2008/04/07
【ビジネスマン兵法】~右手に『論語』『孟子』、左手には『孫子』『呉子』を!~
■■■『 鶏口牛後 』〜むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ〜■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ⇒⇒【古典に学ぶビジネス系『心理・戦略・心得』メールマガジン】 【 ビジネスマン兵法 】 第15号(平成20年4月7日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ 最近読んだ書物から…ムムムッ!を紹介 ■■■ 『あなたはいかにして自分自身の保証を手に入れるのだろうか。それには強力な パーソナルブランドを作り上げることである。(中略)一度パーソナルブランド を構築すれば、マーケティングあるいはビジネスの成長に変化が起こる。』 (ピーター・モントヤ) 「パーソナルブランディング」(ピーター・モントヤ著/東洋経済新報社)より ※パーソナルブランドがなぜ大切か…ピーター・モントヤは次のように分かりやすく 述べている。 『あなたのパーソナルブランドは、将来の顧客に対して彼らがあなたとビジネスを ともにするにあたって期待することを語りかける。これがパーソナルブランドの パワーのゆえんである。』 ※パーソナルブランドは「期待」を煥発・誘発する…「期待」あるからこそ スムーズにビジネスが展開していく…大切ですね! もちろん、「期待」に応えてこそパーソナルブランドがより強化されるのです! ────────────────────────────────── 皆さん、こんにちは。 『 ビジ兵 』発行人 鎌田です。 先週、月曜日に発行配信したメールマガジン 「日用心法帳」〜ハッピー☆ライフ大作戦!2008〜 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000250994.html の中の【小さな小さな人生論】のコーナーでこんなことを書きました。 (メルマガから↓↓) …ちょっと長くなりますが… 桜を愛でる「こころ」のゆとりを持ちながら、一方で新たにスタートする新年度に 向けて「気合充分!」「やったるで!」といきたいところですね! さて、 4月1日からは新社会人が全国各地で誕生! おめでとう! 振り返れば、僕も新しいスーツを着て、電車に乗り込み、ワクワクしながら大阪の 梅田センタービルという、当時は日本有数の最先端インテリジェントビル(古い表現 っす/笑)の中にあった会社に初出勤。 今から…17年前っす。皆さんは何年前ですか? 新入社員がたしか全国で300名以上はいたと思う。(もっといたかな?) 3ヶ月間の研修期間を終えた時… 新入社員の約1/3(僕の薄っすらとした記憶だが…)がグループ会社へ出向命令。 いきなり送別会。(T_T) バブル経済の崩壊だ。 そのまた3ヵ月後…新入社員の約1/3(僕の薄っすらとした記憶だが…)が グループ会社へ出向命令。 またまた送別会。(T_T) バブル経済崩壊の猛威だ。 まだ「リストラ」という流行語はなかった頃だ。 そのまた3ヵ月後…お察しの通り(笑)、新入社員の約1/3(僕の薄っすらとした 記憶だが…あくまで…)がグループ会社へ出向命令。 その中に僕もいた。 …思えば、新入社員ながら、ものすごい大きな渦の中にいた気がする。 僕は退職届を出した。 社会人のスタートは、たった9ヶ月で終わった。 その後、僕はまだ「フリーター」という言葉が世になかった頃、「フリーター」をして おりました(笑)。 やがて、大学院に猛勉強の結果、合格した。(メチャクチャ勉強しました!) そして、二度目の就職をひかえた1995年…阪神大震災。 神戸市で暮らしていた僕は、思うところあり、就職を断り、日雇いの肉体労働を半年 以上続けていた。 そしてようやく就職。勤務先は東京。 ようやく安定したサラリーマン生活が始まった。 新しいスーツを着て、電車に乗り込み、ワクワクしながら社会人デビューしたあの日 から、再デビューするまでに、4年近くたっていた。 桜を愛でながらそんなことを思い出した。 嗚呼、人生とはおもろいもんですなぁ.。o○ 思うに、社会人デビューが順風・順境であれば、現在の講演稼業に勤しむ「こころ元気 配達人」は誕生していなかったと思う。 そう思うと、ますます 嗚呼、人生とはおもろいもんですなぁ.。