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2008/07/17

現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜 第44回

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◆●  「現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜」
●      【第44回 夏休みの過ごし方 その2 生活編】
┃            2008/7/17 発行
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カリスマ講師や東大生(卒)直伝だけが全てじゃない!
日々受験生を指導する某予備校の現役教務職員が、大学受験に合格する
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           <毎週月・木曜日発行>
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みなさん、こんにちは。
「現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜」 
のやすと申します。
タイトルの通り、現在某予備校に勤めております。
普段はなかなか聞けない(私からすると、なかなか言えない)、
現職だからこそ言える本音の部分を正直にできる限り
お話ししようと思っています。
これから予備校を選んだり、大学受験のための準備をしたりする上で
参考になれば幸いです。本日もよろしくお願いいたします。
 
 
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◆●            【目次】
 
●(1)<本日のテーマ>
   第44回 夏休みの過ごし方 その2 生活編
 
◆(2)<こんな生徒が合格してきた 番外編 こんな生徒は要注意!> 
   番外3.学習計画を立てない 前編
 
●(3)<編集後記>
 
◆(付)メルマガポリシー
 
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前回より、もうすぐ迎える夏休みの充実した過ごし方についてお話して
います。2回目の今回は、主に生活面について取り上げます。 

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◆●          <本日のテーマ>
 
      第44回 夏休みの過ごし方 その2 生活編
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6.夏バテ防止策を考えて実行する。

健康は最大の受験対策です。いくら綿密な計画を立てても、体調を崩し
ては何にもならないからです。計画の実行は、日々健康であることが大
前提です。そのためにも、夏バテしないような工夫をしっかり行ってく
ださい。まずは1日3食しっかり食べることです。その他、あまり冷たい
飲み物を取り過ぎない、適度な睡眠、適度な水分補給、さらに細かく言
えば、野菜やたんぱく質、あとお酢を使った食べ物を定期的に摂るのが
おすすめです。また、食中毒に注意し、冷蔵庫に入れ忘れたものはもち
ろん、入れてから時間が経過して心配なものは避けた方がいいでしょう。


7.寝起きの時間は変えない。(早寝早起き)

いくら夏休みとはいえ、また、たとえ夏期講習が夕方の時間帯のみだと
しても、お昼過ぎまで寝るのはよくありません。その分やるべきことが
進みませんし、夜になると目がさえて眠れないこともあり、結局3時4時
まで勉強を続け、そのため朝早く起きられず・・・という悪循環になり
ます。この繰り返しは前述の夏バテの原因にもなります。ただでさえお
昼過ぎまで寝ると頭がボーッとなる上、起きた時間帯は一日で最も暑く、
勉強がしづらい時間帯です。体にいいわけがありません。何より、入試
本番は午前中からお昼過ぎにかけてですから、夜型になってしまっては、
本番で力が発揮できませんし、一度夜型になると、朝型に戻すのにはか
なり時間と労力が必要です。個人差はありますが、朝から午前中が一日
で最も勉強がはかどる時間帯です。お昼過ぎまで寝るくらいなら、早起
きして午前中に勉強した上で、お昼寝をした方がまだましです。たとえ
高校や予備校の授業がなくても、寝起きの時間は今までと同じにするこ
とで、今までのリズムを崩さないようにすることをおすすめします。


