2009/12/25
【夕張希望の杜の毎日】延岡市の地域医療を守る条例
°。*☆*☆* °。°。°。+ ° °。°+ ° °。°+ ° °。°+ °° ━ ★ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ** ** 夕張市立総合病院を引き継いだ「夕張希望の杜」の毎日 ** ** ** ** 発行者:前佐賀市長 木下敏之 ** ** http://www.kinoshita-toshiyuki.net 代表サポーター 伊関友伸 (城西大学准教授、元夕張市病院経営アドバイザー) ★ ★ °。°。°。+ ° °。°+ ° °。°+ ° °。°+ ━ *☆*☆* ━━━━━━━ vol.106 ━━ 2009.12.25 ━━━━━━━ ◎◎ 配信第 106回 延岡市の地域医療を守る条例 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ◎ 目次 1.はじめに 木下敏之 2.村上智彦が書く、今日の夕張希望の杜。 3.検査室の山崎 剛です。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 『天神つじクリニック(福岡)・恵比寿つじクリニック(東京)』様の広告 をいただきました。不妊の原因は男性にある場合もあります。課題解決には まず原因の徹底的な分析からというのがコンサルタントの鉄則です。 もしや俺が?と思う方は、一度、下記のサイトにアクセスしてみて下さい。 【PR】 当院は日本で初めての男性不妊治療・男性更年期治療を専門とした クリニックです。不妊治療というと女性の疾患というイメージが強い ようですが、その原因の半分は男性が関わっています。 男性の不妊治療検査(精液検査)は女性の検査と違って、簡単に苦痛なく 出来るので、子どもを将来的に希望される方は早めの検査をして頂くよう 啓蒙活動を推進しております。早期発見・早期治療が基本です。 恵比寿つじクリニック(http://e-dansei.com/) 天神つじクリニック(http://www.danseifunin.com/) □■□ 広告募集中 35字×7行の広告が基本で、読者数(現在、約2900名)×3円です。 35字×10行の広告は、基本料金の1.5倍となります。 自分のブログやHPのPRなども大歓迎です。お申込は、下記までどうぞ。 mailmag@kinoshita-toshiyuki.net ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 1.はじめに 木下敏之 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メルマガ発行責任者の木下敏之です。 今年の最後のメルマガとなりました。一年間、有り難うございました。 先日、希望の杜に16万5千円の寄付をさせていただきました。 皆さんのご支援に深く感謝申し上げます。 私は今年最後の仕事として、妻の父の会社のホームページ作りをして います。この作業をしていて感じるのは、中小企業の大きな武器である にもかかわらず、ホームページが貧弱な会社が多いことです。 先日は、福岡県の大川市という家具産地に行きましたが、ここでは ホームページをもっていない会社もたくさんありました。 上記の今回の広告は、(株)メディエンス様からいただいた広告で、 今年二回目です。こちらの会社は「3つの事業の軸」がありますが、 第一の軸は「産婦人科・不妊専門クリニックに特化した医療広報・ ブランディングのコンサルティング」です。 http://www.medience.info/ HPを見てみると、「口コミ強化戦略」とか「WEB&ブログ戦略」 といったインターネットの時代にあった文字が並んでいます。 しかし、単なるテクニックの会社ではなく、理念のところでは 「ただ単に患者集めをしたい方」や「お金儲けが目的の方」はお断り と明記してあります。 そのメディエンスさんが企画されたのが上記の二つのクリニックの ホームページです。コツコツやっていればいつかは患者さんにも 思いが伝わるかもしれませんが、現実はとても大きな回り道となる ことが多いと思います。 これから独立を考えておられる医師の方や、思うように集客できない とお悩みの方は、是非、ご覧になってみてください。 HPを作ったからといって問題がすぐに解決するものではありませんが、 どうアピールしていくかということは、特に中小・零細企業や地方の 小都市の会社にとってもとても大事なことだと思います。 では、最後までお読みいただけると幸いです。 木下 敏之 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 2.村上智彦が書く、今日の夕張希望の杜 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 12月19日に宮崎県延岡市で講演をさせていただきました。 12月18日の夕方に氷点下10度の夕張を出て、東京に一泊して 翌朝宮崎空港へ飛び、電車で約1時間走ると延岡市に着きました。 夕張から約1800km離れている久しぶりの遠出でした。 延岡市は宮崎県の北部に位置する人口130,711人(2009年11月 1日現在)、旭化成の創業地工場群を有する工業の町です。 チキン南蛮発祥の地であり、ここ出身の有名人には社会民主党党首の 福島瑞穂さんがいらっしゃいます。 日本全国で地域医療が崩壊している中で、延岡市も危機感を感じて、 首藤正治市長を始め、行政の担当者、市民の皆さんが全国の先進地を 視察したり、情報を集めて平成21年9月29日に全国初の 地域医療を守る条例を制定しました。(以下に要約します) 基本理念 (1) 市、市民、医療機関全体で地域医療を守る (2) 市民は健康の維持増進の努力をし、保健・医療・福祉が 連携して健康長寿を推進する。 3者の責務 1、市 (1) 地域医療を守るための施策を推進 (2) 健康長寿推進のための施策を実施。 2、市民 (1) かかりつけ医を持つ (2) 適正受診(時間内受診等) (3) 医師等への感謝 (4) 検診、健康診査の積極的受診と日頃からの健康管理 3、医療機関 (1) 患者の立場の理解、信頼関係の醸成 (2) 医療機関相互の機能分担、業務連携 (3) 担い手の確保と良好な勤務環境保持 (4) 検診、健康診査等の実施への協力 条例自体は「当たり前の事」と思いますが、市がこの様な事を条例に した事は画期的な事だと思います。医療が崩壊している一番の原因は この当たり前の事が出来ていない事にある様に思えます。 市民は「県北の地域医療を守る会」を設立し、積極的に他の市民に 働きかけて講演会などを企画し、健康作りのための劇まで見せて いただき、行政も市民の活動に協力しています。 講演会には約600人位の市民の皆さんが参加され、議長さんや 議員さんも参加されていました。 