o○ 【 すべてのことには意味がある 】 と、思える今日この頃でございます! (メルマガここまで↑↑) … 長くてホント、スイマセンでした <(_ _)> 別に愚痴っている訳ではなく(笑)、言いたかったことは… 「人生、山あり谷あり」 「仕事もまた、山あり谷あり」 ということ。 上述したように、《すべてのことには必ず意味があります。》 つまり、《人生の貴重な糧》なのだ。 新社会人の皆さんは、これから様々な「谷」を経験するでしょう。 仕事とはそういうもの…。そして、「谷」で人は磨かれます! ※読者大兄の皆様は、「その通りっ!」と合いの手を打っていただいていると 思います! (ちょいと、僕の場合、いきなり特異な強烈な谷でしたが…笑) だからこそ、「谷」もまた「糧」なのだ! という気持ちで、「谷」でへこたれず、 「山」を見据え、一歩一歩前進してほしい…“ガッツ”というハートが大切なのです。 まもなく「不惑」を迎える“おっさん”の 【新社会人の方々へ向けたエール!】… 「小さな小さな人生論」でした。 僕も“おっさん”ガッツで一歩一歩前進していきます。大いなる山を見据えて…。 ※ちょっと、長すぎましたね。 反省 … 早速いきましょう! ▼今回は【 ちょい悪系 】です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎【 戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ 】 『孫子』 ◎『 策士、策に溺れ 』てはならない。あくまでも、 【 正を以て合い、奇を以て勝つ 】のがビジネスマン兵法。 ◎兵法には、【 ちょい悪系 】と【 なるほど系 】があります。 ◎(初めての読者の皆様へ) ⇒ 当メルマガの趣旨は最後尾に記しておりますので、 お読みいただければ幸いです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■編集後記には、お口直し【 ビジネスマン心法 】がございます! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■本日の兵法【ちょい悪系】■■■ 『 始めは処女の如く…後は脱兎の如く… 』 (はじめは、しょじょのごとく…あとは、だっとのごとく…) from 「孫子」 ▼ 「武経七書」の五つ星『孫子』の中の「九地篇」より、有名な一節。 ▼ 前後の文も書きますと、 『始めは処女の如くにして、敵人、戸を開き、後は脱兎の如くにして、敵、 拒(ふせ)ぐに及ばず』 とあります。 ▼ 私訳すれば… 「始めは麗しき乙女のように相手に接することで、相手がこちらを信用し、 油断する。そうした相手の心理状態を逆手にとって、相手に奇襲をかける。 相手は、油断しているため、突然の攻撃に防ぎようがない。」 ▼ 麗しき乙女が、豹変し攻撃してくる…たまったもんじゃありません(笑) ▼ 例えば、これはいわゆる「交渉術」における【YES−BUT法】のことですね。 「ちょっと、高いねぇ〜」 「…そうですね。実は、僕もそう思います…」【YES】 「そうだろ、君もそう思うだろ!」 「はい…さすが、部長!勉強になります。ありがとうございます。」【YES】 「いやいや…僕も色々見てきたからねぇ〜」 「さすがですねぇ〜。今後も色々ご指導願います!」【YES】 「ハッハッハ…」 「でも【BUT】、部長!これは若者たちの間では大人気で、うちも生産が おっつかないほどなんですよ!他社からもどんどん発注依頼が来てましてね… 少々高くても売ってくれという状態なんですよ。部長さんのところはどうされ ます?」 いったん相手の言葉を受け入れた後に、反論・説得する術ですね。 が、 ビジネスは、孫子の頃のように命を賭ける戦ではないので、 部長さんは【BUT】ときた時点で不快指数が上昇する可能性が高まります。 そこで、 ▼ 現在の交渉におけるコミュニケーション・スキルにおいては 【WIN−WIN】の関係を構築すべく 【YES−AND法】が大切とされています。 「ちょっと、高いねぇ〜」 「…そうですね。実は、僕もそう思います…」【YES】 「そうだろ、君もそう思うだろ!」 「はい…さすが、部長!勉強になります。ありがとうございます。」【YES】 「いやいや…僕も色々見てきたからねぇ〜」 「さすがですねぇ〜。今後も色々ご指導願います!」【YES】 「ハッハッハ…」 「だからこそ【AND】、部長!いつも色々教えていただける部長さんだから こそお勧めしたいんです!