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カリスマ講師や東大生(卒)直伝だけが全てじゃない!日々受験生を指導する某予備校の現役教務職員が、大学受験に合格する生徒の傾向や勉強法、予備校の選び方・生かし方などを、自らの浪人体験や勤務先での具体例と共に紹介するメルマガです。

  • 発行周期 週2回
  • 最新号 2009/11/26
  • 部数 156部
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2009/11/09

現役予備校職員が語る!09~こんな生徒が合格してきた 第74回

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◆●  「現役予備校職員が語る!09 ~こんな生徒が合格してきた~」
● 【09年度第74回 センター試験突破への集中追い上げのコツ その2】
┃          2009/11/9 発行(通算168回)
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カリスマ講師や東大生(卒)直伝だけが全てじゃない!
日々受験生を指導する某予備校の現役教務職員が、合格する生徒の傾向
や勉強法、予備校の選び方・生かし方などを、自らの浪人体験や勤務先
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           <毎週月・木曜日発行>
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みなさん、こんにちは。

「現役予備校職員が語る!09 ~こんな生徒が合格してきた~」 

のやすと申します。タイトルの通り、現在某予備校に勤めております。
普段はなかなか聞けない(私からすると、なかなか言えない)、現職だか
らこそ言える本音の部分を、正直にできる限りお話しようと思っています。
これから予備校を選んだり、大学受験のための準備をしたりする上で、
参考になれば幸いです。本日もよろしくお願いいたします。
 
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◆●            【目次】
 
●(1)<本日のテーマ>
    09年度第74回 センター試験突破への集中追い上げのコツ その2
◆(2)<こんな生徒が合格してきた> 
     22.こだわるところと流すところとのメリハリがある 後編

●(3)<編集後記>
 
◆(付)メルマガポリシー
 
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センター試験を突破するための集中追い上げのコツと、国公立二次や私大
入試対策との両立法についてのお話の2回目の今回は、リスニングと数学
についてご紹介いたします。国公立大志望者の場合は、二次が記述なのに
センターがマーク式で、それぞれの対策をしなくてはなりませんし、私大
志望者の場合も、センター試験利用入試があるものの、重要度は国公立大
志望者ほどではないので、それぞれをどう時間をかけて対策をすればいい
か迷っている方も多いと思います。そこで、今回もその点をふまえたお話
にしたいと思います。

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◆●           <本日のテーマ>
 
   09年度第74回 センター試験突破への集中追い上げのコツ その2
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2.リスニング
 
リスニングとそれ以外の科目との決定的な違いは、リスニングは採用され
てまだ間もないため、必然的に赤本に過去問があまり掲載されておらず、
何らかの形で、赤本をやる以外の対策をする必要があることです。しかも、
一部の大学の志望者を除き、リスニングはほとんどの方がセンターでしか
使わない科目である上、配点が50点と低いため(筆記と併せて200点なら、
なおさら配点は低い)赤本以外で対策をするにしても、主要科目ほど時間
はかけられないと思います。そこで、やるとしたら、まずは「耳慣れ」を
することだと思います。そのためには、リスニングが必修の国公立大志望
者の場合は、毎日でも1日おきでも、たとえ5分でもいいので、英語を聴く
機会をつくってください。
 
その際は、「リスニング」の試験である以上、本番に即した練習にするた
めにも、なるべく映像がない方がいいので、テレビよりはラジオの方がい
いですが、私がおすすめなのはインターネットです。最近では無料で英語
が聴けるホームページが、映像がないものも含めて、数え切れないほどあ
ります。どれでもいいので、なるべく興味の続きそうなもので試してみて
ください。特になければ、英語ニュースから聴いてみてください。例えば
NHKのホームページでは、その日の国内ニュースを、5分くらいの英語で聴
くことができます。国内のニュースであれば、英語で聴いても内容の見当
がつくと思いますので、いい勉強になります。また、センター利用でしか
使わない私大志望者の場合は、そこまで頻繁でなくても、例えば週末だけ
でもいいので聴いてみてください。そして直前期には、大手予備校で出し
ている、CD付きの問題集を買って問題演習をしてください。尚、ほとんど
の予備校では、2学期の特別講座や冬期講習などで「センターリスニング
対策講座」を開講していると思います。もしリスニングが苦手で困ってい
たり、対策をする時間がなかなかとれないようであれば、こうした講座を
受講するのが一番近道だと思いますので、検討してみてください。
 
 
3.数学
 
数学は、どの範囲までが入試で必要かによって、集中追い上げなり両立な
りの方法が違ってきます。
 
・IIICまで必要(理系全般)
 
