2009/09/22
◆米国人の財布・緩まず
●米国人の家計が 一時潤っている。といっても09年資金循環統計(4~6月)の話だ。 資産から負債を引いた純資産の残高が、約53兆ドル強(4843兆円)となって、前年日で2兆ドル増えた。金融資産は このうち1兆8000億ドルで、株式などが中心だ。無論株価の回復が主な理由だが、 08年3月に62兆ドルあったものが 1年後52兆ドルに落ちた後の回復だ。 ●米国の双子の赤字と言われた経常収支の赤字は、主に米国人の過剰消費が原因のひとつと言われている。 結果 赤字はどんどん縮小している。 資産残高は67兆ドル強、負債残高は14兆ドル強で、負債は約1.7%減った。それもカードや自動車ローンの減り方が大きく、 過去の借金返済に汲々とする米国人の姿が見て取れる。 ●企業も負債残高が1.8%減で、個人・企業とも身を縮めており、政府や州政府の財政政策で需要を補う構図になっている。 銀行の商業用不動産に対する不良債権の処理もこれからで、当分米国は持ちなおしそうもない雰囲気だね・・ これを見て 日本企業の投資先も 米国や中国から他のアジア・新興国へ大きくシフトし始めたようだ。 ●しかし中国もクレジットカードの延滞が09年6月末で57億元(770億円)となり、昨年比で2.3倍となった。 内需が十分でなくバブル崩壊の危険もありそう。


