2009/04/03
しあわせこそだて通信 第29号
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癒しの子育てネットワーク
し あ わ せ こ そ だ て 通 信 <第29号> 2009.4.3
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こんにちは。アリーです。
なんと、二日も遅れてしまいました!!まずはごめんなさい。
新学期が始まりましたね。子ども達はまだ春休みですが、我が家ではのんびり過
ごすどころかいつもよりばたばたしています。新年度って忙しいものなんですね。
東京では今週末には桜が満開になるそうです。忙しさは置いておいて、ちょっと
でも見に行けたらいいなあ。みなさんも、春を楽しんで下さいね。
◎もくじ◎
○癒しの子育て・子どものきもち
○癒しの子育て体験記
○生きる喜び・育てる楽しみ
○あとがき
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○癒しの子育て・子どものきもち〜子どもたちによる「癒しの子育て」語録です
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(抱っこのセッション中はダダこねをしていた子、帰り際に)
「Rちゃん、いい子になっちゃった」
(3歳)
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○癒しの子育て体験記 「 母の‘大好き’」
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〈第1信〉
今日、母の所に行ってきました。帰りに、ケアマネージャーさんと話していたら、
ステキなエピソードを聞かせてくれました。
父が生きていた頃は、車でいろんな所に出かけていました。父はドライブが好きだ
ったのです。それでよく母を乗せて出かけていました。その事を話するそうです。そ
れから、最近父に似た人が入居してきたそうで、その人のことを‘お父さん’と呼ん
でいるそうです。そんないろんなことがあって、ケアマネさんが「お父さんのこと大
好きだったんだね」と言ったら、「そうだよ」と言ったそうです。
父が生きていたときはいつも父の文句ばかり言って、本当に憎たらしそうでした。
でも、父が死んで、せいせいしているのかと思ったらそうでもなく、挙げ句の果てに
呆けてしまいました。だから、文句言っても、頼りにしていたのは事実だな、と思っ
ていました。
それが、‘大好きだ’なんて認めちゃって。私はうれしかったです。そして父のた
めにも。呆けてしまって、でも心の底の正直な気持ちが出てきて、それを言葉で言う
ことができて、よかったなぁと思いました。ほんとに、うれしい。
やっぱり、大好きって言えるのっていいですね。
〈第2信〉
母の「大好き」の言葉。あとからじわじわっと来ました。
そうです、深いところで繋がってきたんです。いままで否定してきたことが、だめ
だったと思っていたことが、オセロの駒のようにパタパタっとひっくり返った感じ。
まさに、父を否定し、母も否定し、その中で生きてきた私が、父の存在を認め、私が
存在していることが悪いことでなくすばらしいことで、今まで生きててよかったんだ
って。自分はだめだって思ってきたけど、存在しててよかったんだって。今になって
やっと、涙が出てきました。
まさに愛ですね。弟にも広がればいいのになぁと思いました。
(福島県 ムーミンさん)
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○生きる喜び・育てる楽しみ 癒しの子育てネットワーク代表 阿部秀雄
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○生きる喜び・育てる楽しみ 鞭を惜しむと子どもを損なう(3)
鞭と杖は、羊飼いが羊の群れを守り、導くための、いわば手の延長であって、羊
飼いがそれでもってやみくもに羊を打ち据えるものではなかった、という話をして
きました。
人間の世界に話を戻すと、親にとって子どもを守り、導くためには手があれば十
分であり、鞭と杖は必要ありません。
ところが、鞭と杖を使わないにしても、手でもって子ども(しばしばお尻)を叩
くことは必要だ、という考えはかつて欧米に根強くありました。それどころか、現
代でもなおかつその考えを強く主張している学者がいるので、紹介しましょう。カ
リフォルニア大学のダイアナ・バウムリンド教授です。
もっとも教授は、単純に体罰を勧めているわけではなく、体罰を生かすことので
きる親であることを求めています。教授は3つの親のタイプがある、と指摘します。
第1は、「許容的な親」です。許容的な親は、子どもの衝動、欲望、行為に対し
て、罰を与えず、受容的で、肯定的な態度で接します。どうしたらよいかを子ども
と相談して決め、家庭の決まりごとをよく説明します。家事を分担してもらうとか、
決まりごとを守るとかは、あまり求めません。子どもの求めには喜んで応じようと
しますが、自分が子どもの見習うべきお手本になるとか、子どもの行動を形成ない
し修正すべき当事者になる、ということはあまり意識しません。子どもの行動を統
制するのを避け、外から押しつけられた規範に従うことなく、子どもがなるべく自
分で行動するように励まします。自分の望むように子どもを導きたいときには、力
を行使せずに、子どもがその気になるように説得などの工夫をします。
第2は、「権威的な親」です。権威的な親は、一定の行動基準に従って、子ども
の行動や態度を形成し、統制し、評価します。従順ということに高い価値を認めて
います。子どものふるまいや考えが親の正しいと思っていることと一致しない場合
は、懲罰や強制をいといません。子どもが子どもとしての分をわきまえさせること、
子どもの自主性を制限すること、働くことを大切にする人間に育てるために家事の
責任を分担させることを重視しています。秩序や伝統には大きな意味があると考え
ています。子どもは親の言うことを正しいものとして受け取ればいいと考えている
ので、子どもと言葉でやりとりすることを好みません。
許容的な親は、子どもの求めには応じるが、子どもに求めることが少ない親です。
主義として子どもを叩くことはないはずですが、子どもがなかなか思うようになら
ないとき、思いあまって叩くことはあるかもしれません。
権威的な親は、子どもに求めることは多いが、子どもの求めに応じることは少な
い親です。子どもを叩くことにも肯定的です。
でも、教授に言わせれば、この2種類の親の場合、子どもを叩くことはしつけに
役立ちません。では、どんな親だったらいいというのでしょう。
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「癒しの子育て」を日本中の子どもたちのしあわせな成長のために役立てたいと
いう願いのもとに、現在各地に援助者がおり、ネットワークの輪が広がっています。
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○あとがき
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阿部先生のコラムを、このところ楽しみにしています。早く先が読みたいくらい。
そんな読者は他にもいると思うのに、遅れてしまってごめんなさい。心を入れ替え
て頑張るぞ!
次号は4月15日発行予定です。
(アリー)
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