8.進路や志望校がはっきりしていない人は、夏休み中で決める。

今後の人生を大きく左右する大事なことですから、簡単に決めずに、ギ
リギリまで迷い悩むのも結構だと思います。ただ、いつまでも決まらな
いのも、それはそれで問題です。長丁場で、決して楽ではない受験勉強
に継続して取り組むには、やはり明確な目標が不可欠だからです。それ
がないと、モチベーションが下がってきますので、勉強し続けるのは大
変です。どんなに真面目に取り組んでいる方でも、目標が明確でないと、
ちょうど夏休みあたりから「息切れ」してきます。ですので、どんなに
遅くとも夏休みまでには希望学部と、せめて第3志望校くらい(複数の
学部を受験する予定であれば、それらを1校と数えて3校分は欲しいとこ
ろです)までは決めておいてください。そのためには、まず各大学のホー
ムページを閲覧し、パンフレットを入手してください。1回の請求で複
数の大学のパンフレットが入手できる企画が、新聞や受験雑誌など、い
ろいろな媒体に掲載されていますので、それらを利用すると楽です。受
験するかどうかわからない大学でも、受験しないことを正式に決めてい
なければ請求してください。後日駆け込みでいろいろ請求するよりよっ
ぽど効率的です。そして、その中で興味を持った大学があれば、ぜひオー
プンキャンパスにも参加してみてください。それでも決まらないようで
したら、早いうちに高校の先生や予備校の職員などに相談してください。


9.受験するか迷っている大学のオープンキャンパスほど参加する。

上記についての補足ですが、オープンキャンパスはなるべく受験しよう
かどうか迷っている大学のものほど参加してみてください。現時点での
上位志望校のオープンキャンパスは、改めて行ってみて、「やっぱりこ
の大学に行きたい」という気持ちが再確認でき、勉強へのモチベーショ
ンが上がるきっかけになりますので、もちろん参加する意義はあります。
でも、一方で、参加しようがしまいが受験はすると思います。でも、迷っ
ている大学であれば、実際に行って自分の目で確かめた方が、受験する
かどうかが決めやすいと思います。全ての受験予定校のオープンキャン
パスに参加できるに越したことはありませんが、日程の都合も含め、も
し日程が重なる大学があれば、迷っている大学の方に参加してみてくだ
さい。尚、自宅から通える距離にあればの話ですが、もし参加できなけ
れば、2学期以降にその大学に実際に足を運んでみてください。オープ
ンキャンパスではないものの、普段の大学の姿を見ることが出来ます。
その際、もし複数のキャンパスを持つ大学であれば、自分の希望学部の
ある校舎を見ておく必要があることを忘れないでください。また、以前
もおすすめしましたが、今独学でがんばっている方々も、もし機会があ
れば、志望校の所在地に近いエリアの予備校の夏期講習を取ると同時に、
その期間中で出来る限りオープンキャンパスに参加してみてください。


10.誘惑から遠ざかる方法を考える。

ちょうど夏期講習のある時期は、一部の季節ものを除き、ほとんどのも
のがトップシーズンです。ということは、その分だけ誘惑も多いのです。
ただ、誘惑に打ち勝とうとすると、かなりの時間と労力を費やすことに
なります。そこでお勧めしたいのは、誘惑のない環境に身を置くことで
す。つまり自ら誘惑から遠ざかり、目にしないための工夫をするのです。

まずは、今年の北京オリンピックは「開催しないもの」と思ってくださ
い。また、テレビも同様です。オリンピックもそうですが、その他のス
ポーツなど、終了時間が明確でないものや、特番のような長時間もの、
その他ドラマなど、続きが気になるものについては、生で見ずに録画し
て、合格してからまとめて見てください。どうしてもすぐ見たいのであ
れば、せめて「食事中の1時間」などと時間を決めて見てください。雑
誌にしても、買うのはもちろん、立ち読みでもあっという間に時間が経っ
てしまいますのでやめましょう。せいぜい合格してから読む前提での買
いだめです。さらに、友人と一緒に勉強すると、どうしてもおしゃべり
をしたりつるみたくなったりしますので、なるべく避けて、会うのを最
低限に抑えましょう。ゲームはもっての外です。また、これは浪人生に
言いたいのですが、現役合格した大学生の友人とはかかわらないことを
お勧めします。夏休みの時期は、大学生にとって一番楽しい時です。多
くの大学では7月末に前期試験が終わりますので、ただでさえ開放感に
浸っています。「前期終了」やらサークルの打ち上げやらでコンパをやっ
たり、海水浴や花火大会に行ったり、その他テニスサークルの合宿やら、
旅行やら、バイトに明け暮れてお小遣いを稼いだりと、受験生にとって
は「会わなきゃよかった」と思うほど、羨ましさやくやしさが込み上げ、
しばらくは勉強どころではなくなります。たとえ誘われても「合格する
まで待って!」の一言をはっきり言いましょう。そして、その一言で崩
れないような人間関係ができている人とお付き合いしましょう。そもそ
も、本当の友人なら、相手を気遣って誘ってこないはずです。

