2009/10/31
◆返済猶予法案・閣議決定
●亀井さんの肝いりだった、中小企業金融円滑化法案が、どうやら通りそうだ。 金融機関に対して、借り手から申し出があった場合に、貸付条件の変更に応じる努力義務を課するというところで落ち着いた。 公的保障制度の拡充・不良債権の基準緩和と合わせて、中小企業と、住宅ローンを抱える個人などの、資金繰りを支援する ことになる。 ●2011年3月までの時限措置だが、返済猶予・金利の減免・返済期限延長・債権放棄などの幅広い条件変更が可能となる。 が、・・・あくまで努力の義務だ。しかし金額や件数を定期的に開示し、虚偽の場合は1年以下の懲役か、300万円以下の 罰金となっており、大手金融機関はすでに対策チームを立ち上げ始めた。 ●具体的には、事業貸付が複数あるような場合に、債務を1本化して、利払いを半年後に設定しなおすなどして、実質、 返済を猶予するなどの取り組みだ。 ●この間の対応については、不良債権としないなど緩和措置も入れて、金融機関の負担を減らし、また初めて保証を受ける 中小企業には、信用保証協会が4割の返済保証をつけることなどだ。 ●個人の住宅ローンにも金融機関・ノンバンクに救済を促したことは評価できるかもしれない。 ●失業率が5.3%でまだ高く、長期金利も上昇で、相変わらず個人にとっても厳しい経済環境だ。 おおむねの方向は良いとしても、法案対象ではない、ノンバンクなどの対応に、・・・・自主的に対応することを 期待している・・ などはもう少し踏み込めなかったものか?


