2008/04/21
【ビジネスマン兵法】~右手に『論語』『孟子』、左手には『孫子』『呉子』を!~
■■■『 鶏口牛後 』〜むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ〜■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ⇒⇒【古典に学ぶビジネス系『心理・戦略・心得』メールマガジン】 【 ビジネスマン兵法 】 第16号(平成20年4月21日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ 最近読んだ書物から…ムムムッ!を紹介 ■■■ 『“顧客を獲得して製品を販売し、個別の販売から収益を上げる”という古い マーケティング概念は終わりを告げ、“顧客を思いやり、顧客の求める価値を 理解して提供しながら、生涯にわたって自社を利用してもらうことが収益に つながる”という概念に進化しました。これからのビジネスは、【つながる】 ことを念頭に置いて行動することが最善の方法だと、コトラーは指摘している』 (酒井光雄著「コトラーを読む」日経文庫) ※ビジネスマーケティングの世界的大家であるフィリップ・コトラーによると、 これからの時代のビジネスキーワードは【 つながり 】だとしている。 顧客とのつながり、世の中(社会)とのつながり、パートナーとのつながり… マーケティングとは、簡単に言えば、「儲かるための仕組みづくり」といって いいと思いますが、確かに【 つながり 】ゆえに「儲かる」のであって、 【 つながり 】が薄いと、いつもいつも「儲ける」ために、あわただしく 動かなければいけない。 【 つながり 】とは、 【 儲ける 】から【 儲かる 】への大切なキーワードなのでしょうね。 ────────────────────────────────── 皆さん、こんにちは。 『 ビジ兵 』発行人 鎌田です。 昨日は、埼玉県へ講演行脚。台風の後に生じるような「風」を時々感じました。 先週末の関東は風雨による影響…大変だったと聞きました。 ゴールデンウィーク…まさに黄金週間? は、日本全国 天晴れな天気で あることを願う。 では、早速…本日のビジ兵です。 ▼今回は【 なるほど系 】です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【 戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ 】 『孫子』 ◎『 策士、策に溺れ 』てはならない。あくまでも、 【 正を以て合い、奇を以て勝つ 】のがビジネスマン兵法。 ◎兵法には、【 ちょい悪系 】と【 なるほど系 】があります。 ◎(初めての読者の皆様へ) ⇒ 当メルマガの趣旨は最後尾に記しておりますので、 お読みいただければ幸いです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■編集後記には、お口直し【 ビジネスマン心法 】がございます! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■本日の兵法【なるほど系】■■■ 『 勝兵は、先ず勝ちて而る後に戦いを求め、 敗兵は、先ず戦いて而る後に勝を求む 』 (かつへいは、まずかちて、しかるのちに、たたかいをもとめ、 やぶるるへいは、まずたたかいて、しかるのちに、かちをもとむ) from 「孫子」 ▼ 今回も「武経七書」の五つ星『孫子』の中の「形篇」より、有名な一節。 ▼ これは 【 先勝後戦 】 と言われる内容。 ▼ 私訳すれば、 「先(ま)ず勝ちてのち戦う…つまり、戦いに勝つ組織(人)は、まず勝つという 見通しをつけてから戦うので、勝つのです。 一方で、敗れる組織(人)とは、まず戦いを始めてから、さぁどないしょ? などと右往左往することが多いので…結果、敗北することが多いのです。」 ▼ 「まず始めようぜ! 後のことは、始めてから考えればええやん!」 これはよくある思考パターン。楽天家の思考と言っていいかもしれませんね。 実は、僕は典型的にこのタイプだ(笑)! なので、僕自身も独立後は、苦汁の日々が続きました。 僕自身、この思考は、嫌いじゃないのですが(と、いいますか結構好き/笑)、 たしかに苦労するケースが多い。 ▼ かつてこんなこともあった。 組織に属していた頃、ある新規事業が立ち上がった。 立ち上がったはいいのだが、新規事業を強力に展開するための特別な営業チーム が、結成されておらず、結局、営業マン全員に営業品目のひとつに新規事業の 内容を加える方針が採られた。よって、新規事業が立ち上がってから、各営業マン は、その内容を勉強する…という【 先ず戦いて而る後に勝を求む 】戦略。 「孫子」のご指摘どおり、結局、新規事業は敗北した。 ▼ 100%勝つという見通しを立てることは、実際は無理である。 