2008/04/18
『就活生必見☆社会人インタビュー』~あなたは今「なりたい自分」がありますか?~
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『就活生必見☆社会人インタビュー』
〜あなたは今「なりたい自分」がありますか?〜
平成20年4月18日(金)<044号>
就職活動が忙しくても、色々な方の生き方が学べます♪
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■■ 『絶対の目標は、いらない』
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◆ 1.社会人プロフィール
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□ 公認会計士・著者 望月 実さん(男性)
立教大学 経済学部卒
□ 著書
・『会計のトリセツ』
http://ac-intelligence.jp/torisetsu/index.html
・『会計を使って経済ニュースの謎を解く』
http://www.ac-intelligence.jp/mystery/index.html
・『有価証券報告書を使った決算書速読術』
http://ac-intelligence.jp/sokudoku/index.html
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◆ 2.インタビュー記事
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■■ 『会計士生活の栄光と挫折』
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望月さんは、経済学部に在籍していたこともあり、
もともと会計に関心が高かったそうだ。
これからの時代、「会計」に対して世間の注目度は高くなると読んで、
大学3年の時から、公認会計士の勉強を始めた。
そして、それから3年間の勉強期間を経て見事会計士の試験に合格し、
大手監査法人で働くことになった。
監査法人に入った頃は、仕事がバリバリできる男になりたかったそうだ。
「お金を稼ぐことにはそんなに興味はなかったけど、
できる奴になりたいと思っていたね。
責任ある仕事も任されるようになって、やりがいを感じていたよ。」
しかし、一見順風満帆に見えた望月さんの社会人生活に、
少しずつひずみが生じ始めた。
仕事で優れた実績を上げると、さらに重要な仕事を任される。
それをこなすと、さらに難しい仕事を、いくつも任されるようになる。
凄まじい仕事量とプレッシャーの中で、
望月さんは体力的にも、精神的にも追い詰められていった。
そして、ある時ついに身体を壊し、
しばらく仕事を離れることを余儀なくされてしまった。
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■■ 『新しい道』
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「できる男になる」という目標を追い続けた結果、
自分を限界以上に追い詰めることになってしまった。
そこで、望月さんは別の道を考え始めた。
自分に何ができる?
自分は何がしたい?
そう自問自答し続ける中で、
中学時代からビジネス書を読むくらい、「本を読むことが好き」であったこと、
「人に何かを教えることが好き」であったこと、
などが思い起こされた。
そして、それらを、会計士として働く中で感じた、
「数字に強くなりたいと思っても、英語のように勉強する方法がない」
という現実と合わせて考え、
望月さんは、「独立し、本を書く」という道を選ぶのだった。
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■■ 『夢の実現』
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当時も、会計の本はあった。
しかし、入門書か専門書しかなく、
その中間に当たる本がなかった。
望月さんが書きたかったのはまさにそういう本であった。
しかし、出版社に企画を持ち込んでも、
取り合ってもらえない。
何社も何社も断られ、途方にくれていた。
そんな時、ある出版社の編集者から連絡があった。
すでに書き上げていた原稿をホームページに掲載していたところ、
たまたまそれを目にしたその編集者が面白いと思ったのだという。
望月さんの思いは実現へと向かい始めた。
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■■ 『成功とリスク』
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そうして出版された『会計のトリセツ』は大いに人気を博した。
それからも次々と会計に関する本を出版し、
望月さんは一躍有名人となった。
現在ではセミナーや執筆の依頼も次々と舞い込んで来る。
社会的にみれば、大成功を収めたといえるだろう。
そんな望月さんに、成功するという事について聞いてみた。
「まず、分かっておいて欲しいのが、『成功する』ためには
自分をプラスの方向に変え続けていかなければならないということ。
自分を変えていくということはとても大変なことだし、
今までの居場所を失うかもしれないというリスクもあるよね。
だから、ほとんどの人は本気で成功に向かって行動していない。
実際、社会に一番受け入れられるのはリスクヘッジされたやり方だよね。
会社の制度とかをみていると良く分かるんじゃないかな。
そんな中で、リスクをとれる人だけが成功できるのは、当たり前だよね。」
さらに望月さんは続ける。
「みんなが成功したいと思いながらリスクを取ろうとしないのは、
今の社会がリスクヘッジされた過程の中での成功の仕方しか
教えないせいもあると思う。
でもリスクヘッジされているということは、自分でなくてもいいということ。
人は誰でも、自分として認められたいと思っているはずなのにね…
夢を持てといいながら、夢のかなえ方を教えない。
そんな社会は間違っていると思うよ。」
□
□□ 『就活生へのメッセージ』
□
就職活動をしている学生さんの中には、
自分の夢とか目標がなかなか見えずに悩んでいる方が多いみたいですね。
でも、私の考えでは、「絶対の目標は決めなくてもいい」と思ってます。
これだけだと誤解を招くかもしれませんね。
もっと正確に言うなら、
「ある時決めた目標を絶対のものと思わない」
ということです。
時間の流れに沿ってどんどん変化する世の中に合わせて、
目標も常に修正していかなければならないと思うのです。
それに、目標に向かう道もまた、一つに限定する必要はないと思います。
ある道を選んでみて目標に到達できそうにないと感じたら、
別の道に切り替えればいいですし。
私はあることに取り組むとき、3年スパンで考えています。
その道に進むと決めたら、3年はそれを全力でやってみる。
そして3年経ったとき、その道が本来の目標からずれているようならば、
それを修正、あるいは別の道に進む。
もしそこで間違った道を歩んでしまったとしても、
全力で取り組んだならばそれは必ず自分の糧となるはずです。
今の学生は私たちの頃に比べて頭で考えすぎて、
行動が伴わない人が多いように思います。
学生の皆さんは、まず行動してください。
行動して、周りを見ながら、考えてください。
そうする中で、自分の進むべき道が見えてくると思います。
そしてもっともっと自分に自信が持てるようになるはずです。
私も日々、行動して、失敗して、へこみながら色々学んでいるという点では
学生の皆さんと一緒です。
理想の未来に向かって、お互いに頑張っていきましょう!
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【編集後記】
最後まで読んで下さってありがとうございます!
岡崎塾3期生の福岡です。
私が望月さんのお話を伺う中で最も心打たれたのが、
「絶対の目標は持たなくていい」という言葉です。
この言葉に心を動かされたのは、私が就職活動の中で、
「自分の10年後、20年後の目標までしっかりと描けていなくてはならない」
という、一種の強迫観念のようなものにとりつかれ、
それができない自分に苛立ちを感じていたからです。
望月さんにこの言葉をいただいたことで、
目の前が明るく開かれた思いがしました。
「目標が見えないなら、まずは動くこと。」
そして、面接で上記のようなことを尋ねられたときも、
私は自信を持ってこう答えることができました。
「自分には社会のことは分からないし、
明確な10年後の姿を描くこともできない。
だから、まずは営業をやりたい。
営業でならば他の人よりも結果を出す自信もある。
始めの3年間営業の仕事に全力で取り組む中で、
将来自分に何が成し遂げられるか見出したい。」
この回答に、多くの面接官の方が納得してくださいました。
就職活動は終わりに向かいつつありますが、
今度は望月さんの言葉を社会で実践していきたいと思います!
<取材・編集: 福岡 秀明>
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