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あらゆる分野、領域を越えて交わるところから始まる英語の複眼的パワーについて迫る。英語をやりたい人(特にビギナーの方)を応援するための試みです。

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2008/10/05

“複眼力の英語”   受動態  

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   “複眼力の英語”   受動態             NO. 42



日本語の受身形と同じく、英語の受身も、直接的ではなく間接的な表現です。
英文は通常、その反対の直接的な能動態で表すのが一般的ですし、能動態を使うほうが、
その意味を受け取る側からすれば、より明確な意味にとれます。
つまり、能動態が基本です。

しかし、受身を使う場合も多いのです。

能動態は主語(S)=人や物(事)が、その後に続く動詞(V)の原因体(アクションを起こす原因)ですが、
受動態の多くは、それら動詞(V)に対する原因体が不明もしくは重要ではなく、その原因体が省略されることが多い。

(原因体がわかっている例)(byを使う)

He wrote the book.
The book is(was) written by him.  


Kelly cooks dinner.
Dinner is cooked by Kelly. 

You watched that movie.
That movie was watched by you.

A drunken driving caused that accident.
That accident was caused by a drunken driving


(原因体がわからない、あるいは、重要でないために省略)(byは使わない)
* これらは受動態のほうが一般的に使われます。

This house was built (by somebody) in 1930.
Somebody built this house in 1960.

How is this machine is used (by people)?
How do people use this machine?

You are invited (by someone) to the group.
Someone invites you to the group.

Five hundred people are employed (by the company).
The company employs five hundred people.

       * (        )は普通使われません。

   
一般的に、受動態の時の主語(S)は、その文の中でその存在の意味を強調するニュアンスがあります。
例えば、例文最後のFive hundred peopleは、この部分を文頭に出すことによって500人、
という意味に重きを置いているわけです。

《作り方》

主語(S)+ Be動詞  + 動詞の過去分詞形 (+ by )

* 基本的にはbyを多く用いますが、byを用いないケースもあります。(以下参照してください)


(byを用いないケース)

・ be surprised at ~
 (〇 I was surprised at the incident.) (× I was surprised by the incident.)
  The incident surprised us.

・ be interested in ~
(〇 He was interested in English.) (×He is interested by English.)
 English interests me.

これらはよく使われるフレーズでもあり、前置詞(in, atなど)を伴って形成されているので、決まりきった表現として覚えることが必要です。
(これらは受身形のほうが一般化されているケースです)

一般に動詞は次に何の前置詞が伴うか、その時の意味によって決まってきます。
(意味によって、ということは、例えばlook for ~, look into ~でそれぞれ意味が異なります。フレーズですので辞書で調べてみてください)
また例えば、coverはwith, laugh はatです。

 Snow covers the land.
  The land is covered with snow.

  They laughed at me.
  I was laughed at by them.

 

そして、この中でも、また例外がありました。
2つめのlaugh at ~ です。
これはlaugh at ~ で1つの熟語(フレーズ)を形成しているので、その熟語の後にbyをつけなくてはなりません。
同じケースが、次の例です。

They looked after her all her life.
She was looked after by them all her life.

 Look after ~
受動態はbyを用いることを基本として覚えておいて、例外に関しては、難しく考えず、
必ず慣れてくるので、あせらず覚えていきましょう。


Hideki Nishino


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