2009/03/08
ドル円、先週から今週の動き
不動です。 先週末にアメリカの雇用統計が 発表になりましたね。 雇用統計はアメリカの祝日と 重なるなどの特別な事情が 無い限りは毎月、第一金曜日に 発表になります。雇用統計と ひとくちにまとめられますが、 失業率と就業者数の発表です。 こういう数字はアメリカの実体経済の 良し悪しを表しますので、急に 良くなったり、悪くなることは ありません。 景気がこういう状況なので、 雇用統計の数字は悪いと予想されて いました。今回の失業率は前月の0.5%上昇の 8.1%になりました。これは1983年以来の 悪い数字です。 アメリカで雇用が悪化し、失業者が増えると 借金を払えない人がますます増えますから 金融を含んだ景気がこれからさらに悪くなる 方向になることを示しています。 今回の雇用統計の数字そのものはほぼ事前予想の 通りでしたが、前回の発表値が悪い方向に修正 されたこともあり、ドルが下がりましたね。 それまでドル/円が99.5を超えるまで 急上昇していましたので、一旦は調整に 入り、円高に向かいました。 たいした理由も無く為替が急に動きだした場合には 殆どは反動で逆に動いて調整に向かいます。 ドル円の100.0は大きな節目ですからそれを 超える前の反動で円高方向に戻ったと見ております。 アメリカでは沢山の経済対策が出ていますが、 効果を現すまでには、相当な時間が掛かるでしょうね。 ですからそれまでは景気は悪化を続けてしまいそうです。 日本も景気は悪いですが、欧米に比べるとはるかに ましなんです。ですから米ドルと欧州通貨が時折、売り込まれる 展開は今後も続くでしょう。


