2009/06/29
国際デザイン・コンペ -広島南道路の橋
でもその3層になっているその大きな桁が橋の北側だけにある理由がよくわからない。 道路の中央分離帯にあったほうがバランス上もいいと思うが、どうして片側に寄せたのだろうか。 コンペの対象となった橋は、長さは800M、既存の道路との接続もあり、結構複雑だ。 総工事費予算は140億円と示されていたようだ。 2013年の完成予定というから、4年後には完成することになっている。 極めて具体的な計画である。 普通はコンペでデザインを募集して建設するようなことをすれば、予算をオーバーするのが当たり前だが、 今回応募された案はすべてが140億円を大幅に下回っている。 中には工事費90億円近いのもある。 平和大橋の脇に作られる予定の歩道橋のデザインも先日コンペで決まった。 そして今回の南道路の800Mもある大きな橋のデザイン・コンペだ。 この2つの橋が完成すれば広島のイメージも大きく変わるだろうことは確かだ。 広島市も粋なことをする。 橋のデザインがいままで市民にこんなに注目されることはなかった。 いつの頃からか、橋をはじめとする土木的インフラはその役割、構造的技術が強調されるあまり、そのデザインが注目されることは殆どなかった。 今回のコンペは、そうしたことでは、土木の技術者にとっても画期的なことだったと思う。 広島高速の高架の自動車道だってもっと美しくあって欲しいと思う。 これを機会に、広島市内の沢山の土木的施設が景観という視点から見直されることを願っている。 元安川


