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カリスマ講師や東大生(卒)直伝だけが全てじゃない!日々受験生を指導する某予備校の現役教務職員が、大学受験に合格する生徒の傾向や勉強法、予備校の選び方・生かし方などを、自らの浪人体験や勤務先での具体例と共に紹介するメルマガです。

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2008/06/19

現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜 第36回

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◆●  「現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜」
● 【第36回 予備校関係者の誰もが勧める勉強法 その6 理社編】
┃            2008/6/19 発行
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カリスマ講師や東大生(卒)直伝だけが全てじゃない!
日々受験生を指導する某予備校の現役教務職員が、大学受験に合格する
生徒の傾向や勉強法、予備校の選び方・生かし方などを、自らの浪人体験
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           <毎週月・木曜日発行>
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みなさん、こんにちは。
「現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜」 
のやすと申します。
タイトルの通り、現在某予備校に勤めております。
普段はなかなか聞けない(私からすると、なかなか言えない)、
現職だからこそ言える本音の部分を正直にできる限り
お話ししようと思っています。
これから予備校を選んだり、大学受験のための準備をしたりする上で
参考になれば幸いです。本日もよろしくお願いいたします。
 
 
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◆●            【目次】
 
●(1)<本日のテーマ>
   第36回 予備校関係者の誰もが勧める勉強法 その6 理社編
 
◆(2)<こんな生徒が合格してきた> 
   14.「だいたいできた(わかった)」で終わりにしない 前編
 
●(3)<編集後記>
 
◆(付)メルマガポリシー
 
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今回は、勉強法についての6回目として、理科・社会(地歴・公民)に
ついてお話いたします。このシリーズではいわゆる「やす式必勝勉強法」
といったものを提唱するわけではありません。一言で言いますと、「高
校の先生や予備校講師は世の中にたくさんいますが、そうした人たちの
誰もが勧める勉強法をご紹介し、これに私なりのコメントをつけよう」
という企画です。

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◆●          <本日のテーマ>
 
  第36回 予備校関係者の誰もが勧める勉強法 その6 理社編
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1.高3の1学期までは定期テストごとに範囲の内容をしっかりこなす。

以前にお話しました通り、やるべき科目の優先順位を考えますと、高3
の1学期まではどうしても英語が最優先になります。他の科目と比べて、
英語をマスターするのはかなりの時間と問題量が必要だからです。です
ので、当面は自主勉強の時間の大半を英語に費やすことになるでしょう。

それでも、浪人生は高校生よりも時間があるので、英語中心にしても、
他科目をやる余裕もあると思いますが、高校生の場合は、他の科目がど
うしてもおろそかになりがちです。特に国公立大志望者にとっては、や
るべき科目が多いだけに心配になると思います。そこで、理・社(地歴・
公民)については、まずは普段の高校の授業を大切に受けてください。
そこで習った内容をしっかりおさえ、定期テスト前に集中して勉強すれ
ば、わざわざ普段の貴重な自主勉強の時間をそのために割かなくても、
ある程度の内容は把握できると思います。ですので、理・社の授業中は、
英数の時間に備えて寝たり内職をしたりする、というのはあまりにもっ
たいない、ということになります。


2.物理は力学、化学は理論、生物は遺伝について、早いうちにこなす。

例年いろいろな生徒を見てきましたが、一概に言って、理科は上記の単
元を苦手にしている人が多いという印象があります。この点については、
市販の受験本にもよく記載されており、例えば「物理は一番やっかいな
力学を最初の方で習うので、『自分には向いていない』と思って他科目
に替えたり文転したりしたくなる人もいるかもしれないが、物理は力学
さえ乗り越えれば、そんなに大変な科目ではない」といった内容です。
私もその通りだと思います。ですので、あまり理科に時間がかけられな
いようなら、せめてこうしたやっかいな単元だけでも早いうちにマスター
しておけば、2学期以降とても楽になります(もっとも生物の遺伝は後
の単元になるので、1学期中のマスターは大変かもしれませんが)。

受験生に限らず、日本人全体の特徴なのかもしれませんが、どうもやる
べきことにメリハリや優先順位をつけてこなすより、まんべんなくこな
すことを好む人が多いような気がします。もしかしたら私もそのタイプ
かもしれませんが、少なくともまんべんなくこなすより、メリハリをつ
ける方が成績は上がります。英語のように長い時間をかけてコツコツ積
み上げる必要がある科目もあれば、歴史のように短期集中の方が忘れず
にすむ科目もあり、科目によって性質・特徴が違い、それに合わせてこ
なす方が、限られた時間内で効率よくこなすことができるからです。


