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ビジネスマンの大きな宿命…それが『勝負の世界』。「孫子」「呉子」等の兵法書という【勝つためのリアルな先人の知恵】に学ぶ…ビジネス系【心理・戦略・心得】情報誌。[付録⇒古典に学ぶビジネスマン心法]

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2008/06/02

【ビジネスマン兵法】~右手に『論語』『孟子』、左手には『孫子』『呉子』を!~

■■■『 鶏口牛後 』〜むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ〜■■■ 
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           【 ビジネスマン兵法 】     

                        第19号(平成20年6月2日)       
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    ■■■ 最近読んだ書物から…ムムムッ!を紹介 ■■■



『企業の老化現象とは何か。

 トップが現状を肯定し、
 「これでいいんだ」と思った時が、老化のはじまりである。』
             
              (伊藤肇著「帝王学ノート」PHP文庫)

 
※さらにこんなことも…


『“不連続的緊張感を自らつくり出す力”をもっている社長にひきいられる
 会社は強い。』


※思わず、ムムムッ!とくる箴言であるが、これは企業トップだけでなく、
 人生の経営者である僕たちも然りではなかろうか。

 健全明朗な向上心から滲み出る良い意味での緊張感…これは大切ですね。

  
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皆さん、こんにちは。 『 ビジ兵 』発行人 鎌田です。


先日、講演の旅先(長野県)にて諏訪湖を眺めておりましたが、諏訪湖畔といえば
武田信玄が愛した諏訪の姫(武田勝頼の母)が暮らしていた場所ですね。


信玄が眺めていた湖か…などと想像するだけでちょいとワクワクするのでした。



かつて松尾芭蕉は、東北は衣川の館跡に旅したときに源義経を死守すべく戦った
地ということで、その状況をイメージし、涙を浮かべながら、しみじみと…

   「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」 (おくのほそ道)

と、詠んだわけですが…



僕も、諏訪湖を眺めながら、愚作・駄作ながらもちょいと粋な句や詩でも…

と、いきたいところですが、

いけるわけもなく、

現代人の悲しい習性でしょうか、




ただ写メールを撮っていたのでした(笑)。



では、早速…本日のビジ兵です。


▼今回は【 なるほど系 】です。
  

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◎【 戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ 】 『孫子』

◎『 策士、策に溺れ 』てはならない。あくまでも、
 【 正を以て合い、奇を以て勝つ 】のがビジネスマン兵法。

◎兵法には、【 ちょい悪系 】と【 なるほど系 】があります。


◎(初めての読者の皆様へ)

 ⇒ 当メルマガの趣旨は最後尾に記しておりますので、
   お読みいただければ幸いです。

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■編集後記には、お口直し【 ビジネスマン心法 】がございます!


★★姉妹メルマガ 『 日用心法帳 』

  こちらもどうぞ! ⇒ http://www.mag2.com/m/0000250994.html

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       ■■■本日の兵法【なるほど系】■■■



  『 将軍の事は、静かにして以て幽く、正しくして以て治まる 』
   
   
 
(しょうぐんのことは、しずかにしてもってふかく、ただしくしてもっておさまる)

           
                              from 「孫子」



▼ 今回も「武経七書」の五つ星『孫子』より。

  
▼ 私訳すれば、


  「リーダーにとって大切なこと、

   (1)熱い情熱も重要だが、もの静かで奥行きの深い品格も重要です。

   (2)そして自身の態度が公明正大だからこそ、組織は整うのです。」



▼ 今回はリーダー論ですね。(と、言っても「最近読んだ書物から…ムムムッ!
  を紹介」のコーナーで書きましたように僕たち誰もが人生の経営者ですので、
  その意味でも、すべてのビジネスマンにとって参考になるのではないだろうか。)



▼ 【 静 】といえば、まっさきに思い浮かぶのが、三国志の諸葛孔明です。


  孔明曰く、


  『 君子の行いは静を以て身を修め…

    寧静(ねいせい)にあらずんば以て遠きを致(きわ)むるなし 』



  私訳すれば、
  
  「リーダーの行ないは、じたばたしたり、がさつに騒がしくしてはいけません。
   じたばたしていると部下は不安・不信感を抱きます。これは危険です。
   静かなる落ち着きが大切なのです。静にて身を修めるべく務めていくうちに
   リーダーとして大切な、人間の奥深さ(品格・人徳)が養われていきます。 

