2008/08/02
「俺にも言わせろ」―新型インフルエンザ
◇◆◇◆◇−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 衆議院議員 さかい学 〜今日の視点〜 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−第5号 こんにちは。衆議院議員さかい学です。さかい学〜 今日の視点〜第5号を配信いたします。 皆様にさかいの「今」をタイムリーにお伝えしてい きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたし ます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★さかい学“今日の視点”★ ■「新型インフルエンザに、“封じ込め”は不可能」を 厚生労働省も認めるべし■ “封じ込め”というのは、新型インフルエンザウイルス をそれこそ封じ込め、感染拡大をさせない、日本に上陸 をさせないという政策だ。そして実は、厚生労働省も 「封じ込めは不可能」と分かっているはずなのだ。 例えば、横浜検疫所では、平成18年度の訓練で出てき た課題が、今年4月に私が国会で質問するまで全く進ん でいなかった。しかも19年度には横浜市をはじめとする 諸機関と連携を深めるべき訓練も行われていない。なぜ か。“不可能”という立場に立つと、すっと氷解する。 意味がないと知っているからだと。 実際、新型インフルエンザよりも“封じ込め”の可能 性があるとされたSARSでさえ、アジアの各空港で3 千5百万人のスクリーニングが行われたが、1人の患者 も発見ができなかった。そして、インフルエンザは自覚 症状が出る前から、他人にうつるのである。自覚のない 人がうつさないわけがない。また、症状が出ても、新型 か既存型か、単なる風邪かの判断には時間がかかる。そ の段階から隔離をすることができるのか?そして何より “封じ込め”可能との文献を横浜検疫所長に頼んだにも かかわらず、約2週間たっても何の音沙汰もないことが 何よりの証拠ではないだろうか。文献を見つけられない のである。 検疫所では、街中感染が拡大してしまえば、「封じ込 めができず、水際を破られた後は地方自治体の責任だ。 対応よろしく。」で済んでしまう。しかし、それで済ま ないのは、私たち国民だ。現在の新型インフルエンザ対 策に関する医療体制は悲しくなるほどお寒い状況だ。横 浜市で確保しているベッドは30床とはいえ、使用中なら 使えない。実際には空いていることなどない。専門医や 専門医療スタッフも極めて不足している。8日間で14万 人以上の患者が一気に発生するともいわれる事態に対し て、無防備と言うに等しい状態だ。 今、最も力を入れなくてはならないのは、病院機能の 強化。道のりは長いがあきらめるわけにはいかない。そ して、国民がパニックにならないよう具体的な対処法を 公布すること。最後に、緊急時には強力な権限をもてる 感染症の専門家集団育成である。米国にはFETPとい うチームがあり、軍の出動要請も行える権限を持つ。日 本で言えば、官邸に置かれる対策本部と連携をとりなが ら、時間が勝負ということであれば事後報告という形で でも、現場を仕切ってもらうことになろう。パンデミッ クという新型インフルエンザ大流行状態は一種の有事で あり、場合によっては国民の命を守る政府として私有権 の制限も含めて対処すべきだと私は考える。 厚労省は、責任を地方自治体に押し付けることなく、 自らが矢面に立って、法改正や人材育成も含めた新型イ ンフルエンザ対策を引っ張っていくべきである。そうす れば、検疫所の対応も当然かわるであろう。“封じ込め” は可能だというあり得ない前提を掲げ続けることは、本 質的議論が後回しとなり、結果として国民をより危険に さらすことになるのだ。 <経済界8月19日号「若手政治家からの国会通信」より> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★お知らせ★ さかい学のホームページでは、さかいの政策や活動 報告、日記等、さかい学に関する情報を公開していま す。ぜひ、ご覧ください。 http://www.sakaimanabu.com/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★募集★ ボランティアさん募集!! さかい学の政治活動をお手伝いいただける方を募集 しております。朝の駅頭演説でのビラ配りやビラ作り、 ポスター貼り、ポスティング、ホームページの管理、 名簿の打ち込みなど、お手伝いいただけたら幸いです。 定期的ではなく都合のつく時間だけでも結構です。 どうか、皆さまの力をお貸しください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