ご存知の通り、国公立大なり私大の入試問題の多くはIIIC、特にIIIから
出題されますので、IやIIが単独で出ることはまれです。ただし、A、Bは
単独でも出題されることがあります。そこで、IA・IIBをI・IIとA・Bと
に分けて考え、I・IIはセンターの赤本を中心にこなし、A・Bは国公立大・
私大の赤本を中心に、センター対策を兼ねてこなすことをおすすめします。
A・Bをセンターの赤本でやる場合は、あくまで「時間との闘い」を制する
目的で、つまり、短時間でこなす練習用として活用するのです。ただ、普
段はIIICの勉強を中心にやらなくてはいけないので、なかなか手が回らな
いかもしれませんが、センターのことを考えると、週1・2回でもいいので、
何とかIA・IIBの時間を捻出してみてください。
 
 
・IIBまで必要
(薬・獣医学部などの一部の理系、国公立大文系、私大文系の数学受験)
 
基本的には、国公立大・私大の赤本対策の一環として、センターの赤本も
こなすようにするといいでしょう。つまり、IIICまで必要な理系の場合と
は違い、IやIIも普通に出題される可能性がありますので、あえて区別し
て対策する必要がなく、お互いの対策になるため効率はいいと思います。
ただ、一番の違いは、国公立大・私大ではIA・IIBの範囲が混ざった問題
を制限時間内で解くのに対し、センターでは、IA・IIBそれぞれを60分ず
つでこなさなければならないことです。実感していると思いますが、これ
は結構厳しく、たとえ力のある生徒でも「時間との闘い」に敗れることが
あるのです。そのため、センターの赤本は、大学別の赤本を始めるきっか
けとして、標準的な問題を解きたい場合だけでなく、「時間との闘い」を
制するためにやるのが効果的だと思います。
 
 
・IAのみ必要(看護学部などの一部の私立理系、一部の国公立文系)
 
このケースは、内容といい制限時間(ほとんどが60分)といい、国公立大・
私大の赤本対策と、センター対策とが最も一致しているタイプです。うま
く赤本を併用して勉強してみてください。また、センターでのみ必要とい
う場合は、ほとんどの大学で必要な生徒より、勉強に充てられる時間が限
られてくると思います。そこで、そういう方は、高校で習った知識をもと
に、いきなりではありますが、センターの過去問からやり、できなかった
りわからなかったりした単元については、参考書や問題集に戻って確認す
る、ということを繰り返すと効率的です。
 
尚、最初のうちは、たとえセンターの赤本をやる場合でも、記述式の問題
のつもりで途中の過程もノートに書いた方がいいと思います。解き方を覚
えることができますので、たとえ時間がかかっても、最終的にはその方が
速く解けるようになるでしょう。「時間との闘い」はその後です。
 
 
 
次回は、残りの科目についてお話いたします。


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◆●        <こんな生徒が合格してきた>
      
    22.こだわるところと流すところとのメリハリがある 後編
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実は、これからご紹介するのは、「3.目標がはっきりしている」の回で
取り上げました、教員になるべく某国立教育大に合格した生徒です。ただ、
ずいぶん前のお話ですし、もうお忘れの方や、その当時はまだ購読されて
いなかった方も多いと思いますので、改めてご紹介いたします。 

この生徒の特徴は、受ける授業や読む本、仕入れる情報について、常に
「もし教員になったとして、それはどう生かすことができるか」を考えて
選んでいたことでした。例えば、「これは自分が教えたい科目だから、ど
んな情報でも必要」「数学はセンターのみだけど、解答の導く過程は、も
のの考え方のプロセスとして重要」といった具合です。・・・と、ここま
では以前に取り上げた内容でしたが、今回お話したいのは、これらをどう
こなしたかです。確かに姿勢としては立派ですが、好奇心が旺盛で、かつ、
センター試験では5教科が一通り課されるだけに、普通に考えれば、まん
べんなくこなそうとすると、全てが中途半端になりかねないケースです。
でも、この生徒の場合は違いました。それは、基本姿勢として、 

・英語は毎日やることを前提とし、センターのみの科目は週1回特定の日
 時を決めてこなし、残りの時間で英語以外の主要科目をこなす。
 
・授業を受ける際は毎回集中し、特にセンターのみの科目はこれだけで最
 低限網羅できるようにする。
 
 
ということを意識していたからだと思います。少なくとも私にはそう映り
ました。そして、最初の頃はあまり目立った成績ではありませんでしたが、
徐々に頭角を現し、ついには第一志望校合格を勝ち取ったのです。
 
国公立大志望者の勉強は、科目が多いだけにこなすのがなかなか大変です。
ですので、国公立二次対策ばかりに力が入り、基礎をおそろかにしてセン
ターで失敗するか、センター突破を意識するあまり、センターのみの科目
にも、早いうちから主要科目同様に力を入れすぎ、結局全てが中途半端に
なるかのどちらかのパターンに陥る生徒が少なくありません。しかも、そ
ういう生徒は、こちらが早いうちからその傾向に気づき、良かれと思って
アドバイスしたとしても、むしろ意固地になって自己流を貫こうとします。
 