3.歴史は近現代史から仕上げる。

以前もお話しましたが、高校の歴史の先生は、授業計画通りに授業をす
るのが苦手な人が多いようで、毎年のことなのに、なぜか古い時代に時
間をかけすぎてしまい、肝心の入試に良く出る近現代史までたどりつく
のに年末近くまでかかってしまう、なんてことがよくあります。これで
は高校生に不利です(もっとも浪人生も、近現代史は高3の秋から年末
近くまでで習っただけで、それ以来やっていない、というのであれば条
件はほぼ同じですが・・・)。そこで、高校生も浪人生も、古代からの
復習と同時進行で、近現代史も自分で始めてください。近現代史から古
代へさかのぼって勉強してもいいくらいです。長い目で見ると、その方
が点数は上がりますし、出題頻度を考えても、その方が合格の可能性も
上がります。現在の授業の復習が気になるかもしれませんが、それは上
述の通り、毎回の授業をしっかり聞いた上で、定期テスト前にまとめて
やれば十分です。もし時間的に余裕がなければ、以前にお話しました通
り、近現代史はほとんどの予備校の夏期講習で開講していますので、そ
れを受講してみてください。それだけでも違います。


4.地理は必ず地図帳を用意し、位置を確認する。

これは必須です。野球の練習をするのにバットとグローブとボールがい
るのと同じくらい当たり前のことです。でも、参考書にマーキングをし
たり、ひたすら問題集を使って解いたりすることしかやっていない生徒
も少なくありません。有能な地理の教師や講師ほど、説明するだけでな
く、たとえ生徒がめんどくさがっても逐一地図帳で位置の確認をさせて
います。地理はそれをやってなんぼの科目です。決してめんどくさがら
ず、わからない単語を辞書で調べるのと同じくらいのつもりで取り組ん
でください。それをひたすら繰り返すだけでも、とれる点数に差がでて
くるはずです。やはり地理には地図帳がつきものです。


5.政治経済は時事問題がポイント。いま世間で何が話題になっている
  か常に新聞などで確認しておく。

政経は、範囲がさほど広くなく、かつ出題されるところがある程度決まっ
ていますので、歴史ほどの負担はなく、歴史以上に追い込みがきく科目
です。でも難点が2つあります。1つは、地歴・公民の科目を、日本史
または世界史のどちらかに限定するところもあるため、どの大学・学部
でも使えるとは限らず、事前の確認が必要なことです。そしてもう1つ
は、時事問題が出るため、その対策が立てづらいことです。もちろん、
予備校で授業を受けていれば、それをふまえた対策はやってもらえると
は思いますが、こればかりは参考書や問題集をこなす、というわけには
いきません。新聞やテレビでかまいませんので、今世間で何が話題になっ
ているのかを常に確認し、どういう形で出題されてもいいように、その
出来事について不明なところはその都度調べておきましょう。それだけ
でもずいぶん違います。それでももし不安になったら、「自分が不安な
んだから、他の人たちだって、同じように不安になっているはずだ」と、
あくまでみんなだってそうなんだ、と自分自身で励ましてください。



次回は小論文編です。


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◆●       <こんな生徒が合格してきた>
      
  14.「だいたいできた(わかった)」で終わりにしない 前編
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私は今までいろいろな生徒と接してきましたが、「英語はちゃんとやっ
ているか」「この問題集はちゃんと終わらせたか」などといった質問を
すると、返ってくる答えで一番多いのは「だいたい○○」というもので
す。例えば「英語の授業を何回か受けてきたので、だいたいわかってき
た」「この問題集はだいたい終わった」というように、本当によく使い
ます。でも、「だいたい」って具体的にどのくらいでしょうか。

全く同じ問題集を複数の生徒にやらせた場合、あと2、3ページで終わ
る人も、あと2、3章で終わる人も、さらには、5章くらい残っていて
も、全部で18〜20章くらいの問題集であれば、3/4は終わっていること
になりますので、やっぱり「だいたい終わった」と言う人はいます。し
かも、間違えた問題をしっかり解き直していようといまいと、終わりが
見えてくれば「だいたい終わった」ととにかく言うのです。このように、
「だいたい○○」という言い方がいかにあいまいで具体性に欠けるかお
わかりいただけると思います。合格してきた人は、学習状況はもちろん、
何を聞いても答えが具体的です。上記の質問の場合でも、例えば「英語
は、読解問題の大意はつかめても、設問ごとに見ていくと間違いが多く、
おそらく文法が完璧ではないからだと思い、この問題集を始めました。
1日1章ペースで進め、昨日で5章まで終わりました。あと15章残ってい
ますが、間違えた問題の復習もあるので、それを含めてあと20日で終わ
ると思います。」というような答えが返ってくるのです。

