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「やっぱりフランス映画は変わってる!」超私的・フランス映画レビュー。

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2008/05/16

今日のフレシネ「ユマニテ」

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                『フレシネ♪』

          〜やっぱりフランス映画は変わってる〜

☆…‥・────────────────────────・‥…☆

ユマニテ
L'HUMANITE 1999年


[監督] ブリュノ・デュモン

[出演] エマニュエル・ショッテ、セヴリーヌ・カネル、フィリップ・トゥリエ他


説明文を持って鑑賞しなくては解らない絵画だとか、
所以を知っていないと感動しない名勝だとかがあってもいいとは思うけれど、
映画は勿論娯楽で、インテリだけが楽しむものでなく民衆のものだもの、
この映画は無いよー

抑揚がなく、かといってロードムービーでもない。
まず主人公に現実味が無い。なんだあのドンくさい喋り方は。
妻と子を亡くした設定だからか、といっても、
奇想奇抜すぎ。

いきなり叫んだり、いきなり男性にキスしたり…
意味のないと思えるシーンに果たして意味はあるのか、と思い、
レビューを調べてみると…

そうなんだ!
主人公ってイエスキリストだったんだー
女友達ってマグダラのマリアだったんだー

イエスがこのどうしようもない世界に降臨しても、
ただ人々の痛みを共有するしか術はなく、
イエスといえども世界、いや一人の人さえも救えない。


宗教の無力性を描いた作品なのでしょうか、
人間という生き物を裸にした作品なのでしょうか、

それにしても、
前者を言いたいにしても、無神論者が増えてきている現代人にはわかりきったことだし、
後者を言いたいにしても、映倫はくだらなくボカシをいれて人間ありのままの部分をみせないようにしているし、
我が家のテレビでレンタルして観ても、いっこうに面白くなかった映画でした。

これがカンヌ審査員グランプリと、主演男優賞、主演女優賞を受賞しているのだから、
フランス人は半分が良くわからん。

by.yume-car

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