2009/03/02
しあわせこそだて通信 第27号
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癒しの子育てネットワーク
し あ わ せ こ そ だ て 通 信 <第27号> 2009.3.2
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こんにちは。アリーです。
娘が自分の赤ちゃん時代のことについて調べていました。学校の授業の一環で自
分史を作り、自分の命について考えるのだそうです。
どんな赤ちゃんだった?何が好きだった?と聞かれ、久しぶりに育児日記やアル
バムを開きました。私はイライラして怒ってばかりの母だったと思っていたけれど、
それなりに娘をかわいがり、愛おしく思っていたことが思い出されました。
なあんだ、ちゃんとやってたんじゃない…なのに自分では思い違いをしていまし
た。思いこみってすごいなあ。
◎もくじ◎
○癒しの子育て・子どものきもち
○癒しの子育て体験記
○生きる喜び・育てる楽しみ
○あとがき
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○癒しの子育て・子どものきもち〜子どもたちによる「癒しの子育て」語録です
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(阿部先生の本『だだこね育ちのススメ』を見て)
「『だだこね育ちのムスメ』かと思った。もちろん、わたしのこと〜!」
(8歳)
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○癒しの子育て体験記 「五分と五分でママがボス」
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ボスのお話&五分五分のこと、なんだかわかる気がしました。五分五分ってね、
私はずっと主張と受け入れがバランス良く、とか、私も子供を受け入れる=子供も
私を受け入れるっていう天秤だと思っていたんだけど・・・・
それは勿論そうなんだけど、私も文句を言う、子供も文句を言えるっていう、底
辺の五分五分、がないと、結局お互いキィーッてなっちゃうんじゃないかなあって。
程度の強さ、言葉づかいはともあれ、私も文句言わせてもらうわよー! こっちだ
って言わせてもらうわよー! そういう強さもあっていいのかもしれないし、その
強さがないと、文句も生きてこないのかもしれないと。
と、思えるのはなぜかというと、私がいい加減親の言うことききなさいっ!!と
言って以来、Mちゃんが、私に馬鹿と云う事が激減して、私がはっきり要求を言う
と、YESかNOをはっきりいってくれるようになったからです♪ そして、YE
Sと言ってくれることが断然増えました! ついでに、あんなに食べてくれないと
悩んでいたごはんまで、ぱくぱくと食べてくれるようになりました!びっくり!
こうしようね、ママはこうしてほしいなあ、いやだよね、こんな気持ちになっち
ゃうよね・・・そういう言葉かけやかかわりを心掛けてきたんだけど、私が子供に
対する遠慮を抱えて、先に相手を受け入れようとばかりしてると、きっと子供はイ
ヤイヤを言う前に、母の遠慮の気持ちを察してしまって、かえってはっきりイヤと
はいい難いものを感じてしまうのかも・・・・って。
あっ、そうだ、太鼓や弦と一緒ですよね。張りが強くないと、叩き甲斐がないん
だ。スポンジじゃ頼りなさすぎるものね。
私は無意識に、子供のスポンジになろうなろうと(なんでも受け取ってあげよう
と)してたのかも・・・・。で、スポンジになろうとしたって、結局吸い取るばか
りじゃ限界があって、いっつも自分がいっぱいいっぱいになってるんですよねー
(苦笑)。
毎朝、幼稚園に行きたくないとか言うけど、そうだねえ、行きたくないよね、っ
て抱きしめるのも大事だし、今まではそうやってきたけど、Mちゃんの場合は、さ
んざんそれはしてきたから、今は、「でも、幼稚園は行かなくちゃいけない!」が
必要だし、それがないと逆に思いきり「行きたくないー!とは言えないのかも。
だから、最近は毎朝私は、「わかるよ、Hちゃんだけママといっしょずるいよね。
で・も!! Mちゃんはもう幼稚園生になっちゃったんだから、幼稚園に行かない
といけないの!」って言っちゃってます。
そうするとね、「なんで?!」ってぶーたれるんだけど、「だって、なっちゃっ
