒸気エレベータの特許を取り、 会社(オーチス・エレベータ)を設立した。 1889年、 オーチス・エレベータ社は、世界初の電動エレベータを開発。 ニューヨークのビルに採用された。 以降、ニューヨークの摩天楼化に拍車がかかっていく。 1890年11月10日、 東京浅草の凌雲閣に、水圧式電動エレベータが設置される。 ========================================================= ==○連載「エレベータの交通計算法(TWINSシミュレータ)」== エラフサイトのメニューから、 「エレベータ交通計算設置計画シミュレーション」を選択し、 「TWINSシミュレーションはこちら」釦をクリックして、 ご使用していただくことができます。 ======================================================= ==○ エレベータクイズ ========================= 「エレベータトーク」の説明で正しいのはどれでしょう? 1.対談中に見え透いたお世辞と辛らつな批判を混ぜること 2.短時間で相手の心をつかむ話術 3.秘密を周囲に漏らすこと ===================================================== 【答え】 2.短時間で相手の心をつかむ話術です。 【解説】 起業家が、エレベータに乗り合わせた投資家に夢を語り、 相手が目的階で降りるまでに出資の約束を取り付ける。 そんなイメージから、短時間で相手の心をつかむ話術を 「エレベータトーク」と呼ぶそうです。 ===================================================== ==○編集後記========================================= 最後までお読みいただき、有難うございます。 第93号は如何でしたでしょうか? ニュースで「事業仕分け」の様子を見て、 「エレベータトーク」の重要性を痛感しています。 私も、今度こそは、準備しておきたいと考えています。 ======================================================= ======================================================= 【発行元】株式会社エレベータ研究所 〒567-0806 大阪府 茨木市 庄1丁目8-19 TEL 072-665-6801 URL http://www.ele-life.com EMAIL info@ele-life.com =======================================================


