システムハウス藤田村の開発秘話 RSSを登録する

これまで様々な物を開発してきましたが、どんな仕様の物を、どんな風に開発してきたか、どんなハードウェアか、ソフトはどんな構造か、開発環境は…、また、その裏話を客先に迷惑のかからない範囲で書いていきたいと思います。

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2008/09/01

システムハウス藤田村開発秘話第17号

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システムハウス藤田村 開発秘話
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第17号
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 今号は、2008/08/15 発行予定でしたが急ぎの仕事に加
えオリンピックに高校野球、地元のお祭りといろいろ取
り紛れ1号分遅れて本日発行となってしまいました。
 夏休みということでご勘弁を m(__)m
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第18話
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コンビニ用棚卸し端末          1993.10-1993.12
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#if 0
 コンビニ用棚卸し端末とはコンビニエンスストアの棚
卸し作業をスムーズに行うための専用の端末で、液晶画
面に入力キー、バーコードリーダー、シリアルインター
フェース、幅50mmくらいのプリンタの構成で持ち運びに
便利なよう充電式電池パックで稼動するようにしてあり
ました。コンビニエンスストアはお店は普通個人経営で
時々本部の棚卸し部隊または本部から依頼された外注さ
んの棚卸し部隊が数人来て棚卸しをしてくれます。棚卸
し部隊は1日に何件もお店を回りますからできるだけす
ばやく棚卸しを終わらせたい訳です。そのために開発さ
れた専用端末です。
 CPUはV25、液晶コントローラに電源バックアッ
プされたSRAM、RTC、プログラム格納、データ合
算用にパラレルインターフェースを付けました。ROM
にはブートだけ載せプログラムはRAM上で動かしまし
た。あとはニッケル水素充電池の残量等を制御するアナ
ログ回路を搭載しました。プログラムはPL/Mです。
 このプロジェクトでは私はもっぱら打ち合わせに出席
するのが仕事で、打ち合わせ、仕様書の作成、ハードウ
ェアの設計チェック、ブート部のプログラムを少し作成、
ニッケル水素充電器のハード、ソフト設計、デバッグ、
あとはお客さんのお世話という感じだったと思います。
 棚卸し部隊は4〜5人でチームを組み毎日4軒から6
軒のお店を回ります。棚卸し部隊の事務所には充電器が
何台か置かれ毎日電池を交換してから出かけます。万が
一の時には乾電池でも動くようになっています。充電器
を持ち歩いて万が一のときはお店で充電させてもらえば
いいのでは?と思いますがこれは素人考えで、お店と本
部の関係が微妙なお店もあり裁判で係争中というような
お店もあってたとえ僅かでも電気を只でいただくって訳
にいかないのだそうです。乾電池ならお金を出して買う
ことができます。
 お店に着くとまず商品の価格表をお店のコンピュータ
からダウンロードします。これはRS232Cのシリア
ル通信なのですがコネクタは通常の25ピンのDSUB
です。打ち合わせのとき当初本部の人たちはDSUBで
大丈夫か心配されていました。何が心配か?逆挿しが心
配なのですね。
 DSUBコネクタは字のごとくDの様な形をしていて
逆挿しを防いでいるわけですが普通私のような非力の男
ではやれと言われても逆挿しできるもんじゃありません
。が、他の端末で年に何件か逆挿しして外れなくなる事
故が起きていたそうです。結局DSUBコネクタをすぐ
交換できるように基板を分けることで決着しました。
 価格表をダウンロードしたあと棚卸し業務に入ります。
どの棚を担当するかを打ち合わせ、そこにある商品をバ
ーコードリーダーでスキャンして個数を入れていきます。
様々な商品がありますから傷つけないように気をつけな
ければなりません。売り物にならなくなったら大変です。
開発終了後ですが化粧品を液晶画面の上に落として保護
しているアクリル板を割ってしまうトラブルがよくあっ
たと聞きました。
 手分けして棚卸を行ったあと、各端末のデータをひと
つに合算します。1台をメインにして他の端末からデー
タを転送します。双方向パラレル通信を設けてありそれ
を利用します。合算後プリントアウトして1部をお店に、
もう1部を報告用に持ち帰ります。
 この双方向パラレルはアプリケーションプログラムの
ダウンロードにも使用します。SRAM上にあるので消
失する危険性がありますが他の端末から簡単にダウンロ
ードできることでリスク回避を図っています。
 充電器のCPUは8051を使用しました。プログラ
ムはアセンブラです。充電池のメモリ効果を避けるため
リフレッシュ動作後高速充電を行いました。リフレッシ
ュ時に高速で放電させるため結構、熱が発生しました。
 充電器は普通の事務所でAC100Vで動かすので、
電取法(電気用品取締法でしたっけ?)の認可が必要でし
た。充電器はACアダプターなどのグループに入ります。
製品自体の認可を取る前に工場の認定を取らねばなりま
せんでした。申し込みをして書類をもらい設備しなけれ
ばならない測定器の用意や製造場所や検査場所の確保を
して検査の方に来ていただきます。ほとんどの測定器は
すでにありましたが電力計がなかったのでデジタル式の
ものを購入しておいたのですが針式のアナログタイプじ
ゃないとだめだそうでしかたなく買いなおしました。
 工場の認定が下りると今度は製品の認可を受けるわけ
ですが製品3台とトランスを提出させられました。トラ
ンスの1次側と2次側を絶縁しているフィルムの材質は
何か?という問い合わせがありまして、トランスメーカ
ーの資料にはPETと書かれていました。今はPETボ
トルがあるのでPET(ポリエチレンテレフタレート)で
十分通じると思うのですが、当時はPETボトルがなく
この材質は許可リストに名前がないと言われてしまいま
した。その後よく調べたところPET=ポリエステルら
しく、ポリエステルならOKということで解決しました。
発熱テストや電源コードの折り曲げ耐久試験のあと認可
が下りました。
 端末の出荷の立会い試験でせっかくバーコードリーダ
ーがあるのだからシリアルナンバーのバーコードをケー
スの下面に貼ろうということになり急遽シールを作成し
て貼りました。
 その後別のコンビニエンスストア向けの端末も開発し
ました。こちらはもう少し小型で片方の足のももの上部
に革のエプロン状のものを巻きそれに取りつけて使用す
るタイプとなりました。大変使いやすくなりました。2
台目になると1台目の反省が盛り込めるので製品として
の完成度の高いものが開発できるものですね。
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訂正
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#if 0
今回は特にありません。
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ただいま開発中!
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#if 0
1.モーターコントローラ
2.精密血圧計
以下、自社製品企画
3.組み込み系メモリカード用DOS File System
4.画像判別装置
5.2.4GHz 簡易無線アダプタ
6.PCI I/F Verilog ソース

FPGA、VBのお仕事、お待ちしています。
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製品情報
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#if 0
オリジナル商品
1.H8系CPUボード(2148系、3664系、3694系)
2.uPD78F9222(78K0S/KA1+)系CPUボード(らるど)
3.ライトアップ装置 らるど、らるどM、らるどレインボー
#endif
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お知らせ
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#if 0
第18号 第19話 デジタルレコーダ は、2008/09/15
発行予定です。
 ご質問やご感想のメール、お待ちしています。
#endif
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☆発行責任者: システムハウス藤田村
☆公式サイト: http://www.fujitamura.jp/
☆問い合わせ: fujitam@tcat.ne.jp
☆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000254904.html
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☆システムハウス藤田村の開発秘話
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000254904.html
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