今、若者たちの間で大人気なんです。というのは この機能が若者たちにうけたんですよ。この機能はどうしても高性能なので コストがかかるんです。この機能を搭載してるのはこの商品だけですから。 少々高めですが、絶対にお得ですよ。」 ▼ 【WIN−WIN】の関係を構築するための 【YES−AND法】とは、言い換えれば… 『始めは処女の如く…後も処女の如く…』 となりますね。(笑) これは、コミュニケーション・スキルで最近よく聞く 【アサーション】 というやつですね。 つまり、WIN−WINですから、 【自分も相手も大切にしながら、上手に自分の考えを相手に伝えること】 ▼ 孫子の時代は【WIN−WIN】は存在しない。ゆえに… 『始めは処女の如く…後は脱兎の如く…』 である。 一方、現代のビジネスシーンでは【WIN−WIN】が大切なキーワード。 ライフタイムバリュー(LTV/顧客価値)・顧客満足(CS)・ブランド ロイヤルティなどなど…「利益を継続的に生み出すための仕組みの構築」こそ、 ビジネスの重要な課題だからだ。 ゆえに… 『始めは処女の如く…後も処女の如く…』 となりますね。(笑) ▼ ただ、人間は感情の動物。 例えば、理不尽な言動・態度に、自尊心を深く傷つけられてまで… 「処女の如く」ふるまう必要もあるまい。 そんな時こそ、「孫子」で行こう! ※参考文献 「孫子」(岩波文庫) ◎次回の兵法書は…まだ未定です。お楽しみに! ────────────────────────────────── 【 ビジネスマンはリアルな娑婆に生きている 】 【 タフネス★ヘッドワーク★フットワークで駆け抜けよう! 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 ■■最後までお読みいただき、ありがとうございます。 共に多いに学びましょう! ■■お口直しに… 【 古典に学ぶビジネスマン心法 】 『 人生は朝露の如し 』 (漢書) ⇒ 人生とは朝露のごとく、短く、はかない…まさに東洋思想の真骨頂です。 ⇒ 人生二度なし。ゆえに… ⇒ 今を大切に…そして、良き足跡を残していきましょう! ■■同僚、部下、上司の方々へ「こんなんあるで」とご紹介ください。 ライバル会社へは決して教えることなかれ(笑)。 ⇒ 「ビジネスマン兵法」 http://www.mag2.com/m/0000252503.html ■■では、また。次回、お逢いしましょう! 「 健康 」とは【 健体康心 】 ⇒ カラダ元気! こころ元気! で、充実したビジネスライフを! 感謝 「ビジ兵」発行人 鎌田 敏 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■発行責任者:「ビジネスマン兵法」発行人 ■公式サイト:http://cocoro-mag.seesaa.net/ ■姉妹メルマガ:http://www.mag2.com/m/0000250994.html ■登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000252503.html ■発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【当メルマガの趣旨】 ビジネスマンに課せられた一つの宿命…それが「勝負の世界」。 ゆえに…ビジネスマンにとって、両手に「論語」「孟子」などの修己の学だけだと、 ちょいと危うい。片手には「孫子」「呉子」「六韜」「三略」「兵法三十六計」など、 【リアルな先知先哲】である「兵書」も必要である… 【戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ】 『孫子』 ◎ビジネスマンにとって、【正々堂々】としたビジネス活動にくわえ、 【臨機応変力】が必要となります。 ◎この臨機応変力のことを【策】(上記、孫子の「奇」)として捉え、 現代の僕たちに様々な知恵を授けてくれるのが中国の古典【兵書】と呼ばれるもの。 ◎もちろん、正々堂々としたビジネス活動にふさわしくない【兵法】もたくさんある。 ◎しかし、知っていて損はないと思う…。 (こちらが『策』を仕掛けられている場合もあるからだ。) ◎もちろん、『策士、策に溺れ』てはならない。あくまでも、 【正を以て合い、奇を以て勝つ】のがビジネスマン兵法。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


