あ、そうか!と思える四柱推命教室】〜第5回 金の性情と仕事 だくだく…〜
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【あ、そうか!と思える四柱推命教室】〜第5回 金の性情と仕事 だくだく…〜
こんにちは 丙ゐ龍陀です。
長々と干の話をしていますが今回は金行の話です。
日主乙の私は どうもこの金行が苦手なのですが
まぁそんなこたぁどーでもよいので本題〜。
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金行を『従革』と言います。
今までの干は名前のどっちかがどっちかの干を表していましたが
この『従革』については 今ひとつはっきりしないように思えます。
金行の主たる仕事は水を生むことです。
● 金行 庚・辛…『従革』
【庚】 陽の金 剛金 戦格
庚=庚 比肩 庚=辛 劫財
庚=壬 食神 庚=癸 傷官
庚=甲 偏財 庚=乙 正財
庚=丙 偏官 庚=丁 正官
庚=戊 偏印 庚=己 印綬
土から生まれた庚は固い金属です。
ここに我あり、という誇りを持っています。
斧とか鉈(なた)とか青竜刀のような刃物をイメージしてみてください。
庚が刃物のイメージをもつところから戦の連想で戦格と呼びます。
果断で迷いがありませんが容赦ない部分も持ちます。
刃物同士がぶつかる音はがちゃがちゃとやかましく、平穏さがありません。
天干に庚が複数あると 争いごとに縁ができやすくなります。
金属の塊は冷えると冷たくなります。
アーサー少年が聖なる剣のエクスカリバーを引っこ抜いた金床も
火のないところに置けば冷たくなります。
暖房のない冬の部屋では、金属製のインテリアより木製のインテリアの方が
触ったとき暖かく感じますよね。
金は冷えて水気(すいき)を生みます。水気は冷気です。
庚が強いと水気も盛大に生もうとします。
自ら生むのが旺盛ということで おしゃべりな面が出たり、とめどなく流れ出るように生むことから
せっかちで後先を見ないそそっかしさに通じます。
庚は水を生みますが、しずくのまま刃につけておくとさび付いてしまいます。
台所の奥の方にある あまり使っていない包丁が錆び錆びになっていたりしますが
金物は湿気に弱いですね。
私も部屋の水槽に鉄製のプレートを入れておいたところ
ステンレスだと思っていたらただの鉄だったのでぼろぼろに錆びてしまったことがあります。
庚は水を生みますが、水の中に浸かってしまうと使えなくなります。
斧や刀は金属で出来ていて鋭いのですが、塊の鉄をただあの形にしただけでは
使い物になりません。
刀鍛冶さんに行くと、鉄の塊は真っ赤に焼かれてがっつんがっつん叩いて鍛えられています。
このことから、庚は丁の正官を持たないとあまり有用とはなりません。
ただし、庚金の塊は大きいのに丁火がちょぼちょぼ燃えているのでは力不足になりますから
燃料の甲木があった方がよく鍛えられます。
庚は焼いて鍛えて形を変えないと有用とならない、ということで
従革の革、変革の革なんじゃないでしょうか。
=庚の仕事=
庚は鉈や斧ですから木行をばっさばっさ刈り取り切り倒すのがまずもっての仕事です。
命式に木が多くうざったい時に活躍してくれます。
また、先に述べたように水気を生むのも庚の大きな仕事のひとつです。
●春の庚は冷たい土に埋まっていると切れ味が良くありません。日差しで暖めて土に生んでもらいましょう。
●夏の庚は強い太陽に炙られて曲がりそうです。
●秋の庚はばりばり働きます。
●冬の庚は周りを余計に寒くしてしまいます。
庚はそれひとつでもそれなりに力のある干ですが
自身が戦を意味するので命式にがちゃがちゃと庚を並びみるのは好みません。
命式に一つあって金行の支で強まるのがよい姿ではないかと思います。
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【辛】 陰の金 柔金
辛=庚 劫財 辛=辛 比肩
辛=壬 傷官 辛=癸 食神
辛=甲 正財 辛=乙 偏財
辛=丙 正官 辛=丁 偏官
辛=戊 印綬 辛=己 偏印
辛も金属ですから土から生まれますが、剛金の庚と違って柔らかい金です。
ちょうど純度の高い金の指輪や、美術工芸品の小さな金のハサミといったイメージです。
ここでもやはり刃物のイメージを持ちますから 切って捨てるニュアンスがありますが
いかんせん美術工芸品では切れ味が庚には劣ります。
切り捨てるために時間がかかるので ねちねちしつこい一面を持ちます。
24金の指輪はきらきらきれいなのですが、変な力のかけ方をするとふにょっと曲がります。
ジュエリーボックスに入れて大事にしまっておくにしても、指輪は指輪をいれるところに
ひとつずつ入れてやらないと傷がついてしまいます。
辛は金ですが非常にデリケートで傷つきやすい性質を持っています。
しかし、金のハサミのイメージのように、相手によってはきつく当たる傾向も持ち合わせています。
そこらにほったらかしにすると埃がついて輝きが落ちます。
周りに土(特に己)が多くあると 泥まみれになってしまうので良くありません。
輝きが落ちることから、己に囲まれた辛は 優柔不断ではっきりしない面があります。
汚れたアクセサリーは洗ってやらなくちゃ使う気になりませんね。
なので辛は壬の流水で洗ってもらうとご機嫌です。
洗った上で丙の日差しに照らしてもらうと もう最高にご機嫌で輝きます。
辛は丙と壬に頼って自分らしく輝くのです。
兄貴の庚が水が多いことを嫌ったのとは 同じ金でもちょっと違いますね。
錫(すず)という柔らかい金属があります。ちょっと見 銀のように輝いていますが
融点が低く、画用紙に乗せて下からライターで炙ってやると紙が燃え出す前に
錫の方が溶けてしまいます。
柔金の辛は、このように丁の火(人口の火)がそばにあると溶けてしまうので苦手です。
これを『壊金』と言います。
金としての姿を失ってしまうと 金本来の仕事の水を生むこともできなくなります。
強い丁火に炙られた辛は溶けて水のように流れ落ちます。
火に従って水になってしまうので『従』なのかもしれません。
=辛の仕事=
辛はきらきら輝く金のアクセサリーですから、辛独自の仕事は
ただひたすら輝いていることです。
うわ!乙の時みたい!
辛は柔干なので、乙と同じく これぞ!という仕事を持たないのです。
なにしろ美術工芸品のハサミですから 甲の大木になんか歯が立ちません。
せいぜい乙のつる草相手にじょきじょきハサミを入れて剋すくらいです。
ただ、乙がまったくもって ただ咲いているだけの仕事だったことに比べれば
庚ほどではないけれどちゃんと辛も水を生みますから
命式に水が欲しい時は水源として仕事をします。
●春の辛は日差しを浴びて輝きたいと思っています。
●夏の辛は溶けそうです。助けてくださ〜〜い!
●秋の辛は丙を見ればもっとも輝きを増します。
●冬の辛は氷の下で眠っています。
辛はさほど力のある干ではありませんが、さりとて辛が並ぶと傷つけあうので
あまり好ましくありません。
プライドが高いのでしょう。
とにかくより輝くことを求め、輝くために知恵を絞る…水を生みます。
辛に壬がある状態を金水と言って 非常に明晰な頭脳を持つとされます。
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●金の性情と仕事から どんなことを連想しますか?
またお会いしましょう。
丙 ゐ龍陀
HP:うらないのつかいかた
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