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2009/11/29

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】共感豊かなセルのドヴォルザーク

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2009/11/29

           発行部数592部(まぐまぐ171部 独自配信421部)
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■共感豊かなセルのドヴォルザーク


セルの傑作であり、ドヴォルザークを愛していた指揮者らしく、セルとしては
類例がないほどのびやかな表情で、共感豊かな演奏を聴かせる。


民族的な旋律はその性格を保ちながら美しく磨かれており、独自の整頓された
アンサンブルが精緻な表現をつくっている。


まさにこれらの曲の規範ともいうべき名演である。


「モルダウ」もこの曲では1,2を争う名演。抒情的な表情の美しさが光って
いる。


「新世界」はいかにもセルらしく虚飾のない表現である。


端正で清潔で、しかも直截な表情の中に豊かな感興が示され、メロディも歌う
べきところは存分に歌っている。


セルにしては珍しくルバートを多用しているのも、曲に対する共感の深さを物
語っている。


両端楽章での構築力の強さと劇性の明快な整理も特筆すべきもの。


「スラヴ舞曲」の演奏を聴くと、セルがいかにドヴォルザークの音楽を大切に
していたかがよくわかる。


どの曲も、民族の血の躍動するよう熱っぽい演奏で、特に第1,8番のような
激しい情熱をもった曲にそれがはっきりうかがわれる。


また第2,13番では緩急の起伏を大きくとり、設計の巧みな演奏を行ってい
る。


クリーヴランド管弦楽団の技術も実に優秀だ。 


お求めはamazonで
http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50927978.html



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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
 発行人: 和田 大貴
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