2009/04/20
「エレベータのすべてがわかる!」〔VOL0062〕
===========================================2009.04.20 VOL.0062== みなさんお元気ですか? 「エレベータのすべてがわかる!」の第62号をお送りします。 みなさんは「新バリアフリー法」をご存知ですか? 建築物のバリアフリーの基準を定めた「ハートビル法」と、 公共交通機関に関する「交通バリアフリー法」を一体化した法律が、 「高齢者、障害者の移動等の円滑化の促進に関する法律」、 通称、「新バリアフリー法」です。 高齢者や身体障害者だけでなく、 知的障害者、発達障害者、精神障害者を含む 全ての障害者が対象になりますが、 子育て中の母親なども含め、生活環境から障害(バリア)を受けている 人すべてが法の対象になります。 国土交通省は、 「知的障害、発達障害、精神障害のある人のための施設整備のポイント集(案)」で、 既存の整備基準等について、 知的障害、発達障害、精神障害のある人にとっても有効なものを抽出し、 安全性、利便性、快適性の向上の面でどのように有効なのかという ポイント(新たな意味づけ)を整理しています。 また、併せて、知的障害、発達障害、精神障害のある人にとって 有効と考えられる具体例(グッドプラクティス)を紹介しています。 今後関係業者への周知に先立ち、さらなる改善のため、 平成21年5月1日まで、国民の意見を募集しています。今回は、 「知的障害、発達障害、精神障害のある人のための施設整備のポイント集(案)」 の中から、エレベータに関する内容を 特集「施設整備のポイント集(案)」でご紹介します。 このメールマガジンは、『まぐまぐ』で配送されています。 ================================================================= ==I==N==D==E==X================================================== ○連載 今週のニュース ○特集「施設整備のポイント集(案)」 ○連載 エレベータクイズ ○編集後記 ================================================================ ==○今週のニュース ============================================ JSR子会社のJMエナジー(山梨県北社市)は今夏から次世代蓄電装置 のリチウムイオンキャパシターの大容量品を量産する。 現在量産している製品より電気を溜められる量を1.5倍に高め、 重機など大型機械向けに売り込む。生産能力は全体で2011年に現在の 8倍にあたる月間20万セルに増やす方針を表明しており、 量産実績を背景に、品揃えを広げていくことで幅広い顧客を取り込む。 同社は、昨秋、世界で初めてリチウムイオンキャパシターの商業量産を 始めた。現在の生産能力は月産2万5000セル。 容量が500ファラッド、1000ファラッド、2000ファラッドの 製品を太陽光発電や無停電電源装置(UPS)向けなどに生産している。 今夏からは3000ファラッドの大容量品を商品群に追加する。 クレーンなどの建設機械、エレベータといった大型の産業機械などの 需要を見込む。エネルギー密度は量産時で現行品の約1.5倍で、 1キログラム当り20ワット時弱になるという。 リチウムイオンキャパシターは、 リチウムイオン電池と電気二重層キャパシターの中間の性質を持つ。 容量が大きく、電気の出し入れが速いのが特長。鉛蓄電池や従来の キャパシターの用途を置き換えると期待されている。 FDKやアドバンスト・キャパシタ・テクノロジー(東京都昭島市) などが量産を表明しているが、 現時点で商業量産できているのはJMエナジーだけだ。 ================================================================ ==○特集「施設整備のポイント集(案)」=========================== (1)エレベータのガラス窓 【既存の基準等による考え方】 犯罪や事故発生時の安全確保や聴覚障害者の緊急時対応のため、 内部と外部の両方からの視認性を確保するよう、 エレベータの出入り口の戸へのガラス窓の設置について規定されている。 【知的障害、発達障害、精神障害のある人に対応した新たな意味づけ】 知的障害、発達障害、精神障害のある人の中には、 閉鎖的な空間が苦手だったり、 外の様子が見えることで降り場等を認知しやすくなることがあり、 エレベータの出入り口の戸へのガラス窓の設置は有効である。 (2)エレベータの操作ボタン 【既存の基準等による考え方】 エレベータ操作盤(ボタン)について、弱視者へ配慮した操作しやすさや 見やすさについて規定されている。 また、視覚障害者への対応として、 音声による案内を付加することについて規定されている。 【知的障害、発達障害、精神障害のある人に対応した新たな意味づけ】 知的障害、発達障害、精神障害のある人の中には、 複雑な操作が難しかったり、文字情報を読み取りにくい人などがいるため、 操作しやすくわかりやすいボタンや音声による案内は有効である。 ================================================================= ==○連載 エレベータクイズ =================================== エレベータの乗場扉は、 かごがその階にいない時は自閉する機構を備えています。 自閉するための手段として使われていないのは、次のどれでしょうか? 1.バネ 2.錘 3.電磁ソレノイド ============================================================= 【答え】 3.電磁ソレノイドです。 【解説】 停電時にも自閉する必要がありますから、 また制御器が介在しますから電磁力は用いません。 高い信頼性で自閉する必要がありますから、 最も単純な物理的力であり、 力の向きが一方向で固定している重力やバネ力が使用されます。 ============================================================= ==○編集後記================================================= 最後までお読みいただき、有難うございます。 第62号は如何でしたでしょうか? リチウムイオンキャパシター等を活用することで、 様々なエコエレベータが生まれるでしょう。楽しみです。 ================================================================ ================================================================ 【発行元】株式会社エレベータ研究所 〒567-0806 大阪府 茨木市 庄1丁目8−19 TEL 072-665-6801 URL http://www.ele-life.com EMAIL info@ele-life.com ================================================================



