2009/01/23
本なび!『千載一遇の大チャンス(長谷川慶太郎)』
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 不況の時こそ自己投資! ┌────────────────────────────┐ 本なび!ビジネス書・ビジネス雑誌の読み方 └────────────────────────────┘ 千載一遇の大チャンス(長谷川 慶太郎) ………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3399冊目(2009-01-16読了) 千載一遇の大チャンス(長谷川 慶太郎) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770041136/nishi77m-22/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 長谷川慶太郎氏の最新経済本。 =====【ひとこと要約】======= 今回の金融危機は、資本主義につきもののバブル崩壊によるもの。 そうした中、日本は大きな損害を被らずにすんだ唯一の国。チャン スでもある。 21世紀はやはり、アメリカの強大な軍事力の下での、大きな戦 争のないデフレの世紀。 売り手に地獄、買い手に天国の時代。国家も企業も、公共投資、 研究開発に努力しなければ生き残ることはできない。 ==================== 豊富な情報をもとに、今回の「金融危機」について、そして、今後 の世界の動きを予想している。 従来の主張を、氏は変えていない。かなり大局的な見方のようにも 思えたが、従来の氏の見通しを変えていないことが、印象的だった (戦争のないデフレの世紀。その本格的な始まりではないかという 見方が今回追加されているが)。 「恐慌」という文字が、書店にあふれる中、ひときわ明るいタイト ルの本である。 現在、マスコミが、不況を大きくする方向に動いているように見え るので、こうした逆の視点が出る必要がある。それが成熟した文化 だろう。 マクロの趨勢を知るために、そして様々な視点を得るために、広く ビジネスパーソンにおすすめしたい本です。 =====【目次】===== 第1章 日本は今、千載一遇の大チャンス 第2章 米国主導体制はゆらがない 第3章 金融危機は不均衡を生む 第4章 これからの世界経済を想定する ===【ラインマーク】=== ・「デフレ」は日本の企業経営者にとっては厳しい選択を迫ること になる。「技術の研究開発」に血道をあげて努力しない企業経営者 は、国際市場はもちろんのこと、国内市場においても存在が許され ない。これは凄まじい、厳しい負担を「売り手」である企業経営者 に求めることは言うまでもない。それに耐え抜くだけの決意と、同 時にまた努力を積み重ねていく、その成果が企業の経営の存続につ ながると言って間違いない。 ・今回の「IMF」の機能強化、とくに財源の強化について、日本 が世界の主要国の中で最初に、同時にまた最も規模の大きい拠出に よってイニシアチブを発揮したということは、きわめて重要なこと である。それはまた同時に、今回の「金融危機」で、日本がほとん ど被害を受けることがなかったという事実と密接不可分の関係にあ ると言って間違いはない。 ・「金融危機」は、21世紀に入って初めての「本格的不況」の幕 開けを彩る「事件」に過ぎないといえるかもしれない。デフレが世 界経済の基調として、いよいよ21世紀を通じて、世界経済を動か す最大の特徴となろうとしている。 千載一遇の大チャンス(長谷川 慶太郎) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770041136/nishi77m-22/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●発行人:総一郎 ●率直なご意見、ご感想をぜひお聞かせ下さい。 メールはこちらまで⇒office@philosophia.or2.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