いずれにしても、これらの誘惑に打ち勝って勉強するより、誘惑のない
環境に身を置くほうが楽です。テレビにしても、テレビ覧を見て、「こ
れは」と思う番組を黙々と録画してテレビを付けない方が賢いやり方で
す。だって一度見ちゃったら最後まで見たくなりますので、途中で消し
たり録画に切り替えたりするのは大変ですよね。


受験生にとって、夏休みほどまとまった時間が確保でき、自分のやりた
い勉強が自由にできる時期はありません。せっかくのチャンスです。最
大限に活用し、来年の今頃は、「去年の今頃あれだけがんばったから今
がある」と言えるようにしましょう。また、高1・高2の方にも共通す
る内容も入っていますので、それはそれで参考にしていただくと同時に、
受験生になったらこれだけの決意でがんばらなければいけないのだと心
得、今のうちにできることからどんどん進めていきましょう。



次回は、夏の過ごし方の応用編として、やめるべきか両立して続けるか
迷いそうなことについて、どうすればいいのかをお話いたします。これ
は夏に限ったことではありませんので、2学期以降にもつながるお話で
す。1回目の次回は「恋愛」についてです。


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◆● <こんな生徒が合格してきた 番外編 こんな生徒は要注意!>
      
         番外3.学習計画を立てない 前編
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前回もお話いたしましたが、学習計画について、もう少しお話したいと
思います。充実した夏休みを送るには、綿密な学習計画が必須です。た
だやみくもにやろうとすると、勉強にムラができてしいます。意外とこ
のタイプは多いため、こうして改めて取り上げているのですが、勉強が
はかどり、充実した夏休みだった、という感想を持って2学期を迎えら
れる生徒がいかに少ないかを痛感しています。計画は立てさせても、実
際にはその通りに実行できない場合が多いのです。もっとも、これは何
も夏休みに限ったことではありませんが、時期が時期ですので、夏の計
画にしぼってお話いたしますが、学習計画通りにいかない原因としては、
私は大きく分けると次の3つのどれかにあると思っています。


・勉強ができないとわかっている時期を見越していない。

これは高校生の場合ですが、普段は学校の行事やそのための準備、中間・
期末テスト前の勉強などのため、自主勉強が中断することがありますし、
夏休みだとオープンキャンパスなどで1日つぶれる場合があります。で
もそうした、自主勉強ができないと事前にわかっている日にまでギッシ
リ予定を入れてしまい、それが原因でできなかったと言うのです。意外
と忘れてしまうのは、夏期講習(高校・予備校を含めて)の予復習です。
講習の時間はともかく、予復習の時間を考慮しないために、それらが終
わるころには寝る時間になり、この繰り返すで、結局講習とその予復習
だけに追われた夏休みだった、ということになりかねません。


・休みに入ると寝起きの時間が崩れ、規則正しい生活になっていない。

夏休みになると、講習が朝からあるとは限りませんので、どうしても遅
くまで寝てしまいます。そうすると何とか取り返そうとする気持ちと、
遅くまで寝ていたため、本来の練る時間になっても眠くならないという
事情とが重なり、結局夜更かしをしてしまい、その結果また次の朝起き
られない、という繰り返しになってしまうのです。そのため、午前中の
勉強時間がほぼなくなり、その分遅れが出てしまうのです。


