〜〜青い炎の技術士ニュース【第15号】(毎週月曜日配信)〜〜
ガチンコ技術士学園ホームページ
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★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★【第15号】★★★
(目次)
1.ご挨拶
2.地球温暖化論のウソとワナ
3.京都議定書の意味
4.神戸環境フェスタ
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1.ご挨拶
こんにちは。建設一般の資料作成に追われています。
国土交通白書の内容には毎年大きな変化はないのですが、毎年関連資料として
いろんなものが出されるため、資料の精読が結構大変です。ただ、最近は環境
白書や人口や観光に関するデータや各種法律についても本文だけでなく概要の
説明などが、各省庁のHPから簡単に入手できるので本当にありがたいです。
とはいえ、これだけ情報が溢れていると、資料の吟味が結構大変です。
中でも環境関係は、温暖化に対しての懐疑派や懐疑派に対する批判やいろいろ
あって何を信じたらいいのか、悩むところです。技術者には課題解決能力が求
められていますが、適切な解決策は、正しい事実の分析の上に浮かび上がって
くるものです。医者が適切な処置するときも、まずは正しい事実の分析という
か診断が必要不可欠です。
環境問題については、資料を読み漁った結果、IPCCの過去のデータは信頼
しても、将来予測や温暖化の原因については、完全に怪しいと考えるようにな
っています。
2008国土交通白書では、近年、地球温暖化のせいで集中豪雨や高潮や渇水のリ
スクが高まっていると記述されています。確かに近年1時間降水量50mm以上の発
生回数や年降水量の変動幅が増えているといったデータは読み取れないとも言
えませんが、これを温暖化に結びつけるのは、相当強引だと思います。
我が国は20世紀の間に約1℃の気温上昇した、とのことですが、これは例えるな
ら東京の気温が大阪の気温になるぐらいの違いです。このことが集中豪雨の回
数を増やしていると言われても、にわかに納得できないです。
この件については、もう少し調べてみたいと思います。
最近のマスコミの論調を見ていると、近年、地球温暖化のせいで、四川大地震
や阪神大震災のような地震災害が増えていると言いかねないんじゃないかと思
う今日このごろです。
2.地球温暖化論のウソとワナ
いくつかの地球温暖化懐疑派の本の中でも、最高の出来だと思うのが、
「地球温暖化のウソとワナ(KKベストセラーズ)」です。
著者の伊藤公紀教授はIPCCの第4次報告書に関わっている学者です。それだけ
にデータの読み方など、非常に興味深かったです。
冒頭の2015年の未来の新聞記事からぐいぐいと引き込まれました。池田信夫教
授のブログで、感想が取り上げられているので良かったら参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/6fbd1d3a0759bd65df11dc4a2d11ea5e
3.京都議定書の意味
自分の無知さ加減には呆れますが、ようやく京都議定書の実態を理解できるよ
うになりました。実はとんだ不平等条約だったのですね。
例えばドイツは1990年比に対して1997年時点で−14%となっていました。
これは東ドイツ内の発電所の省エネを進めることができたからです。EUの削減
目標値が−8%なので楽々クリアです。また、イギリスは1990年ごろから石炭か
ら天然ガスへの燃料の転換を進めたため、1997年時点で基準年比−10%となっ
ており、こちらも楽々クリア。ロシアは1991年以降に経済活動が30%以上も落
ち込んでしまい、CO2排出量も激減しています。しかも削減目標値は基準値ゼロ
なので、楽々クリアどころか30%分ぐらいの枠を余らせることができます。
では、真面目に削減に取り組まなければいけないのはどこかというと、日本と
カナダとアメリカとオーストラリアだけです。このうち、アメリカとオースト
ラリアは批准せずに、カナダは離脱しました。
日本は1997年時点で、基準比+7.2%なので、差し引き13.2%の削減が必要です。
1997年時点の京都会議の時点で、日本は13.2%の削減が必要、欧州やロシアは
すでにクリアしているというのが京都議定書の実情です。
要するに世界中で日本だけが血のにじむ努力をしなければいけないというわけ
のわからない状態に置かれています。欧州がうまいのは基準年を会議の行われ
た1997年でなくて、わざわざ1990年に持ってきた点です。日本は石油ショック
を経験したあと省エネを進めたため、1990年時点で世界の中で日本だけが乾い
た雑巾となっていました。
最終的には排出権取引でロシアから枠を買うことになると思いますが、全く無
駄なお金です。そのうえ世界中の環境運動の活動家たちから、日本は環境問題
に努力せずにお金で解決しただけだ、といって非難されるのは目に見えています。
では、これほどの不平等条約を結んだのは誰だということですが、
1997年の京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議)が行われたときの
総理大臣は橋本龍太郎氏で、環境庁長官は大木浩氏です。
以下、ウィキペディアからの抜粋です。政治家に対する審判は歴史が下すべき
ですが、大木浩と橋本龍太郎の罪は大きいと思います。
技術士政治家が必要だといわざるをえません。
大木浩
1997年9月11日に第2次橋本内閣の環境庁長官として入閣したが、その選定に関
して、同年12月11日の京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議)を直前に
控えていた橋本龍太郎首相(当時)は記者クラブの記者たちに対し、新内閣の
大臣・長官の候補者リストを見せ、「この中で英語が堪能な人間はだれか?」
と尋ねたという。そして、記者たちは元外交官の大木浩の名前を上げ、それに
よって大木が環境庁長官に選ばれたという(テレビ朝日系列「サンデープロジ
ェクト」2008年1月6日放送の環境問題のコーナーより)。
また、大木は外務省出身者という経歴を生かし、日本にとって重大な国際会議
である京都会議を何としてでも成功させたい外務省の思惑を汲ませうる人材と
みなして、環境問題に特に精通していない大木を環境庁長官に選んだ面もある。
結果として、京都会議は京都議定書の日本としての問題点をもたらすに至って
しまった。
4.神戸環境フェスタ
神戸市で開催された環境サミットにあわせて、5月24日〜25日に、神戸JC主催で、
海王丸こうべ環境フェスタを実施しました。50人の子供(小学5年生及び6年生)
が参加し、1泊2日で徹底的に環境問題を学ぼうという企画です。
私は仕事が立て込んでいたので、1日だけの参加(手伝い)にしてもらったので
すが、いつもながら神戸JCのみなさんのボランティア精神には頭が下がります。
それはそうと、今回の事業は、子供たちがあまりにも素直すぎて、本当に心が
痛みました。海面上昇で都市が沈むなどの話に本気でびびっていましたし、自
分達に何ができるのか、真剣に考えていました。
しかし、そもそもCO2犯人説に懐疑的な私としては、現時点で地球温暖化問題を
教育問題につなげるのは時期尚早だと強く思いました。一方的に温暖化してい
ると教えるのではなく、疑問点について考えるという教え方があってもいいん
じゃないかと思いました。
戦時下の日本では、神国日本などという言葉に子供達が容易に洗脳されただろ
うし、子供の素直な感受性には、大人がきちんと注意する必要があるなとつく
づく思いました。
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(編集後記)
眠いです。本当に。
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