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2009/01/16

しあわせこそだて通信 第24号

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        癒しの子育てネットワーク    
       し あ わ せ こ そ だ て 通 信  <第24号> 2009.1.16
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 こんにちは。アリーです。

 寒い毎日が続いていますがお元気ですか?新しい年を迎えてあっという間にもう
半月。時間がたつのは本当に早いです。

 このところパソコン仕事が多くて体が疲れていた私。そんな様子を見かねて、娘
がマッサージをしてくれました。題して「抱っこマッサージ」。“抱っこ”と“肩も
み”が一体化した技なのですが、「なあんだ、ただの抱っこじゃない!」と言った
ら、「気持ちいいからいいじゃ〜ん」とのこと。確かに…!!!(イライラしてる
ときは効かないけど)こんな事してくれるのも今のうちかなあ。
 
 
  ◎もくじ◎
 ○癒しの子育て・子どものきもち
  ○抱っこの輪
 ○生きる喜び・育てる楽しみ
  ○あとがき

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 ○癒しの子育て・子どものきもち〜子どもたちによる「癒しの子育て」語録です
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 ママ、Kちゃんがそばにいるからね。だいじょうぶだよ。ぎゅーしよう。
                              
                         (4歳)    
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 ○抱っこの輪〜援助者の体験談やメッセージ    
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 腕の中にすっぽりと入ってくれる幼い子どもと違って、もう体も大きくなった思
春期の我が子を抱っこするのは、親も子も「ちょっとご勘弁を」ですよね。でも、
体こそ実際に抱っこしなくても、相手がどんなふうに甘えたがっているのかがわか
ると、気持ちの抱っこができると思います。そんな例を二つほど。

 一つめは、中学2年生の男の子を持つお母さんから聞いたお話です。その男の子
は部活動の野球で夏休みも毎日のように早朝から夕方暗くなるまで練習でした。家
に帰ると、靴もソックスもユニフォームもスポーツバッグも投げ出して、とてもと
ても不機嫌な様子。

 「何をする元気もないんだろうなぁ」と、お母さんは疲れた息子の心中を察して
はいるのですが、椅子やテーブルを蹴ったり、ぶつくさ文句ばかり言う姿に、だん
だん腹が立ってきました。そこで「そんな不機嫌な顔してるんだったら、自分の部
屋でしててよ」と言いますと、「1人で不機嫌にしてたら寂しいだろ」と言い返さ
れたそうです。

 お母さんはその台詞があんまり可愛いかったので、ついつい吹き出して笑ってし
まったとか。せっかく不機嫌な態度で家族に甘えているのですから、見ていてくれ
る人がいないと張り合いがありませんよね。
 「大きな体をしてても子供よね」とそのお母さんは笑ってましたが、大人だって
同じだなと私は我が身を振り返りつつ思いました。

 もう一つは小学6年生の女の子。  とても感受性の豊かな小学6年生の娘さんを
持つお母さん。小さな頃は、周りの事なんてあんまり気にしていないふうに見えた
娘さんだったのに、高学年になった途端、クラスメイトが自分をどう見ているのか
が気になり始めた様子。友達関係でも色々と悩むことが増え、お母さんは成長した
証拠だと見守っていました。

 ところが、6年生になると「あの子はこうだ」とクラスメイトの悪口をお母さん
に言うようになりました。お母さんは、友達の悪口を言うような娘にはなって欲し
くないと思い、「でもね」と友達を擁護するような意見を娘さんに返したり、あれ
これアドバイスしたりしました。 

 すると娘さんは怒り出して「お母さんはそうかそうかって聞いてるだけでいいの!
私はすっきりしたいだけなの!」。その剣幕にお母さんはびっくり。でも賢いお母
さんはすぐに娘さんは愚痴をきいてもらいたいだけなんだと理解したのでした。そ
の話を聞いた私は、改めて抱っこ法の基本を娘さんに教えてもらった気がしました。

                                     前田美智子 (相談室 和く輪く舎)
     
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 ○生きる喜び・育てる楽しみ  癒しの子育てネットワーク代表 阿部秀雄
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  ●かくれんぼ(2)

 やがて、少し落ち着きを取り戻したところで、女の人が語ることには―。
 この森にはその水を飲むと予言する力が身につくという泉がある、とうわさに聞
いたら、矢も楯もたまらず探しに行ってみたくなってやってはきたものの、泉は見
つからないし、戻る道も分からなくなってしまい、疲れ切って歩けなくなってしま
ったの。
「もう、わたしったら。わたしの物好きのおかげでひどい目にあったわ。わたしな
んて大嫌いよ!」
と思わず叫んだらそのとたん、目の前にあの女の子がひょいと姿を現したの。その
顔がわたしにそっくりだったものですから、思わず、
「おまえなんか嫌いよ、あっちへ行け」
とどなりつけてしまったの。

「まあ、ずいぶんと思い切ったことを言ったもんだこと」
「だって、ほんとに、幼い頃のわたしにそっくりだったんだもの」
「それだったらなおさら優しくしてやったらいいじゃないか」
「だって、だって・・・」
と女の人は甘えた声を出しました。「ほんとに、ほんとに、幼い頃のわたしにそっ
くりだったんだもの」
「幼い頃から、自分のことが嫌いだと思っていたんだね。・・・よく見れば、魂の
深い娘さんじゃないか。人の痛みを思いやる優しい心根が顔に表れているよ。それ
なのに、どうして自分にはそんなにじゃけんにするんだい」
 森の女王はしばらくのあいだ、女の人を慈しむように眺めていましたが、そのう
ち「あら」と気がついて、カシワの樹の裏側に声をかけました。
「おまえ、隠れていないで出ておいで」

 姿を現したのは、さきほどの嘆き悲しんでいた子と瓜二つの顔をした女の子でし
たが、ちょっと勝ち気そうな、きりっとした表情をしていました。
「おまえだね、この人の心をあやつって、あっちの女の子にじゃけんなことを言わ
せたのは」
「だって、だって・・・」女の子は口をとがらせて言いました。「あの子ったら、
物好きで、軽はずみなんだもん」
「そんなふうに人を悪く言うもんじゃないわ。相手のステキなところを見てあげな
きゃ」
「あの子にステキなところなんかないもん」
「おや、おや、厳しいことを言うわねえ。でも、・・・」
 女王は女の人に問いかけました。
「ねえ、あっちの子って、それほど悪い子かしら」
 
                                (つづく)

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 ○あとがき
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 またまた遅れてゴメンナサイ。
ところで、メルマガ創刊からもうすぐ1年です。次は1周年記念特集号!? 
期待の次号は2月1日発行予定です。
                              (アリー)

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