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2009/05/04

「エレベータのすべてがわかる!」〔VOL0064〕

===========================================2009.05.04 VOL.0064==
みなさんお元気ですか?

「エレベータのすべてがわかる!」の第64号をお送りします。

ポストセレコレが特許登録され(特許第4189013)、

それを用いたエレベータシステムTWINSも特許登録されました。

(TWINS M方式は特許第4293629号)

(TWINS L+A方式は特許第4293631号)

セレコレで運転する個々のエレベータを群管理制御する従来のエレベータシステム

の問題点を理解し、

ポストセレコレで運転する個々のエレベータを2台1組で群管理制御する

TWINSの特長を理解するポイントは、

昼食時などの2方向の交通がある場合の各方式の呼び応答についての理解と、

平均一周時間(RTT)の把握にあります。

そこで、今回は特集「2方向の交通がある場合のRTT」で、

平常時・混雑時や昼食時など2方向の交通がある場合のRTTについて、

解説します。

このメールマガジンは、『まぐまぐ』で配送されています。

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==I==N==D==E==X==================================================

○連載 今週のニュース

○特集「2方向の交通がある場合のRTT」

○連載 エレベータクイズ

○編集後記

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==○今週のニュース ============================================

4月30日国土交通省が「平成20年度の住宅着工戸数は、

前年の減少から再び増加となった」と発表。

地域別の総戸数では、首都圏が前年度比6.2%増、中部圏0.1%増、

近畿圏2.2%減、その他地域3.5%減。




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==○特集「2方向の交通がある場合のRTT」======================

セレコレは運転方向と同一方向の呼びだけに応答します。

そのため、2方向の交通がある場合は、

運転方向と同一方向の前方の呼びだけに応答して、

逆方向の呼びは通過して同一方向の運転を継続します。

2方向の交通がある場合、

前方に運転方向と同一方向の呼びが無くなった時には、

通過してきた逆方向の呼びが残っていますから、

今度は方向を反転して先程とは逆方向の呼びに応答する運転を開始します。

このようにして、2方向の交通がある場合、

セレコレは上下運転を交互に繰り返すことになります。

一周時間は、着目している階を着目している方向で停止または通過してから、

再びその階にその方向で停止または通過するまでの時間です。

そして、その平均が平均一周時間(RTT)です。

エレベータの台数が複数台ある場合も、

RTTは数分間ですが、

交通は通常RTT×台数以上の期間継続しますから、

個々のエレベータは一周運転を1回以上繰り返すことになります。

平均運転間隔AIは、AI=RTT/台数です。

そして、平均待ち時間AWTは、AWT=AI(1+bx)/2です。

ここで、bxはダンゴ係数で、運転間隔が制御されて等間隔の時は0ですが、

制御されないと1以上になります。

セレコレは、

各階停止の一周運転をすると、乗客一人当たりのサービス時間が最小になりますから、

2方向の交通で交通量が多くなると、上下方向共各階停止の一周運転になります。

そのために、RTTが長くなります。

そうなると、平均待ち時間を短くする手段としては台数を増加するしかありません。

ところが、台数が増えるとbxが大きくなるために、

平均待ち時間は台数を増加した割りには改善されません。

例えば、サービス階を下からS1,S2,S3の3つのセクタに分割した場合、

呼びの種類は全部で12種類になりますが、

TWINSの場合は、

L3はS1↑S1、S1↓S1、S1→S2、S2→S1の4種類に応答します。

L4はS2↑S2、S2↓S2、S2→S3、S3→S2の4種類に応答します。

L5はS3↑S3、S3↓S3、S1→S3、S3→S1の4種類に応答します。

そうして、L3とL4とL5の3群1セットで12種類全ての呼びに応答します。

仮にL3をセレコレで実現した場合は、

S1の上昇運転でS1↑S1とS1→S2に応答し、

S2の上昇運転でS1→S2に応答し、

S2の下降運転でS2→S1に応答し、

S1の下降運転でS1↓S1とS2→S1に応答します。

ポストセレコレの場合は、

S1の上昇運転で未応答のS1↑S1とS1→S2に応答し、

S2の上昇運転でS1→S2とS2→S1に応答し、

S1の下降運転でS1↓S1とS2→S1に応答します。

ポストセレコレの場合は、S2の下降運転が無くなり、その代わりが、

S2の上昇運転の最終階からS1の下降運転の開始階への直行運転となり、

セレコレで実現した場合に比べて一周時間が大幅に短縮されます。

一方、セレコレの従来の群管理システムは、

12種類全ての呼びに応答して一周運転するエレベータを

複数台で群管理して運転間隔を制御することになります。

個々のエレベータは、

S1上昇運転でS1↑S1とS1→S2とS1→S3に応答し、

S2上昇運転でS2↑S2とS1→S2とS2→S3に応答し、

S3上昇運転でS3↑S3とS1→S3とS2→S3に応答し、

S3の下降運転でS3↓S3とS3→S2とS3→S1に応答し、

S2の下降運転でS2↓S2とS3→S2とS2→S1に応答し、

S1の下降運転でS1↓S1とS3→S1とS2→S1に応答します。

そのため平均一周時間(RTT)が長くなります。


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==○連載 エレベータクイズ  ===================================


現在、世界最高速のエレベータの速度は次のどれでしょう?

1.分速1010m

2.分速850m

3.分速750m





















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【答え】

1.分速1010mです。

【解説】

台北101に東芝エレベータが設置したものです。

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==○編集後記=================================================

最後までお読みいただき、有難うございます。

第64号は如何でしたでしょうか?

米国では、誰もマスクをしておらず、

日本の企業が米国から帰国した人を10日間自宅待機させていることを

話題にしているが、本当か?

と米国旅行中の娘から今朝メールがありました。

カナダへの修学旅行から帰国した高校生が

感染の疑いがあったので休校にするなど

水際作戦やワクチン作成などで大騒ぎしていることを伝えました。


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【発行元】株式会社エレベータ研究所
〒567-0806 大阪府 茨木市 庄1丁目8−19
TEL 072-665-6801
URL http://www.ele-life.com
EMAIL info@ele-life.com
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