新連載「ひと物語」スタート
ビジネスパーソンに贈るオンライン経営情報誌━━━━━━━━━━━━
GLOBIS.JP ( http://globis.jp/ )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第7号(2008.05.01)◆◆
ゴールデンウィークが始まり、休みの谷間の出社日ながら、何とはなしにウキ
ウキ&のんびりムードが漂っています。皆さんにとって、楽しく、気持ちも体
もリフレッシュできる休暇となりますように。ということで、編集部も少し緩々
した感じにて27号の配信です。
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◆◇◆目次◆◇◆
【1】<インタビュー>――ひと物語:第1回 日本公文教育研究会 清水正宏さん
【2】<経営戦略>――東レの炭素繊維事業を「デルタモデル」で解説する
【3】<論理思考>――リストの力:第6回 目標中毒に陥らないための8つの秘訣
【4】<お薦めの1冊>――『夜と霧』ほか
【5】編集後記――正解のない記事
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【1】<インタビュー>――ひと物語:第1回 日本公文教育研究会 清水正宏さん
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お父さんすごかった!お父さんかっこよかった!――。松下電器の“中村改革”
でムダ削減プロジェクトに貢献し、その将来を嘱望されていた。39歳。目の前
に現れた人生の岐路。新たな一歩を踏み出した父の想いは、息子の心も動かし
た――。グロービス受講生や卒業生を取り囲む現実を追い、ビジネススクール
で培った知恵と羅針盤を手に、少しずつ歩みを重ねる姿を追う新企画第1回。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=2KU7l9HEM3IZ
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【2】<経営戦略>――東レの炭素繊維事業を「デルタモデル」で解説する
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グロービス経営大学院でベンチャー戦略の教鞭を取る岡村勝弘氏による新連載。
事業創造、変革の特筆すべき事例を取り上げ、ビジネススクールなどで学ぶ
フレームワークを用いながら、独自の視点で、そこから得られる学びを詳説
する。第1回は、新型旅客機「ボーイング787」への採用で気を吐く東レの
炭素繊維事業について。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=IUxf_UfsIGkZ
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【3】<論理思考>――リストの力:第6回 目標中毒に陥らないための8つの秘訣
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地図でなくコンパスを持とう。どの道を行っても誤りではない。チャンスは意外
に多く、ただし、そっと巡ってくる――。グロービス・マネジメント・スクール
で教鞭を執る堀内浩二氏の著書『リストの力 仕事と人生のレベルを劇的に上げ
る技術』から、日々のビジネスに今すぐ活用できる「リスト」を紹介する
連載講座6回。今回は、「目標中毒に陥らないための8つの秘訣」を掲載する。
→記事の続きはこちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=IZjXxgHzZ14Z
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【4】<お薦めの1冊>――『夜と霧』ほか
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ナチスの強制収容所に入れられた精神医学者、V・E・フランクルの体験記で、
20世紀を代表する哲学、思想、自己啓発の書としても名高い一冊を紹介する。
極限状態の中で「人間の本質」や「生きる意味」について考え抜いたフラン
クルの思想は、多忙な日々を過ごすベテラン管理職から、いままさにビジネス
の世界に入ってきた新入社員に至るまで、多くのビジネスパーソンの心に深く
響くはずだ。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=VuPXUWhsM88Z
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【5】編集後記 正解のない記事―――――――――――――★★★
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グロービス経営大学院で「ベンチャー戦略」を担当する岡村勝弘氏の新連載が
始まりました。日本企業による事業創造や変革の事例を取り上げ、そこからど
のような学びが得られるかを、様々な「フレームワーク」を用いて検討してい
く内容です。
第1回は、東レの炭素繊維事業について。斜陽のレッテルを貼られた繊維企業が、
新素材で地平を切り拓く様が痛快で、読みながら、何とも言えない元気が湧く
のを感じた1本でした。
さて、連載開始にあたり、岡村氏とは4時間半におよぶ打ち合わせをしました。
編集者冥利に尽きる学びの多い時間でしたが、その中で特に印象的だったのが、
こんなやりとりです。
「現実のビジネスは、一つのフレームワークでは説明がつかない。もっと良い
フレームワークがある、説明が不十分である、といった指摘が、読者から寄せ
られるかもしれない」「そもそも企業の公開資料だけで分析するのは難しいと
ころもあると思う。情報量が足りないことを疑問視する読み手もいるかもしれ
ない」。連載の前提条件について、こんな四角四面の質問ばかりをする私に
岡村氏は言われました。
「全部が全部、説明し尽くされたような記事を私は作りたくないのです。私は、
それをきっかけに、読んだ人が様々なことを自身で調べ、考えるきっかけにな
るようなものを作りたいのです」。
長く出版社にいて、「読者を迷子にしないように、1回読むだけで理解できるの
が良い記事だ」「公の紙面で論を展開する責任の重さを忘れるな、ファクトは
十分か、目先の結論に飛びついてはいないか」といったことを、言われ続けた
者にとって、この言葉は衝撃でした。
完ぺきなものを作り上げて、それを据え膳にして差し出すのではなく、
(語弊を恐れず言うのであれば)調理途中の素材を公開し、カレーを作るか、
肉じゃがにするか、その仕上げは読者を心から信頼し、委ねる。ビジネスの
現場で戦い続け、また、多くの後人を育て続けてきた人ならではの発想であり、
言葉だな、と思いました。
そういえば、「時勢インサイト」を執筆いただいている田崎正巳氏からも、
「君は、まるで過保護な母親のようだね」と言われてしまったことがあります。
「もう少し背景説明を足さないと読者には伝わらないと思います」「メッセージ
が幾つも入っていると、読者は混乱します」という私の姿勢は、「私(田崎氏)
の書くコラムは“こんな情報、こんな考え方もある”ことを示すものに過ぎな
い。それをどう捉え、どう活かすかは読み手の自由」なのに、その自由を奪う、
というのです。
私たち記者・編集者は、基本的には、誰が読んでも誤読なく同じように理解で
きる、可能な限り中立で信頼性の高い記事を送り出そうと考えます(と思いま
す)。けれど、岡村氏をはじめとするGLOBIS.JP執筆陣は、読み手の議論を誘っ
たり、考える力を引き出す記事を作りたいと考えておられる。それは、現実の
ビジネスには“正解”などというものはなく、十二分の情報量を得られるとい
うこともなく、ただ、“正解”を求めて議論し、考え尽くす過程にこそ価値が
あると信じていらっしゃるからなのだと思います。
長々と抽象的なことを書いてしまいました。
ちなみに岡村氏の記事には早速、たくさんのコメントを頂戴しました。内容に
ついては記事欄に全て公開していますので、そちらを参照いただければと思い
ますが、「反論に近い内容もありますが、いかがいたしましょう」と及び腰の
私に岡村氏、満面の笑みでこう言われました。
「反応がありましたか。良かったです。(中略)確かに情報量の足りないとこ
ろも多々あったし、デルタモデルで説明するのが最適とも言っていない。
デルタモデルで考えると、こういう感じ、ということ。(中略)ただ、日本の
興味深い事例や、クラスでは紹介されていないフレームワークを取り上げるこ
とに価値があると思っています。岡村が正しいと思って欲しくないし、自分の
頭で考えて欲しい。ここから何か学べないかという前向きな方向で読んでいた
だきたい。だから、いただいたコメント全てが、本当に、本当に素晴らしいと
思います」。(加藤)
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メディア事業推進室GLOBIS.JPチーム
■編集:加藤小也香・乾宏輝・中山由己
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