2009/11/20
サッカー言語が理解できた瞬間
サッカー言語が理解できた瞬間 現在、遠藤彰弘さん(元横浜Fマリノス・アトランタ五輪日本代表)と俺センlabというコンテンツ作りをしているのですが、 そのおかげで、いつも以上にきちがいのようにサッカーと向き合っています。 その向き合い方というのも「私の考え」というよりも「プロの考え」というか、 遠藤さんと話すことによって、「プロの見えている世界ってなんなのだろうか?」という事がやたらと気になってきています。 昨日は寝ずに30時間ぐらいずっとその事を考え続けました。 はじめは本当に分からなくて、もやもやした状態が続いたのですが、急にハッと分かったんです。 「これかっ。」 と。 そうすると、とても面白いことに、例えば今回日本代表の選手達の香港戦のコメントがいくつか出てたのですが、 その言葉の理解が凄い出来るようになったというか。 多分、いままではそれらの言葉が気にならなかったと思うのですが、今は分かります。 「どの言葉が重要なのか」 が。 これって「話の聞き方」とも言えるのですが、 真剣に聞いたとしても「どの言葉が重要なのか」までは分からない。 どの言葉が重要なのかが分かって、それらの要素に「フォーカス」してサッカーの活動が出来れば、 サッカーを間違えることなく、正しい道を進むことが出来るわけです。 1番大事なのは、どういう練習をするかということではなくて、 「正しいものを『フォーカス』し続けることが出来るかどうか」 って事なんです。 だけど、これができない。しづらい。 それはなぜか? 世の中の情報が多すぎるからです。正しい情報も出ているけど、 逆を言えば 「それ以外は間違い」 みたいな情報がうじゃうじゃしているからどれが正解なんだかまったく分からなくなってしまっている状態。 まあ、そんなんだから、今回私はプロの人と仕事をして「正解とは何なのか?」 を知るためにやっています。 プロですら「正解」を出してこないこともあるから、それも困ります。 なので、以前の元プロとの仕事も役に立ってます。 あれによって「うわ、このプロすげー素人だと思って手を抜いてるな」 というのも経験によって分かる様になっているので。 それもあってというのもあるけど、遠藤彰弘さんという人は手を抜かない人です。 俺センlabの遠藤彰弘の3箇条の1つに 「100%全力でやる」 というのを定めたぐらいですから、自身の手を抜かないっぷりは凄いです。 それによって私はサッカー言語の習得ができた訳ですからね。 さてさて。 特に、少年サッカーは「金儲けの手段の1番てっとり早い土壌」みたいになっていて、完全に「本当のフォーカス」から 視点をずらされて、食い物にされているわけです。 まあ、もうここまで私がメルマガで書いているのに食い物にされている人達は、 よっぽどお金があって、よっぽどその「間違ったフォーカス」に価値を見出せる人なのだと思うので、 どうぞ好き勝手やっててください。って感じなのですが、 例えば、 「キムタクがサッカーを教えてくれます。1日10万円」 みたいなものがあったとする。 これで飛びつく人ってどういう人でしょうか? 言うまでもなく、キムタクが好きな人です。そしてその人はおそらくそれが「サッカー」じゃなくても良いはず。 じゃああなた達親子はこう思ったはず。 「そんなものに10万は出さない。なぜならキムタクはサッカー選手でもなければ指導者でもない。ただカッコイイだけ」 と、いうこの場合は 「サッカーが上手くなるかならないか」にフォーカスしている人だから10万円は支払わないわけです。 こういう事です。「フォーカス」とは。 もうひとつ違う例を。 あなたは「どうしても痩せたい」と思い、ダイエットしました。 「100%痩せられます。」ということで絶食ダイエットをしました。 見事2週間後、あなたの体重は目標以上に痩せました。 しかし、栄養失調で入院しました。 みたいな話。 これも「とにかく痩せたい」という体重にフォーカスしてしまったためおそらくこの人は「入院してでも痩せたい。」 とまでは思っていないはずです。 「痩せて美しくなりたい」とはじめは思ったはずです。 だけど、とにかく体重を減らすという事にだけフォーカスしたためにこういう結果を招くわけです。 私は、最近凄い強く思うのが、 「成功するもしないも、要は「フォーカスの力」次第」 だって事が。 