・夏の暑さを計算に入れず、自分のやる気を過信している。

1学期にやり残しの勉強があると、この夏で一気に取り返そうとし、そ
の時のやる気にまかせてかなりハードな計画を立ててしまいがちです。
でも、日本の夏は蒸し暑く、何をしていなくても汗をかき、体力を奪う
ほど勉強には向かない季節です。温和な春でさえ予定通りにいかなかっ
たのなら、条件が厳しい夏に春以上のペースでできる、と考えるのには
無理があるでしょう。つまり、夏は理想的なペースではなかなかできな
い、という前提で計画を立てる必要があります。それが、前回お話した、
何をどんなペースでやるのか、どの時間帯で何をやるのかを決め、さら
に週1日は、その週の遅れを取り戻す日をつくる、といった継続できる
ための工夫をすることです。

このように、計画を立ててもその通り実行するのは難しいのに、計画自
体を立てずにやみくもに勉強しようとするのは一番悪いパターンです。
それも、計画を立ててもその通り実行できた試しがないから立てない、
という生徒も実際にいるのです。でもそれは論外です。それは英語はい
くらやっても伸びないからやらない、というのと同じで本末転倒です。
というわけで、次回は、「計画通りに実行できないから立てない」と豪
語して、結局失敗してしまった生徒の具体例をご紹介いたします。


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◆●           <編集後記>
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学習計画について、前回からいろいろお話していますが、実は、私自身
は受験生当時、学習計画なんて立てませんでした。決まり文句のように
「計画立ててしっかり勉強しましょう」とは言われていましたが、計画
表を書かされることも、計画の立て方の指導をされることもありません
でした。ですので、どう立てていいかもわからず、思うがままに勉強し
ていたような気がします。一応合格できたのでよかったようなものの、
計画を具体的に立てることの重要さを知ったのはずっと後の社会人になっ
てからです。もし受験生当時にちゃんと計画を立てて実行していたら、
現役合格できたかもしれませんし、少なくとも苦手な英語がもう少し何
とかなったような気がします。そこまで言えるくらい、計画を立てるこ
とは重要だと今頃になって実感しています。


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◆● 【現役予備校職員が語る!】メルマガポリシー
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これはカリスマ講師などがよく発行している「入試によく出る英語」、
「必ず覚える日本史用語」といった、科目指導的な内容のものでは
ありません。私が生徒と日々接してきた中でわかった、合格する人の
受験生活、考え方、勉強法などを、少しでも多くの受験生のみなさん
に紹介し、知っていただくことを目的としたメルマガです。
 
勤務先で接している生徒だけでなく、全国の受験生の皆さんに
受験勉強を通じて、生きていく上で必要な何かをつかんでほしい、
そんな願いをこめて、私はこのメルマガを発行しました。
 
予備校職員の立場からおすすめする予備校の選び方・生かし方や、
実際の生徒とのエピソード、受験生としての自らの体験など、
なるべく具体例をたくさん紹介いたしていきますので、
ぜひ、あなたのお役に立ててください。
 
 
<本メルマガはこんな方におすすめです>
・「受験勉強に王道なし」と信じてコツコツやろうという方。
・受験勉強を通じて、生きていくうえで必要な何かを得たいと思う方。
・今まで何をやっても長続きしなかったので、受験勉強をきっかけに
 何とかしたいと思っている方。
・既に予備校に通っていたり、通信講座をやっていたりするが、
 うまく活用しきれていないと感じる方。
 
<こんな方にはおすすめしません>
・どちらかというと、あまり人からいろいろ言われるのがいやな方。
・受験勉強は、生きていく上では役に立たないと割り切っている方。
・楽して大学に確実に合格できる裏技やノウハウを知りたい方。
・浪人しても(一浪の人は二浪しても)いいと今から思っている方。
 
 
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※尚、「現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜」
へ頂いたお返事のうち、「他の受験生にも参考になる」と感じたものに
つきましては、もちろんお名前は伏せますが、事前承諾なしでご紹介・
引用させて頂くことがあります。どうかご了承ください。
(それは困る、という方はご遠慮なくその旨をご記載ください。)
 
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