模写による訓練/最近の制作からピックアップ
2008/02/19 発行
どうも、こんにちは。
斉藤です。
いつもご購読いただきありがとうございます。
そして、今回からご登録の方は、初めまして。
では、今回の内容です。
目次
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■ 模写による訓練
■ 最近の制作からピックアップ
◆ 各サイトへのリンク集
◆ 発行者プロフィール
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■ 模写による訓練
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以前のメールで
(http://archive.mag2.com/0000254512/20080119161024000.html)
「スタジオ・オブ・イラストレーターズ」という学校で
絵について学んだということをお伝えしました。
今回は、どのような訓練を行っていたのか?ということを書きます。
まず、カリキュラムは「3年間」が標準的なコースでした。
ただし、人それぞれで、早く履修してしまいたいタイプと、
もっとじっくり時間をかけてやりたいタイプといますので、
あくまで目安という感じです。
実際、僕は4年間通いました。
標準カリキュラムとプラスアルファをちょっとやっていたので。
「絵の訓練」とは具体的に何をするのか?というと、
手本となるイラストレーション作品の「模写」をします。
細かい部分まで、本物そっくりに似せて
精密に真似をします。
「なんとなく似せて描く」というレベルではありません。
非常に高いレベルの作品、つまり、
自分の実力では到底作り出せないようなレベルの作品を
「自分で実際に体験する」ということが、とても重要です。
・「自分のレベル以上のものを、自分で実際に体験できてしまう」
模写によって得られるこの経験は、当たり前のようで
実はかなり凄いことだと今になって改めて思います。
当時はなにも考えずに
ただ目の前の課題をひたすらにこなしているだけでしたが…。
カリキュラムを大きく分けると、
1年目は「鉛筆」で、
2年目は「ポスターカラー」で
3年目は「油彩」で
それぞれ決まった作品を生徒全員ほぼ同じ順番で模写していきます。
段々と難易度がアップし、スムーズに上達していけるように、
見本となる作品の順番が決められていました。
僕は、普通の美術大学などには通ったことが無いので、
そこでどういう勉強の仕方をしているのかはよく知りませんが、
ここまで「模写」だけに徹して訓練を行うというカリキュラムは
かなり珍しいと思います。
でも、とても合理的で、有効な訓練だったと感じています。
学校での訓練については
また、今度の機会にもう少し詳しくお伝えしていこうと思います。
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■ 最近の制作からピックアップ
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最近の制作実況ブログ投稿画像の中から
いくつかピックアップして紹介&解説したいと思います。
http://farm3.static.flickr.com/2232/2223875329_3284f46984_o.jpg
(1月28日アップロード。この作品の制作過程や他の作品をご覧になるには、
このメールの下のほうにリンクがあります「制作実況ブログ」にアクセスして
少し前の日付をご覧ください。)
この作品は、かたちのデフォルメや単純化をせずに、
オーソドックスな写実で描いています。
かなり自分でも気に入っています。
なぜ、気に入っているのか?というと
完成した結果が良いというのは当然なのですが、
そこまでの「過程」がとてもスムーズに運んだからです。
途中でほとんど悩むことなく、一気に完成させることができました。
一枚の作品の中で色々試行錯誤して完成に至るときと、逆に
この作品のようにあっさりと完成してしまうときと、両方があります。
試行錯誤の末に完成して上手くいったときには
またそれなりの嬉しさ、達成感というのもあります。
「かたちのデフォルメや単純化をしていない」、というのが
この作品をスムーズに完成させることができた大きな理由だと思います。
もっと奇抜な、野心的な、デフォルメなどにチャレンジするときは
もう少してこずることが多いです。
今まで見たことの無いもの、存在したことの無いものを作るのは
やはり試行錯誤がどうしても必要です。
たとえば、この作品↓
http://farm3.static.flickr.com/2235/2260018219_429854bb32_o.jpg
(2月13日アップロード)
これは、左右の眼をわざとアンバランスにしてみたら
どんな印象になるのかな?というのを、ちょっと試してみたのですが
結果としては、正直あんまり面白いものにはならなかったです。
まあでも、「こういうのは面白いものにならない」というデータは
得られたので、ひとつの貴重な収穫ではあります。
