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マーケティングコンサルタントの「GRAM」代表 永井正継が見る知的好奇心のマガジンです。デザインを軸に日常で起こる様々な現象に、「マーケティング的発想を身に付ける気づき」をお伝えします。企業戦略にも、個人のパーソナルブランディングにも!

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/10/07
  • 発行部数 50
  • マガジンID 0000258077
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2008/10/07

【現場の勘】 キオスクでは何が売れるの?

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先日、ある新聞社の代表の方と東京の下町人形町で
美味しい餃子を食べながらお話をする機会がありました。

色々と興味深いお話を伺ったのですが、なるほど〜と思ったのが、
キオスクなどの駅関係のスタンドの話でした。

いぜん、ニューヨークやパリのキオスクなどと比較してなにか煩雑なイメージが強く
何とかならないものかと思ってみていました。
 
あれだけの人が前を通り過ぎる最高の立地条件で、
商材に対する検討がなされていない為、何処も同じようなものを
ただ置いているといった印象。

もったいないの極限状態!

そこには既得権益も重なって、改善するマーケティング思考がないのだと
思っていました。
 
でも最近少し、清潔感や、アイテム効率など改善を意識してきているのが
感じませんか。

その新聞社の方のいわれたことに、キオスクなどで何の商品を扱うかの決定は、
歩合制で働いているおばちゃん(でないところもありますが、、、)の意見
が大きいというのです。

そのおばちゃんの、感覚がとても鋭いらしいのです。
たぶん新聞だけでなく、ガムやチョコレート、飲み物や雑誌、
その前を通り過ぎる人の毎日の定点観測をつり銭を渡しながらしているのです。

決められたものをただ漠然と置いているという私の認識は間違っていました。

おばちゃんは、歩合を上げる為に必死で何を置いたらよく売れるか見ている。
これ他のマーケティングにも使えること間違い無しです。

テストマーケティングでキオスク的なビジネスを使うと面白いでしょうね。

最近、大手チェーンオペレーションをベースに成長していた企業が、こぞって
現場仕入れ権限を強化するという動きがあります。

仕入れ本部がデーターを分析して、解析ソフトにかけたり、専門家が分析して
最高の効率を求め規模の原理を追求したものから、その現場で感じる情報の
重要性と、現場がこういった情報に関して無自覚になってしまうことの問題点を
感じたからに他なりません。

現場では見えにくい大きな方向性や、企業の戦略を実現する為の
商品計画は必ず必要です。
でも、こういった動きの中に、現場の人の感性。
このことが、とっても重要なのだということを再認識するきっかけになりました。

企業はこういった感性をサポートしていく事業構造を考えていく
ことが必要とされているのですね。


(有)GRAM 代表 永井正継
masa555@de.mbn.or.jp
http://ameblo.jp/masablog0623/

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