私が勉強している分野のことでは、ここの部分凄い強調されて指導します。 「誰かを不幸にさせてまで自分だけ金を稼いでそれが幸せといえるのか?」 って事ですね。 私は違うと思います。私の持っているものが誰かを幸せに出来て、 それによって自分が幸せになれない限りは成功とはいえません。 それは、サッカーの世界でも同じだという事です。 でも、フォーカスの力を学ぶのは非常に難しいです。 理由はいうまでもなく、 ほとんどの指導者自身の「フォーカス」の力がズレズレだからです。(苦笑) 私も「目標の達成」というフォーカスは自信はありましたが、 「プロサッカー選手のリアリティ」という部分については、フォーカスできていませんでした。 今回のこの遠藤さんとの仕事によってそれができるようになりました。 だから、サッカーの記事を読むのが物凄く楽しくなりました。 サッカーの記事を各編集者達のレベルもこれからはもっと分かると思います。 もうそういう本にもさらに惑わされなくなると思います。 ある部分だけに注意して読めばよいだけなので。 それが分かると、今、1番読んでいて「これは勉強になる。一生モンの本だな」と思える本があります。 ミーハーだと言われそうなので名前を挙げるのは嫌なのですが、、、 というだけで気づいていただけると思います。最近発売されたその本です。 おそらく、彼のサッカー日記。あれは何の編集もなく本人の本音で書かれていると思います。 だから、こっちに伝わってくる。 そしてその「プロのリアリティ」サッカー言語のようなものが分かってくると、あれらの言葉の中で「どこが一番大事なのか?」 中村俊輔という選手は「何にフォーカス」して世界を目指していったのか。が、すぐに分かるようになり、 サッカーの中のどの部分を追求していけばよいのかが私には明確になりました。 とりあえず、いつものように買っておこうぐらいで買った本ですが、あの本は俺センlabの公式マニュアルにしたいぐらいです。 このあたりも余談ですけど、 もしかしたら本人公式マニュアルになる可能性も出てきたりしてます。 今、遠藤さんに色々そのあたりのコラボの協力もお願いしている最中なので、ビッグサプライズなことが今後起こると思います。 俺センlabは。 特に、遠藤さんにかなり馴染みのある現日本代表の 「あの人」にはなんらかは協力はしてくれそうな雰囲気ですよ。 いずれそのあたりも明らかになることでしょう。 と、こうやって読み手のフォーカスをずらしてみたりする訳ですが、(汗) 話を元の場所にフォーカスさせますが、 「プロの使っているサッカー言語を理解する」 と、いうことについてちょっとやっていただければとおもうので、例の私が読んだ日本代表選手達のコメントを読んでみてください。 できればプリントしたりして、気になるところを赤線で引いてみたりしてみてください。 答え合わせもいずれしたいと思います。 その前に近いうちにヒントとなるものを出したいと思いますので少々お待ちください。 では、そのコメントを載せます。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ) 日本-香港 前半、ミドルシュートで先制ゴールを決めた長谷部(左)=香港【共同】 「点を取れる選手にならないと脅威にはなれない」 (得点について)ワールドカップに出てくるチームだとあそこでフリーで打たせてくれない。 代表で点が取れていなかったので、取れて良かった。 最近ロングシュートの意識を持ってやっていて、いい感じできている。 こういうのを続けていけば、1つの武器になるのかなという感じ。点を取れる選手にならないと脅威にはなれない。 個人的には中盤からの組み立てに自分が絡んでなるべく高い位置までボールを運べるようにしたいと考えている。 今はヤットさん(遠藤)や(中村)俊さんに任せているけど。 今日はみんなが同じテンポでプレーしていたので、どこかでダイレクトプレーが入らないと変わらないと思った。 リスクを負ってもダイレクトプレーをやることを意識した。 ■中村俊輔(エスパニョル/スペイン) 「ワールドカップは本当に別物」 (FKは)最初はバーレーン戦の時にやった(サインプレーの)逆バージョンをやろうと思ったら、意思の疎通が合わなかった。 次の選択はシュートで、壁も甘いし、GKも甘かったし、時間も少なくて距離も短すぎるから、 変に(味方に)合わせるよりはニアでGKが怖がるところに速いボールを入れようと思った。 