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2008/07/05

樋口 清吾の「なんとかなるさ!」Vol.023

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    苦しい人専用メールマガジン 「なんとかなるさ!」
          2008年7月5日号  Vol.023

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  皆さん、おはようございます!サラリーマン作家の樋口 清吾です。
  仕事や家庭問題、そして病気などでお悩みのあなたを応援します!
  http://blogs.yahoo.co.jp/higuchi_seigo

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  『目と耳を失って残るもの』

  ● 2008年も半分が過ぎました

  2008年も前半が終わり、折り返し地点をまわりましたね。

  皆さんはこの半年、充実して過ごすことができましたか?

  実はこう見えて、私は年初に必ず一年の計画を立てます(エッヘン)。

  昨年の振り返りと新年の目標、行動指針などなどをパワーポイント
  にまとめて、時折見直します。

  もちろん上半期を終えたいま、それらを振り返って反省するととも
  に、下半期の計画を修正しようとしています。

  えてして計画というのは思い通りにはいきませんけれども、これは
  「儀式」のようなものですね。

  おっといけない。本題に入りそびれそうです。

  今日は目と耳が悪い私から、あなたに提案をさせていただきましょう。

  ● 最悪のことを考える

  繰り返しになりますが、私はベーチェット病という病気のために、
  視力を失いつつあります。

  それに加えて、原因は分からないのですけれども、中度の難聴を患
  っています。

  それらによって私の人生は間違いなく変わってきましたが、これは
  過去形で語るものではありません。

  それらは進行する性質のものであって、これから先も私を取り巻く
  環境は変わっていく可能性が厳然として存在します。

  おおむね悪い方向に・・・・・。

  だから、私はしばしば最悪の状況になったときのことを考えます。

  最悪の状況、つまり、目も耳も機能を失ってしまったときに、私が
  社会のなかで何らかの貢献をして報酬をいただくために、どうなっ
  ていればよいのでしょうか?

  ちょっと想像してみてください。どうでしょう。けっこう答えを出し
  にくい命題ではありませんか?

  ● 目も耳もなくなったときに残るもの

  私は当事者ですので、長いこと考えてきました。

  たとえば目が見えないだけだったら、まだ他者とコミュニケーショ
  ンをとる能力は残ります。

  音声読み上げ機能を使えば、パソコンだって使えるでしょう。

  データの入力や処理など、事務系の仕事ならできるかも知れません。

  一方、耳だけが不自由な場合を考えてみましょう。

  コミュニケーションがとれないのはつらいですが、手話や筆談、あ
  るいはチャットを使えば補強できるでしょう。

  こちらもパソコンを使えば、事務的な仕事や文章執筆など、いくつ
  か職業選択の余地は残ります。

  さて、目と耳、両方が使えない場合はどうでしょう?

  コミュニケーションをとる手段は、点字か指点字など触覚を使うこ
  とになるでしょうけれど、情報の通り道としてそれはとても狭いも
  のです。

  情報を身体に入力するのにそれだけ困難が伴うとすれば、ほとんど
  の職業は私の範疇には入らなくなります。

  残されているのは、頭のなかで思考て、それを口に出す、あるいは
  キーボードを叩いて発信していくかです。

  思考したり、情報を発信したりするとき、私は何を使うことになる
  のでしょうか?

  ● 私からあなたへの提案

  目からも耳からも情報が入らなくなるときに私と他者をつなぐもの。

  それは、「ことば」です。

  「ことば」を使って何かを考え、「ことば」を発していくことが私に
  残される数少ない能力です。

  私は「ことば」によって誰かを元気づけ、誰かの心を慰めることが
  できるかも知れません。

  「ことば」がある限り、私は希望をもって生きていくことができます。

  そう思えば、「ことば」って想像を絶するほど(想像などしないで
  しょうけれど)尊いものなのです。

  皆さん、「ことば」を大切に使っていますか?

  自分や他者を傷つける「ことば」、ねたみや恨みを込めた「ことば」、
  規則を逸脱したでたらめな「ことば」・・・・・。

  そんな「ことば」を使っていると、知らぬうちにあなたの周りは
  「ことば」の通りになっていくでしょう。

  「ことば」って、とてもありがたいものです。

  いま発している「ことば」を、温かく、そして美しい「ことば」に
  変えていくことはできませんか?

  そうするだけで、きっといいことがありますよ!

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  ■ お知らせ

  あなたの苦しい話をお聞かせください。お便りお待ちしております。
  また、執筆・講演のご依頼なども承ります。以下へご連絡ください。
  higuchi_seigo@yahoo.co.jp

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  ■ 発行人プロフィール

  サラリーマン作家 樋口 清吾(HIGUCHI SEIGO)

  1978(昭和53)年宮城県生まれ。2000年、大学院入学当初に難病の
  ベーチェット病を発症し、徐々に視力を失う。現在は弱視。2007
  年末には両側性の突発性難聴も発症し、聴力も低下する。自らの
  苦難の経験をテコに、執筆を通して世の中の人たちにエールを送る。

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  ■ 編集後記

  来月に妻とイタリアを旅行することになりました。

  実は、恥ずかしながら私にとって初の海外旅行です・・・・・。

  ということで、今日も図書館へ行って、イタリアの猛勉強です(笑)。

  時差へのうまい対処の仕方やイタリアのことなどなど、教えていた
  だたらとっても嬉しいです。

  お便りはこちらまでお願いいたします。
  higuchi_seigo@yahoo.co.jp

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  発信元:樋口 清吾
  連絡先:higuchi_seigo@yahoo.co.jp
  発行者ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/higuchi_seigo
  配信の登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000256612.html

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