講演後に懇親会がありましたが、皆さんの熱い思いが伝わってきました。 地域に愛着や理念を持つ首長さんと話をすると、とても嬉しくなります。 地域を想い、地域を守るために其々の立場の人達が立ち上がっている事に 感動すら覚えました。 羨ましい限りです。 今後も延岡市の皆さんの活動を見守って行きたいですし、この様な 人達の為になら出来るだけ協力していきたいと思います。 企画、運営して下さった担当の皆様、講演会に来て下さった市民の 皆様に感謝いたします。 (編者註:以下の延岡市のサイトをクリックしていただくと、 例規集のサイトがでます。左の目次の第七編民生の第七章保健衛生の 最初に「延岡市の地域医療を守る条例」があります。 http://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/d1w_reiki/mokuji_bunya.html ) 医療法人財団 夕張希望の杜 理事長 村上智彦 [ http://www.kibounomori.jp/ ] ■ 「医療再生はこの病院・地域に学べ!」(新書 777円) 村上先生の共著本(8人の著者の一人)です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4862483895 ■ 「村上スキーム」-地域医療再生の方程式-(\1500) ご友人、知人にご紹介ください。 [ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902969793 ] ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 3.検査室の山崎 剛です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 始めまして、私は夕張市立病院時代より検査を担当しています、 検査技師の山崎と申します、宜しくお願いします。 今年は例年に比べ雪の少ない夕張ですが、今週に入って 毎日のように雪が降り、本格的な冬の到来を感じるこの頃です。 今振り返ると、三年前、村上医師の考え方に感銘を受けた一人で、 それは、医師がすべてを判断するのではなく、コメディカルとして、 つまり、専門職として判断し業務に取り組むようにという言葉に、 自分の仕事に対する責任と、本来あるべき姿のチーム医療ができる、 病院から診療になっても、市民皆さんの健康と安心・安全を守る事に つながると思っていました。 村上医師の地域医療は、かかりつけ医を持つことと、 予防を中心とした取り組み、夕張では、難しいと思っていました。 しかし、二年目には一定程度の結果が出始めました。 その一つに、糖尿病や高血圧の患者さんの健康管理に対する意識の 変化により、数値の改善がみられる患者さんが増えてきました。 具体的には、毎日の食事や運動(散歩など)の取り組みに対する努力が、 結果につながったのではないかと思います。 また、医師やコメディカルスタッフの説明を、理解していただいた 結果ではないかと思います。 旧市立病院時代とは違う、検査技師としてのやりがいを感じていました。 話は変わりますが、 私たち職員は、病床を無くしてはならないと考え、 今、直面している経営的な状況を踏まえ、 冬の期末手当を無くしてでも、維持することを決断しました。 ここに至るまでには、色々なことがありました。 夕張市立診療所の有床19床を維持するために、 市民の皆さんが理解した上で、ベットを維持する負担金として、 再生計画の懸案事項として盛り込まれるよう、署名活動した一人で、 全体で4000筆もの署名が集まりました。 病床があることにより 急病や救急時の一時的な入院 市外救急搬送後の急性期から回復期への移行期の入院 市内医療機関からの紹介による入院 市内老健施設などからの入院 検査入院(胃・大腸カメラ検査など)などの入院が可能となります。 今後も、市内における医療機関として、 市民の健康維持と安心・安全なまちづくりへとつながるように 微力ではありますが、医療従事者の一人として努力してまいり ますので宜しくお願いします。 医療法人財団 夕張希望の杜 検査室 山崎 剛 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎編集後記(木下敏之) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今年、最後のメルマガでした。 なんだかんだで、我が家は今年も食っていくことが出来ました。 本当に有難いことだと思います。 来年は、いよいよ夕張市の再生計画の策定の時です。 本格的な調整が始まります。 果たして、 夕張市長は必要最低限の助成を夕張希望の杜に対して行うのか? 必要最低限の助成がなされない時は、ベッドなしとなるのか? 北海道庁や総務省、総務大臣はどのような判断をするのか? 来年も目が離せません。 読者の皆様の応援を宜しくお願いたします。 では、良いお年をお迎え下さい。 次回は、2010年 1月1日金曜日となります。 お楽しみに。 ■広告募集中です。 詳細はこちら ↓ http://www.kinoshita-toshiyuki.net/newsletter-ads.html ■記事を読んでのご感想、ご意見は、下記のアドレスにお願いします。 * e-mail :mailmag@kinoshita-toshiyuki.net ----------------------------------------------------------------- ◎お知り合いへのご紹介をお願いします。 夕張希望の杜を応援したいと思っている善意あふれる皆さん。 皆さんのメールマガジン登録への「ワンクリック」が、 夕張希望の杜への有形、無形の応援になります。 是非、お友達にも薦めてください。 なお、このメルマガへの私の思いを下記のアドレスに詳しく書いています。 [ http://www.kinoshita-toshiyuki.net/newsletter.html ] ■購読・解除は、ご自身でお願いいたします。こちらから出来ます。 まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000253983.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ * 発行人: 木下敏之 前佐賀市長(1999.3~2005.9) * ブログ:http://www.kinoshita-toshiyuki.net/blog/index.cgi * e-mail:mailmag@kinoshita-toshiyuki.net * ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。ただし、無断改変は厳禁です。 -----------------------------------------------------------------