しかし、【 戦う前に、勝てる道筋を構築する努力 】が、「勝ち」を引き寄せる ことは事実であろう。 昔から、 一引、二運、三力 などという言葉がありますが、 「引き寄せる」「引っ張ってもらう」…ビジネスにおいて最重要です。 いかに勝ちをスムースに「引」き寄せるかは、やはり、事前の分析・準備・投資に 左右される。 あるいは、コトラーのいう【 つながり 】の仕組み(CRM戦略等)を事前に 構築しておく…大切ですね。 ▼ 「商品は売ってから、作れ!」なんていう言葉が昔からあるぐらい、 引き寄せる土壌作り、売れる土壌作りが、大切なのだと「孫子」は語るわけです。 ファッション業界はその典型ですね。 今年の流行色、今年の水着の流行スタイル…などなど、様々な媒体を通して 情報を発信して後、発売の時期を迎える。まさに【 先勝後戦 】。 ▼ 商談、新規事業、独立…【 先勝後戦 】は大切なキーワード。 しかし、僕は相変わらず「先ず戦いて後も戦う?」【 先戦後戦? 】を 続けていくような気がする…(笑)。それもまた、良し! ▼ つくづく思うのが、「孫子」や「論語」などを読んでいると、現代のマーケティ ング手法やビジネス心理学、リーダー論、組織論、処世術、人生論などなど… 表現は違えども、内容は変わらないことが多いのにただただ驚くばかりである。 ※参考文献 「孫子」(岩波文庫) ◎次回の兵法書は…まだ未定です。お楽しみに! ────────────────────────────────── 【 ビジネスマンはリアルな娑婆に生きている 】 【 タフネス★ヘッドワーク★フットワークで駆け抜けよう! 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 ■■最後までお読みいただき、ありがとうございます。 共に多いに学びましょう! ■■お口直しに… 【 古典に学ぶビジネスマン心法 】 『 君子、豹変す 』 (易経) ⇒ 突然、コロリと態度を変えるような意味で使われてますが、そうではない。 ⇒ 世の中は、春夏秋冬の如く、変化していく。その中で、「固」はよくない。 ⇒ 「固」(変化なし)は孔子さんも、ダメだと「論語」で述べられている。 ⇒ 立派な人物(君子)とは、春夏秋冬の如く、変化(進歩・向上・脱皮) しなければならない。 ⇒ 絶えず、自己変革に精進すべし! ■■ブログ「こころ元気大作戦!」 http://cocoro-kotodama.seesaa.net/ ブログ「心中の賊を破る」 http://cocoro-activity.seesaa.net/ ■■同僚、部下、上司の方々へ「こんなんあるで」とご紹介ください。 ライバル会社へは決して教えることなかれ(笑)。 ⇒ 「ビジネスマン兵法」 http://www.mag2.com/m/0000252503.html ■■では、また。次回、お逢いしましょう! 「 健康 」とは【 健体康心 】 ⇒ カラダ元気! こころ元気! で、充実したビジネスライフを! 感謝 「ビジ兵」発行人 鎌田 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■発行責任者:「ビジネスマン兵法」発行人 ■公式サイト:http://cocoro-mag.seesaa.net/ ■姉妹メルマガ:http://www.mag2.com/m/0000250994.html ■登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000252503.html ■発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【当メルマガの趣旨】 ビジネスマンに課せられた一つの宿命…それが「勝負の世界」。 ゆえに…ビジネスマンにとって、両手に「論語」「孟子」などの修己の学だけだと、 ちょいと危うい。片手には「孫子」「呉子」「六韜」「三略」「兵法三十六計」など、 【リアルな先知先哲】である「兵書」も必要である… 【戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ】 『孫子』 ◎ビジネスマンにとって、【正々堂々】としたビジネス活動にくわえ、 【臨機応変力】が必要となります。 ◎この臨機応変力のことを【策】(上記、孫子の「奇」)として捉え、 現代の僕たちに様々な知恵を授けてくれるのが中国の古典【兵書】と呼ばれるもの。 ◎もちろん、正々堂々としたビジネス活動にふさわしくない【兵法】もたくさんある。 ◎しかし、知っていて損はないと思う…。 (こちらが『策』を仕掛けられている場合もあるからだ。) ◎もちろん、『策士、策に溺れ』てはならない。あくまでも、 【正を以て合い、奇を以て勝つ】のがビジネスマン兵法。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