やっぱりスムーズに完成したほうが気分的には良いのですが、
ただ、あまりに冒険しない制作で、スムーズ過ぎると手応えが無くて
つまらなく感じる場合もあったりします。
いずれにしても、
オーソドックスな写実や、実験的なデフォルメなどの
色々なスタイルのあいだを行ったり来たりすることで
相互のフィードバックが働き、
より効率良く進歩していけるのではないかという気はしています。
このような作者自身の意図や満足度を想像したり、
あるいは、スタイルの移り変わりの流れなどを観察すると
また違った感じ方、捉え方をしていただけるかもしれません。
もし良かったら、そんなことも考えながらご覧くださいませ。
制作実況ブログは、ケータイからほぼ毎日更新してます。
けれど、さすがに毎日アクセスするのはけっこう面倒だと思うので
たまーに覗いてもらえるだけでも、全然嬉しいです。
Yahoo!ブログ以外のブログはケータイからでも見られると思います。
▼制作実況ブログ 【ケータイカメラで日々の制作の過程を投稿しています。】
(※以下5つとも内容(画像)はまったく同じです。)
・Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/saito_takashi_1980
・FC2ブログ
http://saitotakashi.blog100.fc2.com/
・アメーバブログ
http://ameblo.jp/sait0/
・JUGEM
http://sait0.jugem.jp/
・Flickr(ブログではありませんが、一覧表示されるので見やすいと思います。
http://www.flickr.com/photos/3110/
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今回は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました。
もし、このメールマガジンや作品への
ご感想、ご質問などがあれば、こちらのアドレスまでお願いします。
メールアドレス:mag2@saitotakashi.com
それでは、また次回!
斉藤高志
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◆発行者/斉藤高志の作品をご覧いただける各サイトへのリンク集
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▼主要作品ギャラリー 【とくに厳選した作品集です。】
http://www.flickr.com/photos/3110/sets/72157602306222628/
▼制作実況ブログ 【ケータイカメラで日々の制作の過程を投稿しています。】
(※以下5つとも内容(画像)はまったく同じです。)
・Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/saito_takashi_1980
・FC2ブログ
http://saitotakashi.blog100.fc2.com/
・アメーバブログ
http://ameblo.jp/sait0/
・JUGEM
http://sait0.jugem.jp/
・Flickr(ブログではありませんが、一覧表示されるので見やすいと思います。
http://www.flickr.com/photos/3110/
▼全作品カタログ 【これまでの全ての作品の詳細な画像をご覧になれます。】
http://photos.yahoo.co.jp/mchlnglb
▼販売作品リスト
http://auctions.yahoo.co.jp/jp/booth/mchlnglb
・ホームページ:http://www.saitotakashi.com/
・メールアドレス:mag2@saitotakashi.com
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◆発行者/斉藤高志のプロフィール
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写実画家・写実イラストレーター
1980年生まれ。千葉県出身、東京都在住
16歳でプロイラストレーター養成校
スタジオ・オブ・イラストレーターズに入学。
米国自動車会社「GM」のイラストレーションも担当した
イラストレーター野口佐武郎氏の 主宰するこの学校で、
写実イラストレーション及び写実絵画の精密な模写を中心とした
実践的なカリキュラムにより、徹底して堅実な写実表現技術の訓練を行う。
2006年、日本経済新聞社 日経ビジネス人文庫
三枝匡氏著「V字回復の経営」の表紙イラストレーション制作を担当する。
現在は主に人物をモチーフとして、
伝統的な写実表現の基礎をきちんと踏まえた作品の制作、
さらに独自のデフォルメや単純化をプラスした
新鮮な表現の確立を目指して創作活動を続ける。
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