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2008/05/26

全国主要神社名簿プチ 第21回・『福島県の神社』



 Q.あなたが最近、





       『思いっきり怒ったのはいつですか?』


       『思いっきり泣いたのはいつですか?』


       『思いっきり笑ったのはいつですか?』











 ・・・今回は、そんなお話しです。






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          第21回・全国主要神社名簿プチ



      『 福島県の神社 』 イザ、参りましょう!!!


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こんにちは!

今回は福島県の神社をご紹介します。

「福島」・・・それにしても不思議な県名ですよね。東北と関東の境にあって、
どちらかといえば「陸国」であるにもかかわらず、どういうわけか「島」とい
う字が使われているという・・・。その名前の由来には、きっと何か、面白い
エピソードが隠されていることでしょう。





さて、そんな福島県の神社といえば、なんといってもまずは「陸奥国一之宮(
むつのくにいちのみや)」を訪れていただきたいと思います。


今更、改めて説明するのもアレですが、「一之宮」とは、江戸時代以前、日本
各地に定められていた「○○国」という区分の中において、その国を代表する
第一位の神社のことを言うのです。福島県は江戸時代以前には「陸奥国(むつ
のくに)」と呼ばれており、その陸奥国を代表する神社こそ、陸奥国一之宮の


・・・アレ、おかしいですね。



何故か福島県には、陸奥国一之宮が3つもあるのです。それは、



馬場というところにある、


         「都都古和気神社(つつこわけじんじゃ)」



八槻というところにある、


         「都都古別神社(つつこわけじんじゃ)」



そして、石川町にある


        「石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)」




これら3社は、あくまでも独立した神社として、それぞれが「陸奥国一之宮」
であると公に認められています。

3社の位置は、福島県の南東部の一箇所に集中しており、神社名も、そのご祭
神もそっくりときたものですから、いよいよ訳が分かりません。



果たして本物の「陸奥国一之宮」は3社のうちのどれなのか。もしくは、3社
全てが本当に「陸奥国一之宮」なのか。



ぜひ、あなたもこの3社を訪れ、あなた自身の目で見て、この歴史の生んだミ
ステリーを体感してください。







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          ■ご祭神・「味耜高彦根命」とは?■



さて、その3社共通のご祭神が「味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)」
です。古事記に登場する神様なので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。

そう。怒りに任せて友人の葬儀をめちゃくちゃにした、あの神様です。



味耜高彦根命(以後・アジスキ)には、「アメノワカヒコ」という、自分と容
姿のそっくりな友人がいました。

そのアメノワカヒコがある時死んでしまいます。

友人の死を知ったアジスキは、当然アメノワカヒコを弔いに葬儀場を訪れます。

すると、そんなアジスキを目にしたアメノワカヒコの両親が、



            「息子が生き返った」



と勘違いをして、思わずアジスキに抱きつくのです。



アジスキは、死人と見間違われたことに激怒して、持っていた剣を抜いて大暴
れをして、挙句の果てに、葬儀場をはるか遠くかなたまで蹴っ飛ばしてしまう
のです。



アジスキは、一度怒ったらもう手の付けようのない、そんな神様だったよう
です。






そしてちなみに、アジスキに蹴っ飛ばされた葬儀場(喪屋)は、遠く岐阜県ま
で飛んでいき、美濃市というところに落ちました。それが「喪山」という山に
なったと伝えられています。岐阜といえば・・・そう、comoのいる県ですよ!

なんか日本の神話は、いろんなところで現実世界と密接に繋がっている感じが、
とても面白いですよね。







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         ■古代人にあって現代人に無し■



古来より日本では、「死」は「穢(けが)れ」である、と考えてきました。

我々現代人には、このあたりの感覚がなかなか理解出来ないかもしれません。


とはいえ、アメノワカヒコの両親には何の悪気があったわけでもなく、このア
ジスキの怒り方に、



         「あまりに大人げないのでは・・・」




と思われた方も多いのではないでしょうか。





最近、このアジスキのように自分の感情を素直に表現出来る人間を、全くとい
っていいほど、見かけなくなりました。他所の子供だろうが平気で説教できる、
いわゆる「カミナリ親父」みたいな人物も、いつのまにか日本中で激減してし
まったようです。


その反面、「キレる」という言葉をあちこちで耳にするようになりました。


この「キレる」という状態と、アジスキの「怒り」とでは、一見同じものの様
にもみえますが、全然その中身が違うのです。



アジスキがしているのは実にシンプルな「感情表現」です。それに対し、日常
の生活でその「感情表現」をうまく出来ない人間が、普段溜め込んだストレス
やら怒りやらを処理しきれなくなって暴走してしまうのが、いわゆる「キレる」
という状態ですよね。






やはり人間というのは、心の底から素直に「泣き」「笑い」「怒り」をしてこ
そ、本当に健康な精神状態を維持することが出来るのではないでしょうか。


そんな思いをめぐらせながら、3社もたて続けで「味耜高彦根命様」へのお参
りを終える頃には、何か自分でも、味耜高彦根命様のような素直な感情表現が
出来るのではないかという前向きな気持ちになっています。



神様に様々な「性格」や「バリエーション」がある、というのが「神道」の大
きな魅力の1つなのです。そこに祀られているのがどんな神様なのかというこ
とを知っているだけで、全然参拝に対する意識も違ってくるでしょう。

また、祀られている神様にしてみても、自分のことをちゃんと理解した上で、
慕ってお参りにきてくれるほうが、嬉しいに決まっています。



あなたも是非、この「味耜高彦根命」という神様のイメージを頭に思い浮かべ
ながら、3連続「陸奥国一之宮参り」を体験してみてください。きっとcomoと
同じように、すがすがしい気持ちを得られることでしょう。










                          ■オワリ■


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・・・いかがでしたか?

この他にも、岩代国一之宮の「伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)」をはじめ、
福島県には素晴らしい神社や美しい自然がたくさんあります。

WEBサイト版の「神社名簿」では、それらをより詳しくご紹介をしておりますの
で、是非是非そちらもあわせてご覧くださいね。



          ■WEBサイト全国主要神社名簿■

             http://www.como.ne.jp/ 




それではまた次回まで、さようなら!


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全国神社名簿プチ 第21号
発行責任者       como&jr.
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発行システム   『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/


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