   …さらに、
 
   リーダーとして、どっしりとした落ち着き【 静 】を持っていることで、
   将来を冷静に眺める(分析・仮説・計画・実行)ことができるのです。」
 
  

▼ 【 正 】といえば、まっさきに思い浮かぶのが、「論語」の孔子さんです。


  孔子曰く、


  『 其(そ)の身、正しければ、令せざれども行なわれ、

    其の身、正しからざれば、令すと雖(いえ)ども従わず 』  
  
  

  私訳すれば、
  
  「 リーダーとして、言行が一致しており、ものごとに対して常に
    筋が一本しっかり通っているならば、部下はその背中を見ているので、
    信頼関係が築かれている。だから、ガミガミ何度も同じ事を言わずとも、
    一度言えば、あるいは何も言わずとも組織はしっかり動いていく。

    一方で、言ってることとやっていることが異なる(言行不一致)…
    例えば、部下には経費節約、経費節約と口すっぱく言っている本人が、
    会社の経費で高級車を乗り回している、銀座で豪遊…など。部下は
    その背中を見ているので、信頼関係にひびが入っている。だから、
    ガミガミ何度も同じ事を言ったとしても、部下はリーダーに対して
    “心のシャッター”を降ろしてしまっているので、表面だけ分かった振り
    をしている…ゆえに組織はしっかり動かない。 」



▼ このように諸葛孔明や孔子と「孫子」をリンクして眺めてみると、
  「孫子」という兵法書の面白さが増してきます。


  【 静 】にして【 正 】…


  簡単なことではありませんが、自戒の訓としたいところですね。  

  
   
※参考文献
 「孫子」(岩波文庫)   
 「論語」(岩波文庫)
 「三国志と人間学」(安岡正篤述・福村出版)

◎次回の兵法書は…まだ未定です。お楽しみに!

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 【 ビジネスマンはリアルな娑婆に生きている 】

 【 タフネス★ヘッドワーク★フットワークで駆け抜けよう! 】

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【編集後記】

■■最後までお読みいただき、ありがとうございます。
  共に多いに学びましょう!

■■お口直しに…


 【 古典に学ぶビジネスマン心法 】 


  『 君は舟なり、庶人は水なり 』 (荀子)

   
 ⇒ これまたリーダー論ですね。 
   
 ⇒ リーダーは舟である。そして、部下は水である。

 ⇒ 舟は水次第である。安定しているか、あるいは転覆してしまうか。
   すべては、水次第である。

 ⇒ 舟は水に対し、【 静 】にして【 正 】であることが大切です。


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■■同僚、部下、上司の方々へ「こんなんあるで」とご紹介ください。
  ライバル会社へは決して教えることなかれ(笑)。

 ⇒ 「ビジネスマン兵法」 http://www.mag2.com/m/0000252503.html  


■■では、また。次回、お逢いしましょう!

「 健康 」とは【 健体康心 】

 ⇒ カラダ元気! こころ元気! で、充実したビジネスライフを! 

                
                   感謝 「ビジ兵」発行人 鎌田

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■発行責任者:「ビジネスマン兵法」発行人
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【当メルマガの趣旨】

ビジネスマンに課せられた一つの宿命…それが「勝負の世界」。
ゆえに…ビジネスマンにとって、両手に「論語」「孟子」などの修己の学だけだと、
ちょいと危うい。片手には「孫子」「呉子」「六韜」「三略」「兵法三十六計」など、
【リアルな先知先哲】である「兵書」も必要である…


    【戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ】 『孫子』

         
◎ビジネスマンにとって、【正々堂々】としたビジネス活動にくわえ、
 【臨機応変力】が必要となります。

◎この臨機応変力のことを【策】(上記、孫子の「奇」)として捉え、
 現代の僕たちに様々な知恵を授けてくれるのが中国の古典【兵書】と呼ばれるもの。

◎もちろん、正々堂々としたビジネス活動にふさわしくない【兵法】もたくさんある。

◎しかし、知っていて損はないと思う…。
 (こちらが『策』を仕掛けられている場合もあるからだ。)

◎もちろん、『策士、策に溺れ』てはならない。あくまでも、
 【正を以て合い、奇を以て勝つ】のがビジネスマン兵法。


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