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現役おやじ日本語会話教師が、日本語や日本語教育、日本語教育能力検定試験、言葉について、心に浮かぶことを書いていきます。下品なおじさんネタは、笑って許してください。

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2008/05/01

日本語よもやま話 Vol.7

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*****■Vol.7■*******************◇2008/05/01◇*********
 
日本語よもやま話 http://blog.livedoor.jp/lucky0374jp/
          
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前号では授業中困った時をテーマにあれこれ書きました。

ご意見を送ってくださった方、ありがとうございました。

考えてみれば、授業中困るのは教師だけではありません。

学習者だって困ることがあるんです。

今回のテーマは学習者が困った時についてです。
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■学習者が困ったときはどうする?
 
筆者が若かりし頃、中学生相手の学習塾の講師をしたことがあります。

科目は英語。

生徒は一クラスに約50人ぐらいでしたか。

けっこう熱心に勉強する生徒たちで、教室は静まり返り、筆者の声だけが響い
ておりました。

水を打ったような静けさの中で、突然「ブー」という異質音が響きました。

周囲の生徒からは「クスクス」という遠慮したような笑い声が漏れました。

クラスでもけっこう優秀な女子生徒がガスを漏らしてしまったのです。

突然立ち上がったわけでもないのに、着席したままの状態でどうして漏らして
しまったのか。

今でも謎です。

筆者はそのまま何事もなかったように授業を続けました。

ガスを漏らした当人は授業が終わるまで赤面し、いたたまれない表情のまま授
業を受けていました。

授業が終わるや、女子生徒は廊下に駆け出して行きました。

それが最後でした。

その生徒は、次の日から塾に来なくなりました。

おそらく一生のトラウマになったことでしょう。


今、日本語の授業で同じ状況に直面したら、どうすればいいのでしょうか。

いろいろな対応をシュミレーションしてみました。
 

「若かりし頃の筆者のように、何事もなかったかのように授業を続ける」

「「腹の具合の悪い人は授業に来ないでください」と注意する」

「学生と一緒にはやし立てる」

「黒板に「屁をこく」と書いて、単語の説明をする」

「「小泉前首相も言ってるじゃないか。人生には三つの坂がある。上り坂と下
り坂とまさかだ!屁ぐらいでくじけるな!」と言って激励する」

「自分も発射して、学生の羞恥を中和させる」

「他の学生に「窓を開けてください」と指示する」

ちなみに日本人は暑いときや臭いとき、「窓を開けてください」というダイレ
クトな表現はしません。

「暑いですねえ」とつぶやきます。

聞き手は「暑いですねえ」という発話の言外の意図を汲み取って、窓を開けま
す。

発話の意図を汲み取れない人は、鈍感な人、気が利かない人というマイナスの
評価を受けます。

こういう発話行動が一番多いのは、もちろん日本人。

反対に一番ダイレクトな発話をするのはドイツ人だそうです。

したがって、教師の「臭いですねえ」という言葉を聞いて窓を開ける学生がい
るとすれば、その学生の日本語能力はかなり高レベルであるといっていいでし
ょう。
 
いろいろな対応が考えられますが、ああいうものは予告して出るものではあり
ません。

その場その場でいかに対応するか。

むずかしい問題です。

場数を踏む中で円熟した対応ができるようになるのかな、としか言いようがあ
りません。

筆者の知り合いの女性教師など、授業中に震度3の地震に遭遇したとき、学生
の存在を忘れて、一人で机の下にもぐり込んだそうです。

揺れがおさまって机の下から現れたとき、教室中の学生の軽蔑に満ちた視線が
注がれたそうです。
 
日本語学習者の多くはプライドの強い中国人や韓国人の学生です。

日本語学習以外で学生が困ってしまう事態にどう対応するか。

ときどき考えることも必要かもしれません。

でも、なかなか妙案はないですよね。
 
なにしろ突然のことですから。

○ ◎ ○ ◎ ○ ◎
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■編集後記

今回は異文化適応について書くつもりでしたが、突然気が変わってテーマを変
えました。

なんといい加減なメルマガでしょうか。

ではまた次号で。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
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  日本語よもやま話

発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000256107.html 
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