たもんはなっちゃったの。幼稚園生になっちゃったんだから、行くしかないの!」
って私が返すと、ぶーぶーいいながらも、結局は行って、それで楽しんでくるんで
すよね。
でね、私自身もね、結局、そうやってはっきり言えることが、気持良かったり、
するんです。そうそう、子供自身に言いたい放題を許すように、私自身にも、言い
たい放題を許しても、いいんですよね、時には。
子供が大いに文句をたれるためにも、私は揺るがない事実を大いに提示していい
!!のかも・・・・♪とここ最近は思って、前より大威張りな私です(笑)。行き
すぎないように気をつけなくちゃ・・・・。
母は堂々としてていいのだ〜(でも、またそのうち穴に落っこちるんだろうけど)。
(千葉県 ほたるの森のとろろ)
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○生きる喜び・育てる楽しみ 癒しの子育てネットワーク代表 阿部秀雄
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○鞭を惜しむと子どもを損なう(1)
ヨーロッパでは古くから、とは言ってもいつ頃からかは分からないのですが、
「鞭を惜しむと子どもを損なう」という格言が広がり、子どもを鞭で打ってしつけ
る、ということがあったようです。その根拠として、キリスト教で言う旧約聖書の
なかの「箴言」に、
「鞭を控える者は我が子を憎む者だ。子を愛する親は心をこめて子をしつける。」
(13章24節)
「しつけの鞭は子を賢くする。わがままにされた子は母の恥となる。」(29章15節)
とあるのが引用されたりもします。
つい最近までインターネットで販売されていたという「子どものしつけ用の鞭」
の写真を見たことがありますが、さすがに最近では、しつけに鞭を使うことはなく
なってきているようです。
世論も専門家も、大勢としては体罰否定に傾いてきているとは思いますが、では
体罰なしでどのように子どもを導いていけばいいかとなると、確信を持ってこうす
ればいい、と言い切れるだけのものが打ち出されておらず、親たちは子どものしつ
けに見通しが持てずにいるように思います。
大事なことは、体罰は是か非かではなく、子どもをどのように導いていったらい
いのかを明らかにしていくことでしょう。それが明らかになれば、体罰の是非はお
のずからはっきりするはずです。
その手がかりとして、聖書に出てくる「鞭」とは何か、それがどのように使われ
たか、を見直してみたいと思います。そうすることで、私は思いがけないことを知
ったのです。
箴言が生まれた数千年前、ユダヤの人たちは農牧生活を送っていました。農牧に
かかわるもので聖書に最もひんぱんに登場するものは羊だそうです。そして、時と
して人は羊に、神さまは羊飼いにたとえられます。ですから、鞭とは、羊飼いが羊
の群れのために使う鞭だったのです。
それでは、羊飼いが使う鞭とはどのようなもので、どんな使い方をしていたので
しょうか。
いまの私たちが鞭と聞くと、そのしなやかな動きによって、平手打ちなどでは与
えられないような激しい痛みを与えるもの、というイメージを持ってしまいますね。
動物や子どもというものは、放っておけば本能のままにふるまい、わがままになる
ばかりなので、痛みや恐れを味わわせることによってしつけなくてはならない、そ
のために鞭を使うのだ、と思いがちです。
でも、そんなふうに鞭を使うのだとしたら、旧約聖書の詩編第23編に、
「あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを慰める。」
とあるのが分からなくなってしまいます。怖がらせるのではなくて、慰めるという
のですよ。
ほら、鞭を使うことで羊が安心するんだって。だったら、我が子にも鞭を使わな
くてはね。そんなのあり?
(楽しみは次回へと続く)
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○あとがき
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あっという間に迎えた3月。一日遅れの発行になってしまってすみません。
先週は思いがけず雪の舞った東京でした。冷え込みはしばらく続きそう。体調を
崩さないようにお気をつけ下さい。
次号は3月15日発行予定です。
(アリー)
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