2009/02/02
しあわせこそだて通信 第25号
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癒しの子育てネットワーク
し あ わ せ こ そ だ て 通 信 <第25号> 2009.2.1
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こんにちは。アリーです。
あちこちでインフルエンザや風邪が流行っています。先週は我が子も熱を出し、
しばらく学校を休む羽目に。夫と交代で休みを取りつつ、何とかしのぎましたが、
親がずっと側にいてくれるというのは、子どもにとってはすばらしく心地よい体験
だったらしく、「もっと病気になってたいな〜」などとつぶやいていました。
何言ってんの!たまにだからいいのよ、といなしたけれど、私自身にもそういう
思い出があります。子どもの横で添い寝をしながら、子どもの頃のいろんな気持ち
を思い出すことでした。
◎もくじ◎
○癒しの子育て・子どものきもち
○癒しの子育て体験記
○抱っこの輪
○生きる喜び・育てる楽しみ
○あとがき
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○癒しの子育て・子どものきもち〜子どもたちによる「癒しの子育て」語録です
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(癒しの抱っこで育ち、抱っこが大好きな子。いつまで抱っこするの?と聞かれて)
「いつまでもするんだからね、抱っこは私の命なの」
(8歳)
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○癒しの子育て体験記 「自分をヨシヨシしてみたら」
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土曜に抱っこしていただいて、13日の火曜までは抱っこはしてみるのもも、結構
イライラすることもありました。でも、幼稚園が始まり、私も自分癒しもするよう
になり状況は激変しました。
何より自分をヨシヨシしてるとイライライがスーッと消えていくことに驚きまし
た。これまでストレスは解消する(外に追い出す)ものだと思っていましたが、そ
こに存在することを認めてヨシヨシしてあげると、こんなにも落ち着いてくれるん
ですね。おかげでここ半年続いていた過食がピタッと治まり、3日で体重が1キロも
減りました。ほんとにびっくりです!!
前田さんに子育て大変なのを誰かに聞いてもらってる?と言われましたね。あの
時私は友達なんかに聞いてもらってる、と答えましたが考えてみたら「子育て大変
なのはみんな同じよ〜」ってな感じで本当に大変さをわかってもらって話を聞いて
もらったのは少なかったと思います。夫に至っては聞いてくれるどころか「我慢が
足りない!」って言われてましたから・・。
でも、それに気づいてから積極的に自分癒しをするようにしたんです。自分で話
をきいてあげるのでしたら、絶対に期待を裏切るようなこと言われませんからね。
(笑)そしたら思った以上の効果にびっくりしました。
また、夫にも私を抱っこしてヨシヨシしてくれるよう頼みました。その際に説教
はせず、ウンウンと話を聞いて、大変だったね、辛かったね、とだけ言ってくれと
よくよく言い聞かせてやってもらいました。夫もがんばってやってくれ、私もびっ
くりするくらい、元気になれました。
それ以来、私は切れることもなくなり、精神的にかなり楽になりました。
U子は抱っこしてはじめは泣き叫んでいたのが、3,4日もすると抱っこしても
らいながら、「怖かった」とか「さびしい」とか泣くよりもつらい気持ちを話すよ
うになりました。そして、幼稚園が始まってびっくりしたのは帰りのバスの中で寝
て帰ってくるようになったことです。U子はとにかく赤ちゃんのころから寝ない子
で(4か月の火事まではとにかくやたら寝る子だったのですが・・)4月から幼稚園
に行き始めてたのですが、帰りのバスで寝て帰ってきたのは3回くらいでしかも10〜
15分くらいしか寝なかったのです。それがヨダレをたらして寝ていたそうで、先生
も「珍しい」と言っていました。また、担任の先生からは落ち着きが出てきた感じ
がする、と言われました。先週3日登園したのですが、3日とも帰りのバスで寝て帰
ってきました。夜も昼寝をした割には9時頃のまともな時間に寝るようになってい
ます。以前は昼寝はしない、夜は遅いで本当にイライラしていました。本当にびっ
くりです。
(Kさん)
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○抱っこの輪〜援助者の体験談やメッセージ
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阿部夫妻、私、中学生からは主人が家庭教師をするなど、小さい頃から抱っこと
馴染みのある、S君が就職が内定したと報告がてら、私の家に遊びに来ました。
この不況の中、よくやったねと主人と3人で喜びました。
その彼に島津亜矢さんの『感謝状』*という歌を教えてもらいました。何度聞いて
も泣けるいい歌と言うので、聞かせてもらうと、私も涙ぽろぽろ。本当にいい歌で
した。
こんな気持ちを素直に感じられる「君は素敵!」と叫んでしまいました。体に不
自由のある君は今までだって、楽にここまで来たわけではないけれど、お母さんの
愛情をしっかりと実感している君は、これからもどんな時でもやっていけそうだね!
