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2009/09/15

しあわせこそだて通信 第40号

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      癒しの子育てネットワーク    
    し あ わ せ こ そ だ て 通 信    <第40号> 2009.9.15
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こんにちは。アリーです。

先ほど片付けをしながら替え歌を歌ってた我が子。

「エー、ビー、シー、ディー、ママのバカ~、エイチ、アイ、ジェイ、ケイ、
ママ大好き~」

なんだかよくわからないけど、そう言ってみたかったみたい。こうやって甘え
られるなんて、幸せな子だな、と思いました。私は「ママのバカ」なんていま
だに言えません。そんなこと言ったら母が本気にすると思うから。私の思いこ
みかもしれないけど。

我が子は私が本気にはしないと思ってくれているのでしょうか。子どもの様子
を見て、私もだいぶ楽になってきたんだなあ、と思いました。

 ◎もくじ◎
 ○癒しの子育て・子どものきもち
 ○癒しの子育て体験記
 ○生きる喜び・育てる楽しみ
 ○あとがき

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○癒しの子育て・子どものきもち~子どもたちによる「癒しの子育て」語録
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(母がお泊まりで出かけることになった。見送る時のかわいいセリフ。)

  「行ってらっしゃい。ぼくのこと忘れないでね」     (5歳)  
  
 
       
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○癒しの子育て体験記        「光が見えてきた?」
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最近自分を観察していて気付いたことがあります。私は自分を「ダメ」だと思
いやすいのだけど、マイナスの出来事があって、気持ちを感じるその瞬間には
もう、「自分のせい」いう思いがわいてきているんです。0.1秒くらいの感
じで。それが、本当に、しょっちゅうあるんです。

もちろん、私の責任という時もあるけれど、自分の力では及ばないどうしよう
もないようなことが起きたとしても、「自分のせい」というのは必ずくっつい
て出てくる思いなんです。そんなことがわかってきたので、この頃私は自分が
かわいそうになってきました。いや、けなげと言うべきか・・・いつもダメだ
という気持ちにさらされているのに、くじけそうになりながらもなんとか生き
ようとしているんだなあって。何ともけなげで愛おしくなります。これって今
までにない感覚なんですよね。大きな自分が育ってきたのかなあ。

実際の私は、イライラしたり、家族に怒りをぶつけてしまうこともまだまだあ
るけれど、ぶつけたあとに、「ああ、また下手くそなやり方でやっちゃったね
え」「新しいやり方を身につけるのはむずかしいよねえ」と自分に向って言え
るようになってきたんです。これは、とてもうれしい変化。(でも家族にとっ
ては同じかも?私としては、ずいぶん変わっているんだけど・・・)

自分はダメだとずっと思ってきたけれど、いろいろ解きほぐしてきたら、そう
でもないかもしれない、と思えるようになりました。まだ100パーセントじ
ゃないけれど、光が見えてきた感じです。それが嬉しいです。でも何よりも嬉
しいのは、自分を導いてきたのは私自身だったと思えること。ここまでたどり
着いた私ってすごい。抱っこを知ったのも大きかった。本当にありがたいです。
これからもよろしくお願いします。


                     (東京都 あなぐまかあさん)

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○生きる喜び・育てる楽しみ  癒しの子育てネットワーク代表 阿部秀雄
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  ○伝統の子育てを探る(10)

生後六ないし八か月のあいだおとなの腕の中で過ごす時期が終わると、自立し
ていこうとする気持ちがおのずから生まれます。長く続く密着が依存を強めて
しまうようなことはけっしてないのです。

いったん赤ちゃんが自分の力で移動できるようになると、赤ちゃんは積極的に
外の世界に出かけていきます。好奇心と探求心を発揮して、周囲の世界へと出
かけていきます。

密着育児というと、いくつになっても甘えぐせ(あるいは親の甘えさせぐせ)
がついていて、なかなか自立しないのではないかと思うと、事実は逆で、密着
育児を経た子どもは周囲への好奇心や探索行動が盛んになるのです。

幼い子どもは驚くほどの自由さを与えられて周囲を探索します。年長の子ども
もおとなも、統制することや導くことをしません。ただ必要なときに、ちょう
ど必要な手助けをするだけです。おとなは、自分自身の活動をしながら、子ど
もたちにとっての安全基地となっています。

幼い子どもは積極的に外の世界に出かけていきますが、安全な範囲を超えてど
こまでも出て行ってしまうということはありません。不安になったり、何かし
てもらいたくなると基地に戻ります。疲れれば母親のところへ戻ってきます。

すべては自律性の発達を促すことをめざしています。それには、ちょうど必要
なだけ手伝う。つまり、手伝う側が子どもが真に必要としているより多く手を
出しても少なすぎても、目標は達成されません。

ある二歳ほどの女の子は、おとなたちのまねをして、自分でもキャッサヴァ
(主食の芋)をおろし金でこすり始めました。すると、隣にいた年上の女の子
がもっと手頃なキャッサヴァのかたまりを差し出し、母親がもっと小さなおろ
し金を握らせてやりました。それでも、一分と経たないうちに、女の子は仕事
に対する熱意を失って駆け去りました。でも、誰もがそれを当然のように受け
入れています。いずれ遅かれ早かれ、その社会の文化に、その子どもの内部の
力に従って、みずから参加してくるものだ、と確信しているからです。

活動の自由な選択を尊重するところといい、本物に似たオモチャをあてがうの
ではなく子どもが実際に使える生活用品を提供するところと言い、ひとりでで
きるようにちょうど必要なだけ手伝うところと言い、これはまさしく現代のモ
ンテッソーリ教育ではありませんか。

また、ある家の庭に、壁を作る泥を取るために一メートル半ほどの深さの穴が
掘られていたのですが、赤ちゃんがその穴をめがけて何度も突進して行きまし
た。でも、穴のふちギリギリまで行っても、赤ちゃんはけっして落ちませんで
した。

男の子は一歳半を過ぎると自分から、鋭い矢を使って弓の練習を始め、ときに
は起きている間ずっと弓矢を持ち歩いています。でも、リードロフは村で過ご
した二年半のあいだに矢によるけがを一件しか知りませんでした。よちよち歩
きの子どもが火をもてあそんだりしますが、それでもって、草や木でできた家
を燃やしてしまうこともないのです。

子どもには自分を守る力があり、危険なことはしないはずだと親が確信してお
り、不必要にその探索を止めることをしないのです。


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「癒しの子育て」を日本中の子どもたちのしあわせな成長のために役立てたい
という願いのもとに、現在各地に援助者がおり、ネットワークの輪が広がって
います。

お近くのネットワーク・援助者をお知りになりたい場合は、メールでお問い合
わせください。

 ▼メールはこちら→ happyhug@nifty.com

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 ○あとがき
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だいぶ涼しくなってきました。空気も乾いてきて、体調管理が難しいですね。
インフルエンザが気になるけれど、来週はいよいよ5連休!楽しいひとときを
過ごして下さいね。

次号は10月1日の予定です。                      
                           (アリー)

 ▼感想・体験談などはこちらへどうぞ→ happyhug@nifty.com

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