ウッチー(内田)もだいぶ感覚を取り戻した。おれが何をするから自分はどうするか、前半の速いワンツーとかスローインの時とか、 そういう細かいことが本大会になると大きな差になる。 お互いが何をするかを最初のリアクションで分かるといい。 前半もおれが顔を上げると(大久保)嘉人と岡ちゃん(岡崎)が、 1人が手前で1人が裏という感じで試合前に言っていたことをすぐできた。これは前はできなかったこと。そういう意思疎通が少し良くなった。 移動も大変だったけど、ちょっとでもほかの選手とやれて良かった。 (高めないといけない部分は)全部。 ワールドカップは本当に別物だから。 どこの国も親善試合をやったチームと全然違うっていうくらい強くなる。 体のサイズも大きいし、今日くらいのロングスローに闘莉王が1回ではじけなくなった時にどうするかを考えないと。 ■佐藤寿人(サンフレッチェ広島) 「来年につながったと思う」 決められて良かった。今日は(監督から)「さすがだ」と言われた。代表で3年くらい結果を出していなかった。岡田監督の期待にまた応えられるようにしたい。 自分は10分、15分、あるいは1-0から追いつかれたところの5分で出て、点を取れるようにならないといけない。 最低限、来年につながったかなと思う。本大会まで時間がないし、まだ自分は普通のサブ。もっと力をつけていきたい。 ■松井大輔(グルノーブル/フランス) 「ワンツーを使ったりドリブルで工夫をつけた」 よく動けていたと思う。 流動的にハーフウエーラインより前の人たちが動いていい形でチャンスを作った。 真ん中で起点を作るのか、サイドで作るのかを駒野や(中村)俊さん、ほかのハーフの人たちと話して流動的にやって、 うまく作っていこうと。もう少し真ん中をうまく使えるようにできたら良かった。 (満足できなかったところは)点という結果を残していないこと。 (1対1で取られる場面があったが)確かに1、2回はあったのかな。 だけどああいうのをやらないと全然崩れない。うまくワンツーを使ったりドリブルで工夫をつけたつもり。 ■岡崎慎司(清水エスパルス) 「反省点は多くの決定機を逃したこと」 ゴールを決められて良かったけど、それまで焦りはなかった。 チャンスもたくさんあったし、あとは決めるだけだった。 反省点は多くの決定機を逃したこと。それを次に生かしたい。(PKは)単純に外しまくっていたから(中村)俊さんが譲ってくれたのかと思っていた。 ■本田圭佑(VVV/オランダ) 「試練なくしてステップアップはない」 香港がすごく手強かったですけど、おれが出たらもっと早くいければなと思いながら見ていました。 どこで出ても自分の良さ、怖さを出すことをイメージしながら、準備は常にしています。 (出場機会が少ないことは)試練だと思うし、いきなりモノにできるものではないし、逆にやりがいがある分だけ難しさも感じてます。 確かに悔しい部分もあるけど、そういうものなくしてステップアップはないと思います。 ■犬飼基昭会長 「欧州と3月、4月に1試合、5月にもやることになる」 だんだんチームになってきている感じはある。 チームの力は確実についてきていると思う。 やっぱりペナルティーエリアの周りからの精度、ゴールへの精度がまだまだ雑。 そこが上がってくればいい。決めないといけないところで決めないと本大会は苦しい。 (来年の試合の相手については)候補はもう出てきているので、抽選後にすぐ進める予定。 欧州との試合は3月に1試合、4月に1試合、5月にも入ることになると思う。 ------------------------------------------------------------------------------------ さて、どうでしょうか? どの言葉があなたは気になりましたか? その「フォーカス」の部分が一致していれば、あとは、正しいトレーニングをするだけでその親子は成功の道を進めると思います。 ぜひ、フォーカスの力を養って、夢を現実にしましょう。 追伸: 「フォーカスの力をどうやってつけたらいいんですか?」 と、思った方は、ぜひ俺センlabに。これらの「サッカー言語の理解」と「フォーカスの力の指導」もやりますので。 そろそろ0期生の募集も終了しますので、勇気と覚悟が持てた方は、ぜひ。 発行者 原澤祐介