いかがですか。全然違いますよね。「だいたい」なんて使わないですし、
特に基礎事項については、だいたい大丈夫だと思っても、完璧だと実感
するまで繰り返し確認するのです。毎回ちゃんと予習して授業に出席し、
復習も欠かさず続けていけば、ほとんどの人が学習内容をだいたいは理
解できるでしょうし、よほど怠惰な人でもない限り、問題集をだいたい
終わらせることもできるでしょう。大事なのは、それらの学習内容が、
本当に今後に生かせるよう、血となり肉となっているかどうかです。も
しそうなっていなければ、せっかく基礎を固めたつもりでも、模試や赤
本などで問題演習をしていくうちに、実は基礎が固まっていなかったこ
とを実感し、秋以降の重要な時期に、基礎の固め直しを余儀なくされ、
追い込みの貴重な時間をそのためにつぶすことにもなりかねません。

次回は、「だいたいできた(わかった)」で終わりにせず、完璧になる
まで基礎固めを徹底してやり遂げた人の具体例をご紹介いたします。


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◆●           <編集後記>
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そういえば、今年は例年より早い時期に梅雨入りしたはずなのですが、
梅雨入り前はあんなに雨が降り続いていたというのに、梅雨入りしたと
たん、雨が降らなくなったような気がします。確かに空を見ると、雲に
覆われている日が多いのですが、明らかに日が差していて、「今って本
当に梅雨なの?」と疑ってしまいます。通勤の際や、休みの日に買い物
に行くときなどは、雨が降っていない方が助かりますが、あんまり振ら
ないと、また水不足で困ることになります。ただでさえ生活必需品や公
共料金が値上げしているのに、この上水まで不足したら本当に困ります
よね。独身の頃はそこまで感じませんでしたが、いざ家族ができると、
水やガス、電気、その他生活必需品をその分多く使うことになりますの
で、こうした問題をかなり身近に感じます(リアルな話ですいません)。


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これはカリスマ講師などがよく発行している「入試によく出る英語」、
「必ず覚える日本史用語」といった、科目指導的な内容のものでは
ありません。私が生徒と日々接してきた中でわかった、合格する人の
受験生活、考え方、勉強法などを、少しでも多くの受験生のみなさん
に紹介し、知っていただくことを目的としたメルマガです。
 
勤務先で接している生徒だけでなく、全国の受験生の皆さんに
受験勉強を通じて、生きていく上で必要な何かをつかんでほしい、
そんな願いをこめて、私はこのメルマガを発行しました。
 
予備校職員の立場からおすすめする予備校の選び方・生かし方や、
実際の生徒とのエピソード、受験生としての自らの体験など、
なるべく具体例をたくさん紹介いたしていきますので、
ぜひ、あなたのお役に立ててください。
 
 
<本メルマガはこんな方におすすめです>
・「受験勉強に王道なし」と信じてコツコツやろうという方。
・受験勉強を通じて、生きていくうえで必要な何かを得たいと思う方。
・今まで何をやっても長続きしなかったので、受験勉強をきっかけに
 何とかしたいと思っている方。
・既に予備校に通っていたり、通信講座をやっていたりするが、
 うまく活用しきれていないと感じる方。
 
<こんな方にはおすすめしません>
・どちらかというと、あまり人からいろいろ言われるのがいやな方。
・受験勉強は、生きていく上では役に立たないと割り切っている方。
・楽して大学に確実に合格できる裏技やノウハウを知りたい方。
・浪人しても(一浪の人は二浪しても)いいと今から思っている方。
 
 
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※尚、「現役予備校職員が語る!〜こんな生徒が合格してきた〜」
へ頂いたお返事のうち、「他の受験生にも参考になる」と感じたものに
つきましては、もちろんお名前は伏せますが、事前承諾なしでご紹介・
引用させて頂くことがあります。どうかご了承ください。
(それは困る、という方はご遠慮なくその旨をご記載ください。)
 
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