でもこの生徒は、最初から各科目の優先順位と、勉強量や勉強時間のバラ
ンスとが絶妙でした。英語などの主要科目は、優先順位の高いものからこ
なし、「主要科目ではないが、勉強しても無駄ではない」とたとえ思った
としても、それ以上のめり込むことはなく、多くの科目をやるためには
「流す」こともいとわなかったのです。しいて言えば、苦手な数学は他科
目より力を入れていましたが、センターのみでしたので、普段の授業を大
切に受け、質問もたくさん行い、その上で数学をやると決めた日時に集中
して取り組みました。実際、自習室でも、ほぼ開館時間から閉館時間まで
いましたが、英語をやっている印象が大きく、それ以外の科目は、授業の
ある日に予復習をしていた印象くらいしかありません。それでも、どの科
目も少しずつですが上がっていきましたので、よほど時間配分を考えて効
率よくこなしたのだと思います。
 
この生徒に限らず、第一志望校に合格した生徒は、皆それぞれ勉強にメリ
ハリがついていたとは思っています。ただ、これは簡単そうで実は難しく、
「こういう場でぜひ取り上げたい」と心から思うほどに実践できていた生
徒ばかりではありません。多くの生徒が、小さなところにこだわりすぎて、
『流す』ことができず、逆に、本来こだわるべきところを適当にやってし
まったりするケースが多いのです。また、こっちを優先するとあっちがお
ろそかになり、修正しようとすると、今度は逆に、今まで優先していた方
がおろそかになるなど、ギリギリまで試行錯誤を繰り返す生徒も、毎年何
人かいます。そのこと自体はいいのですが、大事なのは、勉強しながらも
「本当にこのやり方でいいのか?」と常に自問自答し、気になるようなら
早いタイミングで講師や職員に相談することです。そして、そうしたアド
バイスに対して聞く耳を持つことです。これを続けていけば、より早いタ
イミングで、自分にとって理想的な学習スタイル(ペース)を確立するこ
とができますから、今回改めてご紹介した生徒のように、第一志望校への
可能性を大きく引き寄せることができるのです。


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◆●           <編集後記>
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すっかり寒くなりましたね。もう冬はすぐそこです。先月まで半袖のワイ
シャツで通していた私も、今ではすっかり真冬の格好になりました。別に
やせがまんをしているわけでも、夏が好きなため、あきらめがつかなかっ
たわけでもありません(笑)。室内が暖かかったのと、仕事柄、校内を動
くことが多いため、外が寒いからといって厚着をすると、すぐに暑くなっ
てしまうからです。そういえば、私が大学生だった時も、周りが厚着をし
ているにもかかわらず、私1人が半袖シャツで登校していましたので、当
時から変わっていません。まだまだ若い証拠です(笑笑笑)。それはとも
かく、そのおかげかどうかはわかりませんが、私はめったに風邪をひきま
せん。家族みんなが風邪をひいたのに、私だけがひかずじまいだったこと
はざらです。これは自慢といってもいいかもしれません。


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◆● 【こんな生徒が合格してきた】メルマガポリシー
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これはカリスマ講師などがよく発行している「入試によく出る英語」、
「必ず覚える日本史用語」といった、科目指導的な内容のものでは
ありません。私が生徒と日々接してきた中でわかった、合格する人の
受験生活、考え方、勉強法などを、少しでも多くの受験生のみなさん
に紹介し、知っていただくことを目的としたメルマガです。
 
勤務先で接している生徒だけでなく、全国の受験生の皆さんに
受験勉強を通じて、生きていく上で必要な何かをつかんでほしい、
そんな願いをこめて、私はこのメルマガを発行しました。
 
予備校職員の立場からおすすめする予備校の選び方・生かし方や、
実際の生徒とのエピソード、受験生としての自らの体験など、
なるべく具体例をたくさん紹介いたしていきますので、
ぜひ、あなたのお役に立ててください。
 
 
      <本メルマガはこんな方におすすめです>

・「受験勉強に王道なし」と信じてコツコツやろうという方。
・受験勉強を通じて、生きていくうえで必要な何かを得たいと思う方。
・今まで何をやっても長続きしなかったがので、受験勉強をきっかけ
 に何とかしたいと思っている方。
・既に予備校に通っていたり、通信講座をやっていたりするが、
 うまく活用しきれていないと感じる方。
 
        <こんな方にはおすすめしません>

・どちらかというと、あまり人からいろいろ言われるのがいやな方。
・受験勉強は、生きていく上では役に立たないと割り切っている方。
・楽して大学に確実に合格できる裏技やノウハウを知りたい方。
・浪人しても(一浪の人は二浪しても)いいと今から思っている方。
 
 
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◆発行責任者:やす(現役予備校職員)
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(それは困る、という方はご遠慮なくその旨をご記載ください。)
 
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