私たち夫婦にとって幸せな一日でした。
間 紗由子 (相談室 和く輪く舎)
*『感謝状』作詞:星野哲郎 作曲:弦哲也 (テイチク)
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○生きる喜び・育てる楽しみ 癒しの子育てネットワーク代表 阿部秀雄
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●かくれんぼ(3)
女王は女の人に問いかけました。
「ねえ、あっちの子って、それほど悪い子かしら」
「たしかに軽はずみなところがあるけど、・・・」
と言ってから、女の人はしばらく考えていましたが、やがてぱっと顔を輝かせて、
「・・・軽はずみというよりは、好奇心そのものなんです」
「ふむ、ふむ、好奇心ねえ」と女王は相づちを打ちました。「好奇心に、なにか取
り柄があるかい?」
女の人はしばらく考えてから、
「そりゃ、もう。だって、わたしの生い立ちはつらいものでしたが、その好奇心の
おかげで、私の人生はいきいきと楽しいものになっていたんです」
「おや、まあ、そうだったのかい。だったら、知りたがり屋の女の子をじゃけんに
追い払ってしまったらかわいそうだね」
「ええ、たしかに」とうなずいてから、女の人は離れた茂みに隠れている女の子に、
「戻っておいで」と呼びかけました。
でも、女の子は戻ってこようとはしません。いったんは、茂みの陰から顔を出す
のですが、こっちにいる女の子に射すくめられて、また隠れてしまいました。
「むりもないわ、こっちからこうにらまれていたんじゃね」
「どうしましょう、かわいそうに」女の人はうろたえました。
「まずは、こっちの女の子の気持ちがなごんだらいいわね。この子に対して、何か
言ってやることはないの?」
「この子は、えーと、この子は・・・」女の人は口ごもりながら考え込みました。
「えーと、この子は・・・そう、そう、わたしが好奇心に駆られて無茶なことをし
ようとすると、いつもわたしをたしなめてくれました・・・」
「ありがとうね、いつもわたしを助けてくれたのね」そう言って、女の人が女の子
を抱きしめると、目をぎらぎらさせて怒っていた女の子の顔がすうーっと和らいで、
かわいいべそをかきました。
女の人は勝ち気な女の子を連れて、好奇心の強い女の子を呼びに行きました。や
がて、三人仲良く手をつないで戻ってきました。
女王は、女の人を森の出口まで連れて行ってやったのですが、その道すがら、
「泉はたしかにこの森にありますよ、うわさのとおりにね。・・・ほら、あそこよ」
女王が杖で指す方向に目をやると、木々の間からきらきら光る水面が見えました。
そして、女の人が「あっ」と声を上げる間もなく、泉は再び姿を消してしまいました。
「その時が来れば、きっと自分で見つけることができるでしょう。でも、いまはまだ
その時ではなさそうね」
「おばあさん、ありがとう」
女の人は晴れやかな顔を女王に向けました。
「泉がほんとにあるんだ、と分かっただけで、ここに来たかいがあったわ」
(つづく)
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「癒しの子育て」を日本中の子どもたちのしあわせな成長のために役立てたいと
いう願いのもとに、現在各地に援助者がおり、ネットワークの輪が広がっています。
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○あとがき
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いつも読んでいただいてありがとうございます。メルマガを出し始めてちょうど
一年。今日はお祝い(?)ということで、体験談を二つ(一つは抱っこの輪ですが)
載せました。2年目も頑張ろうっと!!
次号は2月15日発行予定です。
(アリー)
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